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味の素、カナデン、ラクーンHDなど

2023/3/1 15:20 FISCO
<2802> 味の素 4392 +374急伸。前日に中期経営計画を発表している。数値目標として、2030年度までの事業利益の年平均成長率10%(2025年度までは15%以上)、2030年度ROE20%などを掲げている。また、EPSは2022年度対比で約3倍の水準を目指すともしている。非常にアグレッシブな計画として評価が高まる展開のようだ。EPS目標からは相応の自社株買いが期待できるとの見方にもなっている。 <4613> 関ペイント 1760 -66大幅反落。2279万400株の売出、並びに、341万8500株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。売出人はトヨタや大同生命など主要株主の5社となる。売出株は最大で、自己株式を除いた発行済み株式数の11.2%の水準となる。発行済み株式数の3.5%に当たる820万株、120億円を上限とする自社株買いの実施も同時に発表しているが、目先の需給悪化を警戒する動きが優勢になっている。 <3391> ツルハHD 8960 -630大幅反落。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比0.6%減となり、5カ月ぶりのマイナスに転じている。客単価が同1.8%上昇したものの、客数が同2.4%減少した。食品以外のカテゴリーが伸び悩んだもよう。ここ3カ月程度は5%前後のプラス成長であった。コロナ感染落ち着きによる影響懸念はあったが、早々と顕在化する形と捉えられている。 <4186> 東応化 7450 +260大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も7920円から8900円に引き上げている。23年12月期下期以降の半導体サイクルの改善を考慮すると、投資妙味は大きいと評価している。ArFやEUVレジストの世界シェア上昇、国内新工場向け高純度化学薬品の売上増ペースの加速の可能性が高まっているなどと判断しているようだ。 <4373> シンプレクスHD 2380 +99大幅続伸。前日に23年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の67.8億円から74.6億円、前期比17.3%増にまで上方修正。第3四半期累計では同4.2%増であった。生損保一体型基幹ソリューションの大型案件が進行中の保険ソリューション、創設2年目のXspear Consultingを主体とする戦略/DX コンサルティングの業績が極めて順調に推移しているもよう。 <8081> カナデン 1250 +113急伸。自己株式の取得実施を前日に発表している。本日の立会外取引において、発行済み株式数の9.65%に当たる250万株を、1株1137円で取得する。三菱電機が主な売却先となるもよう。機動的な資本政策の遂行及び株主還元の拡充を図ることを取得目的としている。需給妙味にはつながらないが、1株当たりの価値は向上する形に。なお、500万株を上限とする自己株式の消却も行うとしている。 <3031> ラクーンHD 998 -90大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は8.9億円で前年同期比7.0%増となったが、11-1月期は2.8億円で同13.6%減と減益に転じる形になっている。EC事業における広告宣伝費・販売促進費の増加などが重しとなったようだ。通期計画13億円、前期比15.4%増は据え置いているものの、進捗率の低下をネガティブ視する動きが優勢になっている。 <3160> 大光 619 -52大幅反落。120万株の公募増資、35万株の売出、並びに、23万2500株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。発行済み株式は最大で10.6%の増加となる。株式価値の希薄化、並びに、目先の需給悪化を警戒する動きが優勢に。調達資金はアミカ事業の拡充に充当する予定。同時に23年5月期の業績上方修正を発表したが、上半期までの状況から上振れは想定されていたため、下支えにはつながらず。 <7271> 安永 786 +100ストップ高比例配分。同社のワイヤソーが、次世代のパワー半導体向け新材料である酸化ガリウム向け加工設備として、ノベルクリスタルテクノロジーに採用されたと発表している。酸化ガリウムは、炭化ケイ素や窒化ガリウムなどと比べても、結晶の成長速度が速く、エネルギーやコストの大幅な削減が見込まれるものとしている。実績の積み上げによる今後の成長市場への展開が期待される展開に。 <7670> オーウエル 783 +100ストップ高比例配分。前日は後場から急伸してストップ高、本日も一段の上値追いとなった。独自の「塗膜形成技術」を活用したリブレット技術が、航空機の飛行実証実験において良好な結果を得られたとの発表が材料視された。JAL、JAXA、ニコンらとともに、リブレット施工の航空機による飛行実証試験を進めているが、同社の施工方法による機体で1500時間の飛行時間が経過し、十分な耐久性を有することが確認された。 《ST》
