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新興市場見通し:12月IPOのBB進行中、中小型テーマ株などで循環物色

2020/12/5 14:28 FISCO
*14:28JST 新興市場見通し:12月IPOのBB進行中、中小型テーマ株などで循環物色 今週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数も週間でプラスとなったものの、週末にかけて伸び悩む格好となった。週前半はマザーズ指数が三角もち合いを上放れるような動きを見せ、主力グロース(成長)株の一角に高値警戒感が出てきたこともあり、新興株に投資資金が向かった。しかし、週後半になるとその勢いは鈍り、新型コロナウイルスワクチンへの期待を背景とした景気敏感株への物色シフトも重なり、売りに押される展開となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.4%であったのに対して、マザーズ指数は+0.9%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。マザーズ指数は1200pt台に位置する25日移動平均線近辺で今週の取引を終えている。 個別では、マザーズ時価総額上位のフリー<4478>が週間で8.1%高、AI inside<4488>が同8.5%高、マネーフォワード<3994>が同7.5%高と堅調。AI insideはショーケース<3909>との資本業務提携を発表している。売買代金上位では東京海上HD<8766>との資本業務提携を発表したケアネット<2150>、調整一巡感のあったニューラルポケット<4056>などの上昇が目立った。また、エヌ・ピー・シー<6255>は環境関連との位置付けから賑わい、週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、メルカリ<4385>は同3.4%安、BASE<4477>は同6.9%安と軟調で、アイリッジ<3917>は利益確定売りがかさんで下落率トップとなった。ジャスダック主力はハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同1.7%安、日本マクドナルドHD<2702>が同1.4%安となるなど全般軟調。ワークマン<7564>は11月既存店売上高の伸び鈍化がネガティブ視され、同8.8%安となった。ただ、売買代金上位ではフェローテックHD<6890>などの上昇が目立ち、不二精機<6400>はワクチン普及に絡んだ思惑から週間のジャスダック上昇率トップ。一方、直近上場のMITHD<4016>やジオコード<7357>などが下落率上位に顔を出した。 来週の新興市場でも、マザーズ指数は一進一退の展開となりそうだ。短期の値幅取りを狙った個人投資家の物色は活発で、循環的な物色が株式相場全体を下支えしている。国内外での新型コロナウイルス感染拡大や政府のデジタル化推進などにより、引き続きIT関連の新興株にも物色の矛先が向かう場面は出てくるだろう。ただ、これまでも述べたとおり、12月IPOのブックビルディング(BB)が本格化しており、本格的な需給好転は期待しづらい。 ジャスダックではフェローテックなどの半導体関連株や環境関連株が賑わっているが、引き続き値動きの軽い中小型テーマ株を中心に物色が向かいそうだ。また、来週は12月9日にステムリム<4599>、アースインフィニティ<7692>、11日にモルフォ<3653>、SKIYAKI<3995>、スマレジ<4431>、サンバイオ<4592>などが決算発表を予定している。クラウドPOSレジのスマレジは直近、一部証券会社の強気の投資判断を支援材料に高値更新する場面があり、期待どおりの決算内容か注目される。 IPO関連では、資産運用支援のウェルスナビ<7342>などが来週からBB期間に入る。ここまでのBBは銘柄ごとに濃淡があるとはいえ、個人の投資意欲の強さを背景に、全般に需要堅調という印象。新興株人気の一服感とは裏腹に、12月IPOは盛り上がりを見せてくるかもしれない。 《FA》
関連銘柄 24件
2150 東証プライム
560
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-27(%)
時価総額 26,248百万円
医師向け医療情報専門サイトを通じて製薬会社の営業を支援。医師向け教育番組の制作・配信も。24.12期は過去最高売上を計画も専門性の高い医薬品に対応した新規事業の開発投資や人材投資を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/12
6,880
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時価総額 914,765百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
3653 東証グロース
1,700
4/19 15:00
-68(%)
時価総額 9,204百万円
画像処理技術を用いたソフトウェア開発会社。スマホ向け中心に、車載、IoT、医療へのソフトウェア開発等を行う。ロイヤリティ収入は伸長。スマホ・PC向けのロイヤリティが伸びる。23.10期通期は2桁増収。 記:2024/01/28
3909 東証スタンダード
302
4/19 15:00
-17(%)
時価総額 2,588百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。DXクラウド事業は堅調。23.12期通期は2桁増収。24.12期は黒字転換計画。 記:2024/02/23
3917 東証グロース
497
4/19 15:00
-17(%)
時価総額 3,494百万円
スマホアプリの開発・運営支援を通じて実店舗の集客・販促を支援。24.3期3Q累計はデジタルマーケ関連が堅調。だが開発案件遅延に伴う原価増が発生。新製品の先行費用も利益の重石に。2月にJR西日本と業務提携。 記:2024/03/12
3994 東証プライム
5,123
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-92(%)
時価総額 275,525百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
3995 東証グロース
360
3/27 15:00
+16(%)
時価総額 3,882百万円
クリエイターとファンをつなぐプラットフォームサービスを手掛ける。「Bitfan Pro」と「Bitfan」が中核。FCサービスは売上堅調。サービス数、有料会員数の増加が寄与。24.1期3Qは大幅増益。 記:2024/01/28
