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ベネフィットJ、ASB機械、アイフルなど

2020/11/12 16:29 FISCO
<6541> グレイス 6120 +580大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は4.9億円で前年同期比26.8%増益となっている。4-6月期の同21.9%増から増益率は一段と拡大している。戦略的に事業シフトを進めているMMS事業の好調がけん引役、e-manual導入社数の増加や導入コンサル案件増加などで同事業が大幅増収増益になっている。足元の好決算を確認で、あらためて成長期待などを高める動きが優勢に。 <7915> NISSHA 1284 -3小反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は32.6億円で前年同期比7.4倍となった。上半期は12.4億円の赤字だったが、収益力強化策などの効果でコスト低減が進んだ。通期予想は従来の15億円から55億円にまで上方修正、IT向けの製品需要が想定以上に好調なほか、モビリティ向けの製品需要も想定以上のペースで回復に向かったようだ。ただ、連騰による高値警戒感から、大引けにかけ利食い売りが膨らんだ。 <6113> アマダ 1028 +51大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は68億円で前年同期比53%の大幅減益になったが、市場予想は40-50億円程度上振れている。想定以上に販管費の削減が進んでいるようだ。会社側では通期計画を従来の60億円から120億円に上方修正、販管費の削減を織り込んだもよう。ほぼコンセンサス並みの水準だが、構造改革費用などは積み増されており、来期以降のコンセンサス切り上がりにつながる形へ。 <7729> 東精密 4270 +420大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は31.1億円で前年同期比18.0%減となり、市場予想も10億円近く下回った。一方、受注高は会社計画を大きく上振れ、下期の受注拡大見通しも示された。新たに公表された通期見通しは132億円で前期比7.5%増、市場の期待値を上回る。発行済み式数の1.9%に当たる80万株、30億円を上限とする自社株買いの実施を発表したこともポジティブに。 <3934> ベネフィットJ 2143 +400ストップ高。前日に上半期の決算を発表、経常利益は6.9億円で前年同期比12.1%増、第1四半期の同4.8%増から増益率は拡大している。モバイルWi-Fiのレンタル申し込みが大幅に増加したほか、コミュニケーションロボット事業も販売スタッフ数増加などで好調に推移したようだ。来春の採用予定数も大幅に拡大させており、来年度以降の業績伸長も期待される状況に。 <6871> マイクロニクス 942 -104大幅続落。前日に決算を発表、今期は15カ月の変則決算となり、20年12月期第4四半期の決算となる。累計営業利益は20.8億円で前年同期比41.6%増益となったが、通期予想は従来の36億円から21億円にまで下方修正、ネガティブインパクトにつながった。TE事業の一部案件の売上が遅延する見込みとなったこと、TE事業の仕掛品に対する引当金繰入額が増加すると予想されることなどが業績下振れの背景に。 <4541> 日医工 1030 -100大幅反落。前日に上半期決算を発表、コア営業利益は13.6億円で前年同期比65.3%の大幅減益となった。第1四半期と同様の減益率になっている。また、通期予想は従来の75億円から65億円に下方修正、新型コロナ感染拡大による受診抑制、手術延期、営業活動の制限による影響などのほか、米国での販売単価の下落も想定を上回る状況のようだ。なお、営業利益は事業譲受による影響額が不明なために未定としている。 <4324> 電通グループ 3190 -290大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は102億円の赤字で、100億円超の市場コンセンサスを大きく下回った。事業構造改革費用の計上が大幅下振れの背景であるが、調整後利益も230億円で同24.4%減、クライアントの広告出稿低迷などが響いた。また、期末配当金予想を23.75円としており、年間では前期95円から減配となる71.25円となる。 <6284> ASB機械 5040 +705ストップ高。前日に20年9月期決算を発表、営業利益は48.5億円で前期比12.7%増、第3四半期決算時に公表した数値の39億円を大幅に上回り、一転しての増益着地となっている。ゼロ・クーリングシステムの市場浸透に加え、安全で衛生的なプラスチック容器の需要が高まり、欧米を中心に好調推移となったもよう。さらに、21年9月期は65億円で同34.0%増益の見通し。想定以上の好業績を評価する動きが優勢に。 <8515> アイフル 281 -40大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は93.8億円で前年同期比2倍に拡大、従来予想の81億円も上回る着地になっている。一方、通期予想は従来の199億円から164億円に下方修正。第1四半期の好進捗から上振れ期待も高かったとみられ、ネガティブなインパクトが先行している。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、国内消費動向や貸倒リスクが引き続き不透明要因としている。 《ST》
関連銘柄 10件
3934 東証スタンダード
1,100
11/22 15:07
-9(%)
時価総額 6,597百万円
モバイルWi-Fi「ONLYMobile」等を手掛けるインターネット通信サービス事業が主力。コミュニケーションロボット「ONLYROBO」等も。インバウンドなど向けインターネット通信サービスを拡充。 記:2024/08/23
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4541 東証プライム
35
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
6113 東証プライム
1,478
11/22 15:30
+23.5(%)
時価総額 504,168百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
5,240
11/22 15:30
+120(%)
時価総額 80,429百万円
プラスチックボトル生産機械メーカー。ストレッチブロー成形機、専用金型、付属機器及び部品の製造販売を行う。長野県小諸市に本社。海外売上比率が高い。配当性向40%目途。大型機等はインド工場への生産移管が進展。 記:2024/10/04
18
2/25 15:00
+1(%)
時価総額 511百万円
産業機械メーカーやソフトウェアメーカーに取扱説明書やマニュアルを作成・管理・運用するシステムを提供。企画、翻訳、コンサルも。22.3期1Qは売上堅調。MOS事業が売上牽引。HOTARUの連結効果等が寄与。 記:2022/01/15
6871 東証プライム
3,820
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 152,896百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7729 東証プライム
7,692
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 324,310百万円
精密機器メーカー。半導体製造装置部門が主力。半導体ウェーハテスト装置で世界トップシェア。精密測定機器で国内トップシェア。配当性向40%程度目安。製品部材の先行調達などで半導体製造装置部門の業容拡大図る。 記:2024/06/18
7915 東証プライム
1,686
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 85,743百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
8515 東証プライム
327
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 158,471百万円
大手消費者金融会社。無担保ローンや事業者ローンの提供が主力。カードローンやキャッシングローン、事業サポート等の融資に関するサービスを提供。ビットキャッシュ買収。新規顧客拡大。タイは貸し倒れ増加。 記:2024/11/05