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大黒天、ツバキナカシマ、ソーダニッカなど

2023/2/21 15:23 FISCO
<8058> 三菱商事 4756 +81大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を6330円から6580円にまで引き上げた。原料炭市況の上昇を主因に24年3月期の業績予想を引き上げているほか、下限配当の引き上げや追加の自社株買いなど積極的な還元方針を打ち出したことも評価している。今後は同業他社比での出遅れを埋める動きになると想定しているようだ。なお、野村證券では、三井物産、丸紅、住友商事なども目標株価も引き上げた。 <3402> 東レ 830.7 +28.8大幅続伸。26年度をめどとして名古屋市に「空飛ぶ車」などの素材を開発する拠点を設けると報じられている。AIを活用して研究体制を効率化し、機体の軽量化につながる炭素繊維材料を開発していくもよう。空飛ぶ車は30年には世界で30兆円規模まで拡大するとみられており、成長市場に向けた展開力に関心が向かう展開にもなっているようだ。なお、同社では現在、欧米企業向けに空飛ぶ車向け炭素繊維材料を供給している。 <7071> アンビス 3335 -195大幅続落。3月14日付でのスタンダード市場からプライム市場への上場区分変更を発表している。一方、プライム市場上場区分充足目的もあり、代表取締役による1000万株の売出、並びに100万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施も発表、当面の需給悪化につながるものとして、ネガティブに捉えられているようだ。売出価格決定日は3月1日から7日となっているもよう。 <7729> 東精密 4945 +160大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も4700円から7200円に引き上げている。1000億円を超える受注残高を考慮すれば短期的な業績底割れリスクも低く、25年3月期以降の業績は計測機器部門の底上げ、23年後半以降の半導体市場好転、パワー半導体加工装置など戦略製品の本格的な貢献により、再び成長局面を迎えるとみている。 <1820> 西松建 3735 +180大幅続伸。2030年までの長期ビジョン、並びに、25年度までの中期計画を発表している。中計の数値目標としては25年度営業利益220億円(22年度見込み140億円)などを掲げている。また、今後3年間は配当性向70%の株主還元を実施などともしている。直近では業績・配当予想を下方修正し、株価が急落した状態にあるため、見直しの動きが進む形になっているようだ。 <6804> ホシデン 1725 +121大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンズの大量保有が明らかになった。市場内での株式取得により、2月13日時点で発行済み株式数の5.26%に当たる330万株超を保有しているようだ。投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うことを取得目的としている。今後のさらなる株式取得、株主向上策強化へのプレッシャーにつながる可能性などを思惑視する動きが先行。 <5310> 東洋炭素 4550 +280大幅続伸。前日には決算説明会が開催されており、評価材料につながっているようだ。SiCコーティング黒鉛製品は、シリコン/SiCエピ用途の需要が引き続き強く、実行中の増設投資の一部先行稼働で高水準の需要に対応しているとされている。注文が多くすでに先行稼働した分では対応しきれず、次の投資に入っている状況のもよう。パワー半導体関連市場の拡大メリットが意識される展開にも。 <2791> 大黒天 5310 +380大幅続伸。SBI証券では投資判断「買い」、目標株価7250円で新規カバレッジを開始している。同社ではコストが上昇する中でも大半の商品で値上げを行っておらず、他社との価格差が広がってきており、足元での既存店売上好調につながっているとみている。今後、コスト増加が一巡するタイミングでは、「安さ」を武器に、既存店増収率を高めながら売上総利益率の改善を見込める局面を迎えるとみているようだ。 <6464> ツバキナカシマ 949 -138急落。前日に延期していた22年12月期決算を発表。営業損益は90.7億円の赤字となり、前期比149億円の損益悪化に。米国事業の減損損失計上などが大幅悪化の主因。14日に修正計画は発表済みであるものの、一部の借入金に付されている財務制限条項に抵触していることで、継続企業の前提に関する注記が記載されたことが本日は売り材料となったようだ。なお、23年12月期は業績回復・増配を見込んでいる。 <8158> ソーダニッカ 860 +93急伸。14円の特別配当を実施すると発表、23年3月期の年間配当金計画は従来の26円から40円に引き上げている。目標とする経営指標の2期連続達成見込みなどを特別配当実施の背景としている。前日終値ベースでの配当利回りは5.2%の水準となり、利回り妙味が高まる状況のようだ。また、来年度業績に対する安心感などにもつながっているとみられる。 《ST》
関連銘柄 10件
1820 東証プライム
4,385
4/25 11:29
-30(%)
時価総額 243,771百万円
準大手ゼネコン。道路やダム等の公共施設の建設、都市開発を行う。不動産開発や環境エネルギーを育成。国内土木工事は足踏みだが、国内建築工事は増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
2791 東証プライム
8,120
4/25 11:30
-90(%)
時価総額 117,529百万円
岡山地盤のディスカウント食品スーパー。PB商品に強み。卸売事業、飲食事業等も展開。高速多店舗化出店を図る。岡山県、石川県などで4店舗を新規出店。販管費の増加は増収効果でこなす。24.5期2Qは大幅増益。 記:2024/03/04
3402 東証プライム
707.6
4/25 11:30
-12.4(%)
時価総額 1,154,436百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
5310 東証プライム
7,480
4/25 11:30
-70(%)
時価総額 157,028百万円
カーボンメーカー国内最大手。業界に先掛けて等方黒鉛を開発。原子力や放電加工、半導体分野等に黒鉛製品を提供。日本は機械用カーボン分野等が堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/03/04
6464 東証プライム
835
4/25 11:30
-9(%)
時価総額 34,721百万円
ベアリング用ボール、ボールねじ、精密ローラー、遠心送風機などを製造。ベアリング用精密ボールで世界トップシェア。売上原価や販管費は減少。23.12期通期は営業黒字転換。24.12期は最終黒字転換を見込む。 記:2024/04/09
6804 東証プライム
1,936
4/25 11:30
-16(%)
時価総額 125,279百万円
電子部品メーカー。コネクタやスイッチ等の機構部品に加え、マイクロホン等の音響部品、タッチパネル、無線機器を製造、販売する。情報通信部品に強みを持つ。今期3Q累計はアミューズメント向けが足踏みとなった。 記:2024/03/10
2,335
4/25 11:30
-42(%)
時価総額 228,265百万円
有料老人ホーム「医心館」を運営。慢性期と終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピスの運営に特徴。医心館事業では6事業所を新規開設。増収効果で販管費の増加等をこなす。24.9期1Qは2桁増収増益。 記:2024/02/26
7729 東証プライム
10,290
4/25 11:30
-425(%)
時価総額 431,069百万円
半導体製造装置や精密測定装置に強み。半導体テスト用プロービング装置で世界首位。納期が4Qに集中し、半導体製造装置部門は売上伸び悩む。24.3期3Q累計は計測機器部門が堅調。製品出荷が計画通り進捗。 記:2024/02/11
8058 東証プライム
3,504
4/25 11:30
-55(%)
時価総額 15,110,937百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8158 東証プライム
1,118
4/25 11:30
-5(%)
時価総額 25,678百万円
独立系の化学品専門商社。取扱高トップクラスの苛性ソーダに強み。海外はアジアを軸に開拓。次亜塩素酸ソーダは官公庁向け需要が伸びる。マンガン化合物は電池材料向け販売数量が増加。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/16