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アドバンテス、ファミマ、楽天など

2020/1/23 15:49 FISCO
<6857> アドバンテス 6460 +160大幅続伸で1月14日の高値を更新。5Gの普及入りでメリットが期待できる銘柄として、市場の評価が高まる展開になっている。先週にはみずほ証券が、投資判断を「買い」に格上げしているが、前日にはJPモルガンでも目標株価を5000円から7500円に引き上げているもよう。また、信用取組も拮抗状態にあり、直近高値を更新したことで買い戻しの動きも強まる状況となっているようだ。 <4671> ファルコHD 2009 +224急騰。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の7.5億円から11.5億円に引き上げ、MSI検査キットの販売が順調に推移したほか、調剤薬局事業における収支の改善なども寄与した。火災事故に対する保険金の受取額確定で、最終利益も5億円から15億円に上方修正している。計画は保守的との見方も強かったが、業績上振れを素直に好感する動きとなっている。 <4396> システムサポート 2544 -8新高値更新後伸び悩む。前日に上半期業績予想の上方修正を発表。営業益は従来予想の2.9億円から4.0億円に引き上げ、前年同期比47.1%増益となる。クラウドサービス利用支援分野の受注拡大、消費税率の改正に伴う機器・ライセンス販売の伸長、ソリューション事業における大型案件の前倒しなどが業績上振れの背景に。ただ、一本調子の上昇に対する警戒感から次第に利益を確保する動きが優勢となり、マイナスに転じる。 <2695> くら寿司 5840 +390急伸。CLSA証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も5060円から6365円に引き上げている。好調な海外事業と既存店売上高の底打ちを背景に、業績予想を上方修正しているもよう。食品のアミューズメントパークとなることを目指すなど、新たなブランド戦略への転換で、今後は既存店売上の改善が見込めるとしている。 <6323> ローツェ 4755 +125続伸。韓国子会社RORZE SYSTEMS CORPORATIONが、韓国サムスンディスプレイから約30億円のディスプレー製造装置を受注したと発表している。1月6日に公表した受注に続く追加受注分となるようだ。今回受注した製品の売上高は2021年2月期の決算に反映される見込みのもよう。19年2月期売上実績314億円との比較ではインパクトも想定される状況へ。 <2678> アスクル 3490 +150大幅続伸。クレディ・スイス証券では小売セクターのカバレッジを開始、同社の投資判断は新規に「アウトパフォーム」、目標株価は4500円としている。主力のBtoB事業の安定利益とLOHACOの営業赤字の縮小と黒字転換に注目としているもようだ。なお、クレディ・スイス証券では同社のほか、Uアローズ<7606>、パンパシHD<7532>、良品計画<7453>なども買い推奨でカバレッジ開始としている。 <9267> GenkyDrug 2093 -137大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業益は11.2億円で前年同期比43.7%減となり、従来予想の15.5億円を大きく下回る着地に。つれて、通期予想は従来の40.5億円から30億円、前期比25.9%減益に下方修正した。7月の冷夏によるシーズン品の苦戦したほか、競争力強化の一環として生活必需品のディスカウントを行ったことで利益率も低下したもようだ。想定以上の業績悪化をネガティブ視する動きに。 <4755> 楽天 886 -35大幅続落。「楽天市場」の出店者が加入する「楽天ユニオン」が昨日、公取委に調査を求める署名を提出したと報じられている。同社が商品を一定額以上購入した利用者への送料を出店者負担で一律無料にすると決めたのは、優越的な地位の乱用で独禁法違反に当たるとしているようだ。出店者とのあつれきの広がりは、楽天市場への出店離れにつながっていくとの懸念が先行するかたちになっている。 <8028> ファミマ 2457 -87大幅反落。メリルリンチ日本証券ではコンビニ3社のカバレッジを再開としており、セブン&アイ・ホールディングス<3382>を「買い」にする一方、ローソン<2651>とともに同社を「アンダーパフォーム」としている。同社の目標株価は1900円と設定しているもよう。堅調な利益成長軌道にあるものの、現状のバリュエーションは、利益上振れを十二分に織り込んでいると判断しているようだ。 <4812> ISID 4705 -70反落。前日に19年12月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の85億円から101億円にまで増額している。コミュニケーションITセグメントを中心に売上高が予想を上回ったもよう。期末配当金も従来計画の70円から77円に引き上げている。ただ、第3四半期までの状況から上振れは必至とみられており、昨日も株価は一段高の展開となっていたため、目先の好材料出尽くしと受けとめられている。 《US》
関連銘柄 15件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
2678 東証プライム
1,864
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 181,775百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
2695 東証プライム
3,840
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 158,976百万円
回転寿司チェーン「無添 くら寿司」を国内外で展開。大阪府堺市に本社。化学調味料など添加物を排除した商品を提供。出店形態は直営店のみ。店舗数は国内外で660店舗超。国内では人気アニメ等とのコラボ企画実施。 記:2024/09/01
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4396 東証プライム
1,900
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 19,760百万円
独立系システムインテグレーター。石川県金沢市に本社。クラウドサービスの移行・利用に係る技術支援、ERPパッケージの導入・利用に係る技術支援等を行う。クラウドインテグレーション事業では対応領域の拡大図る。 記:2024/08/05
4671 東証スタンダード
2,280
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 25,262百万円
ファルコバイオシステムズ、アテスト、ファルコファーマシーズ等を傘下に収める持株会社。臨床検査事業、調剤薬局事業が柱。ICT事業等も。ゲノム事業ではNIPTの販路拡大、検査業務の効率化などに取り組む。 記:2024/07/08
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4812 東証プライム
5,380
11/22 15:30
+170(%)
時価総額 350,679百万円
SAPソリューションの導入等を行うコミュニケーションIT部門が主力。金融、製造業向けITソリューションの提供等も。電通グループ傘下。旧社名は電通国際情報サービス。無借金経営。事業領域の拡張等に取り組む。 記:2024/08/26
6323 東証プライム
1,775.5
11/22 15:30
+14.5(%)
時価総額 313,198百万円
世界シェアトップクラスの半導体ウエハ搬送装置メーカー。広島県福山市に本社。サムスングループなどが主要取引先。細胞培養装置等の製造・販売も。半導体・FPD関連装置事業では生産システムの強化等に取り組む。 記:2024/08/09
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7453 東証プライム
3,025
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 849,360百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
3,678
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 2,335,846百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
7606 東証プライム
2,380
11/22 15:30
+100(%)
時価総額 71,909百万円
大手セレクトショップ。国内外のデザイナーズブランド、自社オリジナル企画の紳士服・婦人服、雑貨などを販売。グループ店舗数は300店舗超。ウィメンズの新ブランド「conte」は24年秋に販売開始予定。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
3,140
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 97,324百万円
北陸地盤のドラッグストアチェーン「ゲンキー」を中核とする持株会社。福井県坂井市に本社。店舗数は430店舗超。食品の売上比率が高い。25.6期は49店舗の新規出店を計画。既存店はスクラップ&ビルドを推進。 記:2024/08/05