4016 東証スタンダード
701
4/19 15:00
-19(%)
時価総額 1,476百万円
独立系システムインテグレーター。社会インフラ系基幹システム開発やネットワーク基盤構築が主力。公共と金融に強み。デジタルマーケティングは増収。23.11期通期は増収、最終増益。24.11期は大幅増益計画。 記:2024/01/28
4056 東証グロース
959
4/19 15:00
-28(%)
時価総額 13,842百万円
AIカメラ内蔵の独自AI広告サイネージを開発・販売。AI活用の駐車場管理システム等も。ソニーと業務資本提携。デジソリューションサービスは売上堅調。23.12期3Qは2桁増収。損益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/15
4385 東証プライム
1,730.5
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時価総額 278,387百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4431 東証グロース
2,137
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-97(%)
時価総額 41,956百万円
POSシステム会社。クラウドサービス「スマレジ」を提供。スマレジの登録店舗数は13万6388店舗。サブスク売上比率は5割超。有料プラン店舗数は増加。24.4期2Qは増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2023/12/26
4477 東証グロース
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時価総額 29,565百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,649
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-75(%)
時価総額 150,667百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4488 東証グロース
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時価総額 24,468百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。OEM提供も。「DX Suite」利用ライセンスは増加。リカーリング型モデルは売上堅調。特別損失のはく落等により、24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/13
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時価総額 29,030百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発する。SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムは24年3月の承認取得目指す。研究開発費減少。24.1期3Qは営業損益改善。 記:2023/12/26
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425
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-14(%)
時価総額 25,311百万円
バイオベンチャー。大阪大学発。組織修復能力を最大限に引き出して組織や臓器の再生を誘導する再生誘導医薬を研究開発する。レダセムチドは新規臨床試験の開始に向けた研究開発が進捗。24.7期1Qは損益改善。 記:2023/12/26
6255 東証グロース
966
4/19 15:00
-40(%)
時価総額 21,302百万円
太陽電池製造装置メーカー。FA装置やパネル解体装置も。24.8期1Qは部品販売が好調で黒字に。得意先の米国ファーストソーラー向け案件は2Qと4Qに売上計上へ。人件費増をこなして通期増収増益・増配を見込む。 記:2024/02/08
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時価総額 359,255百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6400 東証スタンダード
310
4/19 15:00
-4(%)
時価総額 2,807百万円
自動車用精密成形品が柱。精密金型は医療機器用・食品関連に強み。24.12期は自動車生産回復を追い風に成形品、金型の増販を想定。だが将来を睨んだEV関連新製品の開発投資に伴う費用増を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/11
2,770
4/19 15:00
-134(%)
時価総額 130,027百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7357 東証スタンダード
616
4/19 14:15
+6(%)
時価総額 1,624百万円
Web広告サービス会社。Webマーケティング事業が柱。中堅・中小企業がメインターゲット。クラウド型営業支援ツールも手掛け、上場企業などとの業務連携・協業を推進。外注費増加もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/23
7564 東証スタンダード
3,840
4/19 15:00
-85(%)
時価総額 314,292百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7692 東証スタンダード
92
4/19 15:00
-5(%)
時価総額 10,132百万円
新電力会社。中小企業や一般家庭向け中心に電力やガスを提供。電子機器の提供等も手掛ける。電気契約件数は4万835件。ガス契約件数は6393件。エネルギー事業は伸び悩む。24.7期1Qは電子機器事業が増収。 記:2024/01/16
4,638
4/19 15:00
-34(%)
時価総額 9,461,520百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02