関連銘柄 10件
2802 東証プライム
5,514
4/18 15:00
+1(%)
時価総額 2,960,996百万円
調味料国内最大手。うまみ調味料やコンソメでシェア8割超。スープや合わせ調味料でも3割強のシェア。冷凍食品や医薬品も手掛け、半導体パッケージ用層間絶縁材料「ABF」を育成。3Q累計売上高は過去最高を更新。 記:2024/03/27
655
4/18 15:00
+23(%)
時価総額 14,646百万円
衣料・雑貨の企業間取引サイトを運営。売掛保証や決済代行も。スーパーデリバリーの会員数は37万6406店舗と増加。EC事業は売上堅調。会員登録数の増加などで国内流通額が増加。24.4期3Q累計は増収。 記:2024/03/07
3160 東証スタンダード
630
4/18 15:00
+2(%)
時価総額 8,474百万円
食品商社。食外チェーンやホテル、レストラン、給食等向けの食品卸に加え、業務用スーパー「アミカ」の運営等を行う。外食需要の回復等により、外商事業は黒字転換。アミカ事業は堅調。24.5期2Qは大幅増益。 記:2024/01/27
3391 東証プライム
10,085
4/18 15:00
-15(%)
時価総額 498,723百万円
ドラッグストア大手。傘下に「ツルハ」や「くすりの福太郎」、「レティ薬局」など。北海道や東北で強固なドミナント。ウエルシアHDとの経営統合によりイオンの子会社化へ。店舗展開奏功し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/27
4186 東証プライム
4,378
4/18 15:00
+123(%)
時価総額 559,508百万円
半導体製造用フォトレジストで世界首位級。EUV用最先端レジストに力注ぐ。液晶用や高純度薬剤、装置も。23.12期3Q累計は半導体市況低迷でフォトレジストが足踏み。高純度化学薬品も冴えず。有証評価特損計上。 記:2024/01/15
2,739
4/18 15:00
+23(%)
時価総額 153,107百万円
柱のSIは金融機関向けに強み。システム運用や戦略・DXコンサルも。24.3期3Q累計はSIが好調。コンサルも伸びて二桁増収増益に。通期最高業績・増配を計画。新中計では27.3期に営業益150億円を目指す。 記:2024/03/11
4613 東証プライム
2,063.5
4/18 15:00
+33.5(%)
時価総額 434,204百万円
自動車用塗料で国内首位。工業用や建築用、船舶用も。24.3期上期は客先の生産回復を受けて自動車用が堅調。値上げや円安も効いて計画を上回る増収増益に。4Qに固定資産売却特益を予定。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/01/15
7271 東証スタンダード
660
4/18 15:00
+4(%)
時価総額 8,540百万円
エンジン部品を製造・販売。工作機械、ワイヤソー、検査装置、環境機器も。トヨタグループが主顧客。24.3期3Q累計は機械装置や環境機器が低調。だが客先の増産を受けて自動車エンジン部品が好調で二桁営業増益に。 記:2024/02/15
7670 東証スタンダード
1,066
4/18 15:00
+21(%)
時価総額 11,193百万円
生産財商社。工業用塗料販売で国内トップ級。塗料、表面処理剤、塗装関連機器・設備、意匠・保護フィルム、電気・電子部品などを販売。塗装設備受注による完成工事高の増加や子会社の貢献で、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/26
8081 東証プライム
1,564
4/18 15:00
+26(%)
時価総額 36,910百万円
三菱電機系のエレクトロニクス専門商社。重電・電子機器や半導体、情報通信、FA機器、OA機器、ビル設備、インフラ設備、空調機器の卸などを展開。FAシステム好調や電子医療装置案件の増加で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27