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新興市場見通し:マザーズ逆行安、ギフティなどIPOの盛り上がりに期待

2019/9/14 15:52 FISCO
*15:52JST 新興市場見通し:マザーズ逆行安、ギフティなどIPOの盛り上がりに期待 先週の新興市場では、日経平均の大幅上昇に日経ジャスダック平均も連れ高となる一方、マザーズ指数は逆行安となった。米中協議の進展への期待などから米長期金利の上昇とともに円安が進み、日経平均は週末にかけておよそ4カ月ぶりに22000円台を回復する場面があった。しかし、金利上昇に伴い金融株を中心としたバリュー株(割安株)への資金シフトが見られ、グロース株(成長株)中心のマザーズは引き続き低調に推移した。なお、週間の騰落率は、日経平均が+3.7%であったのに対して、マザーズ指数は-0.9%、日経ジャスダック平均は+1.0%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で3.4%高、ミクシィ<2121>が同1.1%高となる一方、サンバイオ<4592>が同1.3%安、そーせいグループ<4565>が同4.7%安となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった。直近IPO銘柄のSansan<4443>は同12.3%安と下げが目立った。決算を受けて大きく売られる銘柄も散見され、Link-U<4446>やGA technologies<3491>、HEROZ<4382>が週間のマザーズ下落率上位に並んだ。一方、バンク・オブ・イノベーション<4393>は活況となり、sMedio<3913>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同3.9%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同1.2%高、セリア<2782>が同3.2%高と堅調だった。売買代金上位ではUTグループ<2146>がリバウンドを見せ、クラスターテクノロジー<4240>やアイビー化粧品<4918>が週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。反面、ラクオリア創薬<4579>は新薬の治験結果と業績修正を発表して急落し、ニックス<4243>などと下落率上位に並んだ。セプテーニ・HD<4293>なども軟調だった。IPOではピー・ビーシステムズ<4447>が福証Q-Boardへ新規上場し、公開価格を4割ほど上回る初値を付けた。およそ1カ月ぶりのIPOだった。 今週の新興市場は、連休の合間で引き続き売買の盛り上がりが期待しづらい。日米の金融政策決定会合が予定されており、これらの結果を受けた主力大型株の動向に市場の関心が向かいやすいとも考えられる。ただ、日経平均が節目の22000円台回復で上げ一服となれば、出遅れ感のあるマザーズ銘柄に物色が向かう可能性もある。マザーズでは比較的注目度の高いIPOがあり、物色の柱となることが期待される。 先週末発表の決算では、今期2ケタ増益見通しのSYSHD<3988>やバルニバービ<3418>がポジティブ視されているようだ。9月20日にはラグビーワールドカップ日本大会が始まり、ABホテル<6565>などの宿泊・飲食関連、アール・エス・シー<4664>や共栄セキュリティーサービス<7058>などの警備関連が関心を集める可能性がある。ヤフー<4689>によるZOZO<3092>買収に絡み、ロコンド<3558>などのファッションEC関連にも注目したい。 IPO関連では、9月19日にアミファ<7800>がジャスダックへ、サイバー・バズ<7069>がマザーズへ、20日にギフティ<4449>がマザーズへそれぞれ新規上場する。インフルエンサーサービスのサイバー・バズは初値期待が高まっているようだ。eギフトサービスのギフティは公開規模がマザーズ上場案件としては大きいが、事業内容の目新しさと業績成長率の高さで投資家の関心を集めている。 《HK》
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SNS老舗。スマホ向けゲーム「モンスターストライク」が収益柱。国内最大の競馬サイト「netkeiba.com」等の運営も。デジタルエンターテインメント事業は足踏み。特損減少。24.3期2Qは2桁最終増益。 記:2024/01/08
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3092 東証プライム
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3418 東証グロース
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時価総額 12,995百万円
レストランやカフェ、スイーツ店を運営。独自業態や海外とのライセンスも手掛ける。店舗ごとの個性を活かした運営に特徴。グループ運営店舗数は96店舗。バッドロケーション部門は売上堅調。24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/27
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3558 東証グロース
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靴・衣料品通販サイト「ロコンド」を運営。靴の品揃えに強み。ECサイト支援サービス、リーボック事業等も手掛ける。ECモール事業は伸び悩むが、プラットフォーム事業は売上伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/03
3913 東証グロース
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4243 東証スタンダード
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4293 東証スタンダード
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4385 東証プライム
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4443 東証プライム
1,401
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+21(%)
時価総額 175,153百万円
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4446 東証プライム
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4447 東証グロース
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4449 東証プライム
1,264
4/18 15:00
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時価総額 36,441百万円
各種eギフトサービスの企画開発、運営等を手掛ける。法人向けが主力。地域通貨サービス等も。gifteeサービスの会員数は214万人。法人向けは大型案件受注で売上伸長。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4565 東証プライム
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4/18 15:00
+48(%)
時価総額 123,786百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
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4664 東証スタンダード
700
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+5(%)
時価総額 2,058百万円
建物総合管理会社。警備を主に清掃や設備管理なども。人材派遣を育成中。AI警備システムの実証実験を開始。建物総合管理サービス事業は好調。清掃部門では巡回清掃業務が拡大。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/22
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349
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時価総額 2,663,275百万円
ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
4918 東証スタンダード
433
4/18 15:00
-2(%)
時価総額 2,210百万円
高級スキンケア中心の化粧品メーカー。美容補助商品や化粧雑貨品も手掛け、AI画像認識活用の肌解析システムを導入。育毛剤「薬用スカルプケアステムシグナル」がヒット。アイビーアトラクティ好調で、3Q累計は増収。 記:2024/03/29
3,850
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+40(%)
時価総額 370,813百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6565 東証スタンダード
1,768
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+53(%)
時価総額 25,063百万円
ホテル運営会社。愛知県を中心に、全国でビジネスホテル「ABホテル」を34店舗展開。三河安城で大型パーキングも運営。各都道府県が実施している旅行割引キャンペーンに積極参加。稼働率向上し、中間期は利益急伸。 記:2023/12/23
7058 東証スタンダード
2,977
4/18 13:03
+67(%)
時価総額 4,486百万円
警備中堅。常駐施設警備を軸にイベント警備なども。同業のM&Aに前向き。セコムと業務・資本提携。臨時警備は足踏みだが、ストック型案件は増加。重要防護施設などの施設警備の受注が寄与。24.3期2Qは2桁増収。 記:2024/01/09
7069 東証グロース
3,080
4/18 15:00
+60(%)
時価総額 12,064百万円
マーケティングサービス会社。インフルエンサーサービスやインターネット広告、SNSアカウント運用代行等のサービスを広告主や広告代理店の提供する。今期1QはインフルエンサーサービスとSNS広告販売が伸長した。 記:2024/03/10
7564 東証スタンダード
3,925
4/18 15:00
-15(%)
時価総額 321,249百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19
7800 東証スタンダード
642
4/18 13:12
+1(%)
時価総額 2,077百万円
百均向けライフスタイル雑貨を企画・卸。デザイン性に強み。クリスマスなどイベント関連商品は販売数が増加。ワンプライス商品、プチプライス商品ともに売上好調。23.9期通期は大幅増収。24.9期は増収増益計画。 記:2024/01/27