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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への見直しの動きが意識されやすい~

2021/5/21 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への見直しの動きが意識されやすい~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテク株への見直しの動きが意識されやすい ■東北新社、21/3営業利益19.4%減 23.99億円、22/3予想19.4%増 28.65億円 ■前場の注目材料:大和ハウス、ビル鋼管柱をロボが溶接、現場効率化 ■ハイテク株への見直しの動きが意識されやすい 21日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうである。20日の米国市場ではNYダウが188ドル高だった。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミックによる経済封鎖が始まった昨年3月以来で最小水準に改善したため、景気回復期待を受けた買いが再燃。長期金利の低下も材料視されたほか、イスラエルとハマス当局が停戦で合意したとの報道で、地政学的リスクの後退も好感材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の28230円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まろう。ハイテク株の強い値動きによりSOX指数は上昇しており、構成銘柄すべて堅調だった。VIX指数は20.67に低下しており、リスク選好のなか、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を押し上げる形になろう。ただし、昨日の東証1部の売買高は約1か月ぶりに10億株を下回るなど、市場参加者は限られている。そのため先物主導による売買に大きく振らされやすい需給状況であるため、買い一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。 とはいえ、週末要因から積極的な売買は手控えられ、上値追いは慎重となりそうではあるが、28000円を割り込む局面においては下値を拾う動きが見られており、押し目買い意欲は強そうである。日経平均は5月13日につけた安値をボトムに足元ではリバウンド基調を続けていることもあり、5日線が位置する28090円辺りでの底堅さを見せておきたいところであろう。 物色の流れとしてはハイテク株への見直しの動きが意識されやすい。米国ではアプライドマテリアルズが決算評価から4.0%を超える上昇を見せている。昨日は東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が日経平均のけん引役となったが、東エレクは調整が続くなかで、75日線での攻防からの上昇であった。バリューへのシフトが意識されるなかでハイテク株などは利食いに押されていた銘柄も多いとみられ、値ごろ感からの押し目拾いの動きに向かうかが注目される。その他、ナスダックの強い値動きにより、マザーズなど中小型株への物色も意識されそうだ。 ■東北新社、21/3営業利益19.4%減 23.99億円、22/3予想19.4%増 28.65億円 東北新社<2329>が発表した2021年3月期業績は、営業利益が前期比19.4%減の23.99億円だった。広告プロダクション部門において3月の受注状況、メディア部門における経費節減効果が予想を上回り前日に上方修正しており、これに沿った着地。22年3月期は19.4%増の28.65億円を見込んでおり、コンセンサスを上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28098.25、+53.80) ・NYダウは上昇(34084.15、+188.11) ・ナスダック総合指数は上昇(13535.74、+236.00) ・シカゴ日経225先物は上昇(28230、大阪比+140) ・SOX指数は上昇(3066.11、+78.84) ・VIX指数は低下(20.67、-1.51) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・大和ハウス<1925>ビル鋼管柱をロボが溶接、現場効率化 ・NTT<9432>スカパーと提携、宇宙空間ICT基盤構築 ・川重<7012>関空に自動PCR装置、陰性証明書を迅速取得 ・川重<7012>日立造船とシールドマシン事業を統合 ・三菱電機<6503>遠隔地勤務制度を試験導入、対象者3万人 ・マツダ<7261>30年EV比率25%に ・パナソニック<6752>印工場を一部稼働 ・IHI<7013>IHIなど、アンモニアの製造・輸出、豪州で覚書 ・デンソー<6902>空調配管の生産体制増強、クリーンルーム設置 ・トヨタ紡織<3116>運転シミュレーター導入、車室空間開発に活用 ・フタバ産業<7241>新中計、営業利益率23年度3.5%、事業領域を拡大 ・日立建機<6305>物材機構とX線回折法、歯車の再利用可否判定 ・航空電子<6807>静電タッチパネルを来年量産化、車載向け反射率3分の1 ・三井化学<4183>エチレン生産設備でバイオマスナフサ利用、国内初 ・参天薬<4536>新中計、中国新工場など設備投資1000億円 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.2%、3月:-0.1%) <海外> ・10:30 豪・4月小売売上高速報値(前月比予想:+0.5%、3月:+1.3%) 《ST》
関連銘柄 17件
1925 東証プライム
4,107
5/15 15:00
-58(%)
時価総額 2,736,613百万円
住宅メーカー最大手。分譲住宅や分譲マンション、賃貸が主力事業。商業施設や物流施設、医療施設等も手がける。今期3Q累計は開発物件の売却が順調に進捗した。米国住宅をはじめとする海外事業は計画を超えて推移した。 記:2024/02/10
2329 東証スタンダード
1,157
5/15 15:00
-35(%)
時価総額 54,072百万円
映像制作会社。CMやプロモーション等の広告、テレビ番組やコンテンツ、劇場映画の制作、BSやCSチャンネルの運営等も行う。プロパティは伸び悩む。24.3期3Qは広告プロダクションが増収。CM制作部門が堅調。 記:2024/02/23
3116 東証プライム
2,268.5
5/15 15:00
+5.5(%)
時価総額 425,720百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
4183 東証プライム
4,715
5/15 15:00
+261(%)
時価総額 965,462百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4536 東証プライム
1,607
5/15 15:00
-5.5(%)
時価総額 643,938百万円
医療用眼科薬で国内トップ。市販用は目薬「サンテ」で有名。24.3期3Q累計は国内の市販用薬が伸長。医療用は中国回復。欧州・アジアの緑内障薬も好調。販管費・開発費減少も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
6305 東証プライム
4,513
5/15 15:00
+18(%)
時価総額 970,814百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6503 東証プライム
2,799.5
5/15 15:00
+17(%)
時価総額 6,011,092百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
1,345.5
5/15 15:00
-1(%)
時価総額 3,301,934百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6807 東証プライム
2,424
5/15 15:00
-20(%)
時価総額 223,742百万円
大手コネクタメーカー。スマホや自動車向けコネクタに強み。車載用静電タッチパネル、航空機用ジャイロセンサ、油田掘削用センサも事業領域。内製能力の高さが強み。工場稼働低下の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/30
6857 東証プライム
5,358
5/15 15:00
+98(%)
時価総額 4,105,134百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,640
5/15 15:00
+81.5(%)
時価総額 8,320,699百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7012 東証プライム
5,663
5/15 15:00
-38(%)
時価総額 950,942百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7013 東証プライム
4,075
5/15 15:00
+144(%)
時価総額 630,321百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7241 東証プライム
896
5/15 15:00
-41(%)
時価総額 80,265百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。マフラーやボデー部品に強み。売上高の77%がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は客先の生産回復が追い風。値上げや生産合理化の効果も出て増収増益に。配当性向は30%目安。 記:2024/04/09
7261 東証プライム
1,636
5/15 15:00
-8(%)
時価総額 1,033,631百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,230
5/15 15:00
+640(%)
時価総額 16,615,631百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
156.7
5/15 15:00
-2.8(%)
時価総額 14,189,235百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14