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東エレク、FDK、イーレックスなど

2019/3/18 15:42 FISCO
<8035> 東エレク 15705 +485大幅続伸。先週末の米国市場では半導体関連株の強い動きが目立ち、東京市場でも関連株には買いが波及している。先週末の米SOX指数は前日比2.9%高と大幅に上昇、約半年ぶりの高値水準となっている。ブロードコムの決算において、今四半期が半導体需要のボトムと指摘されたほか、半導体製造装置の受注が回復しつつあるとの一部レポートなども材料視されたもよう。アプライドマテリアルズも5%を超える上昇となった。 <4350> メディシス 501 +67急反騰。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを900円としている。薬価差益縮小という逆風のなかで中小薬局が医薬品ネットワークに加盟する動きが加速しており、業績予想を引き上げているようだ。20.3期業績は、医薬品ネットワーク受発注手数料の増加、永冨調剤薬局買収や新規出店、処方箋単価上昇などが寄与するとし、前期比88%の営業増益と予想している。 <3467> アグレ都市D 562 -56急反落。先週末に業績予想の下方修正を発表、通期営業利益は従来予想の9.3億円から5.5億円に下方修正している。消費マインドの低下によって戸建販売事業における販売棟数が想定を下回ったほか、事業用地の取得価格高騰や値引き販売実施で利益率も低下しているもよう。年間配当金も30円予想から20円に引き下げ。株主優待制度の導入を発表しているものの、下支え効果は限定的に。 <9517> イーレックス 1017 -37伸び悩んで大幅反落。東電力HD<9501>と小売電気事業を担う新会社を設立することで合意と発表している。同社の出資比率は66%になるもよう。朝方は関連報道受け買い優勢も、今年に入って株価は2倍強の水準にまで上昇しており、次第に利食い売りのきっかけへとつながっている。同社が2025年メドに稼働するバイオマス発電所での再生エネを中心に販売とされていることで、業績本格寄与には要時間との見方も。 <5964> 洋刃物 1620 +300ストップ高。フェローテク<6890>との資本業務提携を発表している。筆頭株主である地域中核企業活性化投資事業有限責任組合が保有する株式47万6600株(議決権保有比率26.18%)をフェローテクが相対取引で取得する。今後、33.31%となるように株式を追加取得するようだ。同社にとっては販売ルートの拡大や共同開発などが今後見込めることになり、シナジー効果は大きいと期待される形に。 <6569> 日総工産 2369 +84大幅続伸。先週末に発表した増配、株式分割が好感されている。未定としていた今3月期配当金は31.5円にするとしており、前期比では実質10.5円の増配となる。市場の期待以上の水準とみられ、来期業績に対する会社側の自信の表れとも受け止められる形に。また、4月末を基準日として、1対2の株式分割を実施するとしている。流動性の向上につながるとの期待感が先行へ。 <4369> トリケミカル 5070 +645急騰。先週末に前1月期の決算を発表。営業利益は21.5億円、昨年11月末に上方修正した水準での着地となった。今1月期は22.9億円で前期比6.4%増益の見通し、昨年3月に公表した中期経営計画では20.5億円であった。また、配当金も3円増配の48円を計画している。足元の堅調な決算に加えて、新たに策定した中期計画では22.1期営業利益を28.8億円と想定しており、ポジティブな見方が先行している。 <8613> 丸三証 756 -57急反落。先週末には3月末の普通配当見送りを発表している。公表済みの特別配当は10円を実施する。年間の配当金は合計で23円(特別配当金20円)となり、前期の65円からは大幅に水準が低下することになる。来期は特別配当金が年間10円に減少することもあり、配当利回り妙味の低下が想定される状況に。なお、今期の配当金をベースにすると、配当利回りは3.1%となる。 <2461> ファンコミ 537 +39急反発。先週末に2月の月次動向を発表している。月次売上高は前年同月比1.5%減、17カ月連続での前年割れとなったが、減少率は同期間内で最も小さくなっている。目先、ボトムアウトから月次売上プラス転換への期待が高まる状況となってきているもよう。主力のCPA型アドネットワーク事業の売上高が前年同月並みの水準にまで回復している。株価500円水準が底との見方も強まる格好に。 <6955> FDK 1120 +150ストップ高。空気電池の最大の課題である寿命を大幅に向上させる技術が相次いで開発されたと報じられ、同社に関しては水素を使う特殊なタイプで3年後の実用化にメドをつけたとされる。充電と放電を500回繰り返しても、性能の低下は1割以下で、再生エネの電力貯蔵向けなら10年ほど使えるもようだ。また、コストもリチウムイオン電池より安くなるとされている。将来的な業績寄与を期待する動きが優勢の展開に。 《US》
関連銘柄 12件
420
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 32,311百万円
アフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマホアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」などを手掛けるCPAソリューション事業が主力。ゲームパブリッシング事業など新規事業の開発投資を拡大。 記:2024/08/02
3467 東証スタンダード
1,583
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 9,109百万円
東京・神奈川中心に首都圏で戸建分譲住宅を手掛ける。アグレシオブランドを展開。自社一貫体制が強み。投資家向け収益マンションの建設・販売や宿泊事業等も。ハウジング事業では良質な事業用地の取得などに注力。 記:2024/06/07
417
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 12,778百万円
なの花薬局の運営、薬局等の経営支援、医薬品の製造・販売等を行う地域薬局ネットワーク事業が柱。賃貸・設備関連事業、給食事業等も手掛ける。医薬品ネットワーク部門ではサービス拡充で新規加盟店の獲得を図る。 記:2024/08/05
4369 東証プライム
2,821
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 91,680百万円
半導体向け高純度化学材料が主力。光ファイバー用材料や太陽電池用材料等も。山梨県上野原市に本社。開発から製造まで全ての工程を内製化。27.1期売上高226億円目標。半導体製造用化学化合物の生産能力向上図る。 記:2024/07/26
5964 東証スタンダード
2,250
8/19 14:55
+3(%)
時価総額 4,199百万円
工業用刃物の専業メーカー。23.3期1Qは鉄鋼用・製本用の刃物が低調も産業機械・部品が好調で増収確保。ただ鋼材価格高が利益を下押し。筆頭株主のフェローテックHDによるTOB成立。8月22日付で上場廃止に。 記:2022/08/15
6569 東証プライム
775
9/27 15:00
+22(%)
時価総額 26,607百万円
製造系人材サービス大手。自動車、電子部品・デバイスメーカー向けを中心に、介護・福祉分野も展開。製造スタッフの在籍数は1万6111名と順調増。人材ニーズ増で自動車関連は売上堅調。23.3期3Qは2桁増収。 記:2023/02/27
2,475
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 116,617百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
6955 東証スタンダード
588
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 20,307百万円
富士通傘下の電池・電子部品メーカー。ニッケル水素電池、リチウム電池等の電池事業が主力。各種モジュール、スイッチング電源等の電子事業も。ニッケル水素電池は高付加価値市場に注力。新規ビジネス開拓にも取り組む。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8613 東証プライム
981
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 66,117百万円
独立系の中堅証券会社。1910年創業。地域密着の対面営業に強み。日本株と投信販売に集中。配当性向50%以上目安。株式投資信託残高は1兆円突破。ファンドラップ事業、引受主幹事案件の獲得拡大などに注力。 記:2024/06/17
558.8
11/22 15:30
-2.2(%)
時価総額 898,002百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26