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東芝機、日電硝、ラオックスなど

2020/1/21 15:56 FISCO
<6104> 東芝機 3350 -355急反落。前日は、旧村上ファンド系からTOBを実施する通告を受けたとの発表で急伸。将来的な株主還元策拡充期待や目先の需給思惑の強まりにつながった。一方、前日には旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスがTOBを実施すると発表、TOB価格3456円で発行済み株数44%の取得を目指すという。前日終値からは7%低い水準で、本日は思惑買いの反動が優勢になった。買収防衛策の行方なども見極め材料に。 <3161> アゼアス 1074 +150ストップ高。新型ウイルス関連として上値追いの動きが継続した。中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、中国政府の専門家は、人から人への感染を確認したと明言し、今後の感染の広がりに対する懸念があらためて強まる状況。同社のほか、川本産業<3604>がストップ高買い気配、日本エアーテック<6291>や日本アビオニクス<6946>、マナック<4364>などが値を飛ばす展開になっている。 <7782> シンシア 762 +76急伸。前日に19年12月期業績予想の修正を発表している。営業利益は従来予想の0.65億円から1.54億円に上方修正、売上高は下振れるものの、販管費圧縮などのコスト削減効果が収益上振れの背景に。期末配当金も従来計画の2円から4円に引き上げると発表している。また、新たに導入する株主優待の内容も発表、200株以上保有の株主を対象に、同社ブランド商品の割引券を贈呈する。 <3038> 神戸物産 4270 +0伸び悩み。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を4900円と設定した。節約志向の高まりと人手不足は追い風であり、フランチャイジーの出店により自ら稼働率も上げられる、M&Aによる成長が期待できる加工食品メーカーとして、高評価している。ただ、昨年来の高値を更新しており、高値警戒感も広がっていただけに、次第に売り圧力が強まる形に。 <8202> ラオックス 347 +80ストップ高。社長インタビューが伝わっており、2020年12月期最終損益が3期ぶりの黒字に転換するとの見通しがポジティブ材料視されている。また、黒字を達成したらすぐ復配の検討に入るなどとも伝わっている。贈答品店を運営する子会社シャディの収益改善などが主因となるもよう。一段の業績悪化リスク後退で買い安心感にもつながる形のようだ。 <8613> 丸三証 525 +32大幅続伸。前日に第3四半期決算の速報値を発表している。累計営業利益は7.5億円で前年同期比3.1倍の水準となったもよう。株式委託手数料および投資信託の募集手数料の増加に加えて、販管費なども減少したもよう。上半期は1.3億円で同55.7%減と大幅減益であったため、10-12月期は急回復に転じる形となっている。想定外の収益急回復をポジティブ視する動きが優勢に。 <4551> 鳥居薬 3570 +280急伸。前日に19年12月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の7億円から14.3億円に倍増の形となっている。「シダキュア スギ花粉舌下錠」の販売が好調に推移したほか、原価率の改善、販管費などのコスト低減効果が背景に。昨年10月には7億円の赤字から7億円に黒字に上方修正しており、相次ぐ業績上振れがインパクトにつながっているようだ。 <5214> 日電硝 2375 -16反落。前日に19年12月期の業績下方修正を発表、営業利益は従来予想の180億円から160億円、前期比35.7%減に、最終損益は80億円の黒字から340億円の赤字にまで減額している。年間配当金も従来計画の110円から100円に引き下げ。ただ、下方修正した営業利益はほぼコンセンサス水準であり、減損損失の計上もアナウンス済みであったことから、短期的な悪材料出尽くしと捉える向きもあるようだ。 <4298> プロトコーポ 1400 +132急反発。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を1800円としている。WEBサイトなどの広告収入から月額定額課金モデルへの移行が完了するなど安定した事業構造へと変化しつつあり、こうした収益構造の変化と流動性の改善を考えれば、現在の株価は割安と考えているもよう。流動性がさらに改善に向えば、自社株買いが再度検討される余地も出てくるとみている。 《US》
関連銘柄 13件
3038 東証プライム
3,580
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3161 東証スタンダード
649
