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日経平均は3日ぶり反発、米経済改善や対策進展に期待

2020/10/19 16:14 FISCO
*16:14JST 日経平均は3日ぶり反発、米経済改善や対策進展に期待 日経平均は3日ぶり反発。16日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、112ドル高となった。9月小売売上高や10月ミシガン大学消費者信頼感指数の予想以上の改善が好感された。また、追加経済対策を巡る協議進展への期待から時間外取引でもNYダウ先物が上昇し、週明けの日経平均はこうした流れを引き継いで133円高からスタート。その後も薄商いのなか株価指数先物に買いが入って上げ幅を拡大し、後場には23707.16円(前週末比296.53円高)まで上昇する場面があった。 大引けの日経平均は前週末比260.50円高の23671.13円となった。東証1部の売買高は8億6259万株、売買代金は1兆6853億円と8月26日以来の低水準だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、海運業、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、不動産業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は14%となった。 個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が3%超の上昇。出資する中国アリババ集団傘下の金融会社が中国当局から新規株式公開(IPO)の承認を受けたと報じられている。米アップルが発売予定のヘッドマウントディスプレーに部品採用と報じられたソニー<6758>は2%の上昇。ファナック<6954>も堅調ぶりが目立った。その他売買代金上位では任天堂<7974>やトヨタ自<7203>がしっかり。中小型株ではセラク<6199>が商いを伴って大幅続伸した。ジンズメイト<7448>やSKジャパン<7608>は映画「鬼滅の刃」の賑わいから関連銘柄として買われ、ストップ高を付けた。一方、富士フイルム<4901>が反落し、ファーストリテ<9983>やソフトバンク<9434>は小安い。業績上方修正を発表した富士通ゼ<6755>は材料出尽くし感から売られ、下方修正の戸田建<1860>は4%近く下げた。また、サイバリンクス<3683>などが東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 14件
1860 東証プライム
979.9
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 316,172百万円
1881年創業のゼネコン準大手。建築事業が主力。土木事業、海外事業、浮体式洋上風力発電事業等も。丸の内オアゾ、さいたま合同庁舎などで施工実績。海外事業などへの成長投資で事業ポートフォリオの強化を図る。 記:2024/10/07
3683 東証スタンダード
744
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 8,473百万円
流通業や官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社。電子認証サービス、デジタル証明書発行サービス、モバイルネットワーク事業等も。流通クラウド事業はクラウドサービスの提供拡大で定常収入が増加。 記:2024/06/24
3,265
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6199 東証スタンダード
1,389
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 19,214百万円
ITシステムの構築・運用・保守、IoTクラウドサポートセンター等のデジタルインテグレーション事業が主力。農業・畜産・水産のDX化支援等も。DX領域の拡大などに注力。27.8期営業利益40億円目標。 記:2024/10/29
6755 東証プライム
2,083
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 227,755百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は国内堅調、アジア向けの販売が拡大。経営効率化進める。 記:2024/10/17
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7448 東証1部
243
3/29 15:00
-26(%)
時価総額 3,913百万円
RIZAP傘下で再建中のカジュアル衣料量販店。21.3期上期はEC伸長。だがコロナ禍で店舗販売が苦戦。販管費を抑制するも利益水面下に。通期計画は未定。21年4月にRIZAPグループの小売2社と経営統合へ。 記:2020/12/24
7608 東証スタンダード
639
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 5,425百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品の企画・開発等を行う。忠犬もちしば、うさかめ兄弟などオリジナルキャラクターに強み。営業利益率5%以上目標。アニメ版権商品はブランド化による商品力の向上図る。 記:2024/10/26
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17