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任天堂、武田薬、アンリツなど

2019/3/20 15:32 FISCO
<7974> 任天堂 30480 -1010大幅続落。米グーグルのゲーム事業参入表明を受けて、今後の競争激化が懸念される形に。同社のほかにソニーなどにも売りが先行する展開。新ゲーム事業は「STADIA」と名付けられ、高度な演算処理能力を持つゲーム機やパソコンを持っていなくても、誰もがネット経由でゲームを楽しめるというのが強みとなるもよう。価格やサービス体系の詳細は夏に発表のもようで、北米と欧州で年内にサービスを開始予定としている。 <9142> JR九州 3645 -180大幅続落。前日に発表した中期経営計画の数値目標がネガティブ視されている。最終年度の22.3期営業利益は570億円目標とされており、今期計画の619億円からは減少を見込んでいる。また、600億円超である21.3期の市場コンセンサスも下回っている。さらに、ROEは8%以上が掲げられているが、同水準であれば、自己株式取得の可能性などは限定的になるとの見方も強いようだ。 <5706> 三井金 2880 +113大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2870円から3840円にまで引き上げている。セクター内では最も5Gの恩恵を享受できる銘柄と位置付けているようだ。インフラ投資増加による基地局向け高機能箔の増加、5G対応端末の極薄銅箔の使用原単位増加といった、5Gの恩恵として2つの波を想定しているもよう。 <3315> 日本コークス 104 +6大幅高。前日に通期業績予想の修正を発表している。営業利益は従来予想の63億円から69億円に上方修正、コークス製品市況の堅調推移から同事業の利益が上振れているもよう。また、燃料販売事業、総合エンジニアリング事業なども堅調に推移しているようだ。さらに、発行済み株式数の1.69%に当たる500万株を上限とした自社株買いを立会外取引で取得するとも発表。 <6754> アンリツ 2106 -26続落。SMBC日興証券では目標株価を2000円から2200円に引き上げているものの、投資判断は「1」から「2」へ格下げしている。第3四半期決算後の株価急上昇を受け、現在の株価水準は5G期待を十分に織り込んだと判断のもよう。株価の更なるアップサイドを期待するには5G需要の想定以上の拡大が求められるが、5Gサービスが本格普及し始める2021年頃までは具現化しないとみているようだ。 <8167> リテールP 1226 +147急騰。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料視されている。発行済み株式数の6.43%に当たる300万株、40億円を取得上限としており、取得期間は3月20日から8月23日まで、立会外取引を含む市場買い付けとしている。高水準で比較的短期間であることから、立会外実施分が多くなり需給インパクトは限定的になるとの見方もあるが、一株当たりの価値向上などをプラス視する流れにも。 <2410> キャリアDC 1290 +157急騰。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の2.6億円から3.2億円に増額、IT派遣事業の売上高が計画を上回る推移になっているようだ。第1四半期の進捗率が低かったことから、ストレートにポジティブに捉えられている。また、3月末1000株以上保有の株主に対して、新潟県魚沼産コシヒカリ5kgを株主優待として贈呈するとも発表。 <9517> イーレックス 1060 +39大幅続伸。一昨日は急速に伸び悩んで大幅反落、東電力HD<9501>と共同で新会社設立で合意と発表したが、利食い売りのきっかけ材料とされる格好に。ただ、昨日は小反発と短期的な処分売りの動きにも一巡感、東電との合弁に関してはポジティブな見方も多く、押し目買いの動きに。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、電力小売市場の競争激化に苦しんだ高圧部門の改善策につながりポジティブとみている。 <4502> 武田薬 4753 +5反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」でカバレッジを再開、目標株価は5750円に設定。現在の株価は、免疫グロブリン製剤の成長性や、コストシナジー発現等を十分に織り込まない一方、血友病治療剤への過度な懸念を示唆する水準で、リスク/リワードに優れた位置にあると判断している。今後、シャイアー社事業への不透明感が低下する過程で、株価は再評価される可能性が高いと考えているようだ。 <1808> 長谷工 1447 -18反落。前日には年初来の高値を更新していたが、本日は利食い売りが勇勢の展開になっている。みずほ証券では投資判断「中立」継続で、目標株価を1700円から1570円に引き下げているもよう。20.3期から22.3期の配当金は70円を予想し、今期の80円より減少すると予想している。また、完成工事総利益率の低下や不動産売り上げなどの減益を見込み、来期の期初予想は想定以下になる可能性もあるとしている。 《US》
関連銘柄 11件
1808 東証プライム
1,942
11/22 15:30
+52(%)
時価総額 584,142百万円
分譲マンションが主力の総合建設会社。マンション建設で国内トップ。収益不動産の開発・運営、分譲マンション管理、リフォーム、在宅介護サービス等も。総還元性向40%程度目安。建設事業の領域拡大などに注力。 記:2024/08/26
1,863
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 10,243百万円
転職サイト「type」等のメディア情報事業、人材紹介事業、IT派遣事業等を展開。就職情報誌「type就活」の発行等も。エンジニア、女性領域に強み。配当性向40%以上目安。メディアは販売価格の上昇進める。 記:2024/10/27
3315 東証プライム
95
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 28,723百万円
1889年創業のコークス専業メーカー。コークス及び副産物の生産・販売を行う。燃料・資源リサイクル事業、粉粒体装置・機器の販売等も。日本製鉄、住友商事が主要株主。北九州事業所の2Aコークス炉は稼働開始。 記:2024/10/11
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
5706 東証プライム
4,772
11/22 15:30
+57(%)
時価総額 273,827百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
6754 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8167 東証プライム
1,224
11/22 15:30
-14(%)
時価総額 57,095百万円
中国・九州地盤の食品スーパーマーケットチェーン。丸久、マルミヤストア、マルキョウを傘下に収める。ディスカウントストア事業等も。スーパーマーケット事業の再強化推進。27.2期営業収益2960億円目標。 記:2024/10/27
9142 東証プライム
3,934
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 618,826百万円
九州最大の鉄道会社。運輸サービスが主力。不動産賃貸業やホテル業、小売業、飲食業、建設業など多角化。不動産・ホテルグループは堅調。ホテルは稼働率上昇。流通・外食グループも伸長。運賃値上げも寄与へ。 記:2024/09/23
558.8
11/22 15:30
-2.2(%)
時価総額 898,002百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26