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,949百万円
防護服・環境資機材事業が主力。デュポンのタイベック製化学防護服、アスベスト処理用資機材の販売等を行う。アパレル資材、不織布マスクの製造等も。防護服・環境資機材事業では高機能防護服の開発等に取り組む。 記:2024/10/03
3604 東証スタンダード
794
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 4,764百万円
医療・衛生材料大手。衛生材料・医療用品・介護用品等の製造・販売、育児用品・トイレタリー用品の仕入・販売等を手掛ける。1914年創業。エア・ウォーター傘下。口腔ケア製品などを販売注力製品に位置付け。 記:2024/10/13
4298 東証プライム
1,371
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 57,479百万円
中古車情報サイト「グーネット」を運営。タイヤ・ホイール等の販売のほか、旅行観光事業、チケット流通事業、エンターテインメントスポーツ事業等も。モビリティ領域におけるDX関連商品の導入拡大などを図る。 記:2024/06/09
4364 東証2部
727
9/28 14:56
-2(%)
時価総額 6,270百万円
難燃剤や機能材料、人工透析用薬剤などが主力。臭素化・ヨウ素化技術を用いた高次化合物に強み。22.3期は抗菌剤が好調維持。難燃剤や機能材料も上向く見込み。償却費増だが利益続伸を計画。今秋に持株会社化を予定。 記:2021/05/18
4551 東証プライム
4,760
11/22 15:30
+95(%)
時価総額 137,088百万円
JTグループの製薬会社。1872年創業。腎・透析領域、皮膚疾患領域、アレルゲン領域等で事業展開。スギ花粉症に対する舌下投与のアレルゲン免疫療法薬等を手掛ける。26.12期売上高630~660億円目標。 記:2024/06/25
5214 東証プライム
3,456
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 343,951百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。28.12期売上高4000億円目標。高付加価値製品の開発、事業化推進。 記:2024/10/20
6104 東証プライム
3,850
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 97,701百万円
射出成形機やダイカストマシン、押出成形機等を手掛ける機械メーカー。旧社名は東芝機械。ダイカストマシンは国内外でトップシェア。27.3期売上2000億円目標。システムエンジニアリング販売の増強等に取り組む。 記:2024/06/28
6291 東証スタンダード
1,253
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 13,204百万円
クリーンエアーシステムの専門メーカー。クリーンルームやエアーシャワー、クリーンブース等の製造・販売を行う。SMCなどが主要取引先。省エネルギー化の推進、サーマルクリーンチャンバーの開発などに注力。 記:2024/07/26
6946 東証スタンダード
2,570
11/22 15:30
-52(%)
時価総額 43,086百万円
航空・宇宙用製品、防衛・産業用製品等を手掛ける情報システム部門が主力。抵抗溶接機、赤外線サーモグラフィ等の電子機器部門も。信号処理、画像処理技術等に強み。新規顧客獲得に向けてマーケティングを強化。 記:2024/09/02
7782 東証スタンダード
514
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 3,527百万円
使い捨てコンタクトレンズの製造・販売を行う。シンシアワンデーSが主力商品。コンサルティング事業やシステム事業も手掛ける。シンシアワンデーSは売上順調。ユーザー等からの高評価で取り扱い店舗数が伸びる。 記:2024/06/25
8202 東証スタンダード
196
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 18,294百万円
ギフトソリューション事業、免税店などのリテール事業が柱。ギフト販売のシャディ、バーニーズジャパンなどを傘下に持つ。カジュアルギフトマーケットに積極参入。リテール事業はハイエンド商品の販売力を強化。 記:2024/06/17
8613 東証プライム
981
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 66,117百万円
独立系の中堅証券会社。1910年創業。地域密着の対面営業に強み。日本株と投信販売に集中。配当性向50%以上目安。株式投資信託残高は1兆円突破。ファンドラップ事業、引受主幹事案件の獲得拡大などに注力。 記:2024/06/17