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前場に注目すべき3つのポイント~ヘッジ対応の動きが強まる可能性から内需系にシフトしやすい~

2022/12/21 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ヘッジ対応の動きが強まる可能性から内需系にシフトしやすい~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ヘッジ対応の動きが強まる可能性から内需系にシフトしやすい ■日本オラクル、2Q営業利益 1.8%増 347億円 ■前場の注目材料:富士電機、プラント監視制御システムで海外開拓、構築コスト半減の新製品投入 ■ヘッジ対応の動きが強まる可能性から内需系にシフトしやすい 21日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが92ドル高だった。サプライズとなった日銀の決定を受け、寄り付きは下落。プラス圏で推移する場面でも長期金利の上昇や主要中央銀行による金融引き締めが景気後退につながるとの懸念が相場の重石となり、上値が抑制された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の26325円。円相場は1ドル131円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。前日の急落に対する自律反発の動きは意識されるものの、日銀の大規模緩和修正の影響から主要国の長期金利が上昇するなか、世界的な金融引き締めへの動きによって、戻り待ちの売り圧力が強まりそうである。日経225先物はナイトセッションで26300円~26400円辺りでの推移だったこともあり、売り一巡後も不安定な相場展開になりそうだ。日経平均は3月安値をボトムに緩やかながらも下値を切り上げてきた。ボリンジャーバンドの-3σを大きく下回り、売られ過ぎが意識されるものの、26500円辺りでの上値の重さが意識されてくるようだと、節目の26000円や10月安値の25621円辺りへのトレンドが警戒されてくる。 また、日銀の大規模緩和修正はこれから本格化してくるとの見方にも向かわせてくると考えられ、日米金利差を狙ったポジションなどのヘッジ対応の動きが強まる可能性があるため、値ごろ感からの買いは入りづらいところだ。海外勢はクリスマス休暇入りのなか、短期筋によるショートを仕掛けてくる動きなども警戒されそうである。 そのほか、昨日の急落によって中小型株などの下げも目立っていた。トレンドは崩れていないため、押し目買いの好機となる可能性はあるものの、IPOなどで還流していた資金流入は縮小することになりそうだ。また、リバウンドの局面においては、利食いの動きも入りやすいところだろう。もっとも、中小型株については物色対象が絞られてくるものの、流動性の大きい銘柄などに集中しやすくなりそうだ。そのほか、NT倍率が大きく低下していることから、TOPIX型優位の流れに向かいやすく、円高の流れもあって、内需系にシフトしやすいだろう。 ■日本オラクル、2Q営業利益 1.8%増 347億円 日本オラクル<4716>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比5.6%増の1077.96億円、営業利益は同1.8%増の347.07億円だった。企業成長、競争力強化を目的とするクラウドサービスや、Autonomous(自動化)、AI(人工知能)、マシーン・ラーニング(機械学習)、ディープ・ラーニング(深層学習)など新しいテクノロジーに対するIT投資が底堅く推移。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32849.74、+92.20) ・ナスダック総合指数は上昇(10547.11、+1.08) ・VIX指数は下落(21.48、-0.94) ・米原油先物は上昇(76.23、+0.85) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・富士電機<6504>プラント監視制御システムで海外開拓、構築コスト半減の新製品投入 ・オリンパス<7733>内視鏡検査向けAI開発の英社買収、110億円で ・リコー<7752>サイボウズと資本提携、デジタルサービス拡大 ・東京ガス<9531>大ガスとメタネーション社会実装へ有識者委設置 ・中部電力<9502>スマートメーターでガス・水道を遠隔検針、新会社 ・伊藤忠<8001>CNF成形板を箏爪に加工、利昌工業と用途開発に注力 ・コマツ<6301>独・鉱山機械メーカー買収、坑内掘り分野を拡充 ・富士フイルム<4901>病理診断デジタル化支援を本格展開、米社部門買収 ・住友鉱山<5713>カナダで金鉱山開発、現地産金会社と起業費追加合意 ・オークネット<3964>ENEOSと中古車事業で提携 ・IHI<7013>水素収率26%を記録、CO2からSAF合成で世界トップ水準 ・ナカニシ<7716>独社買収、スピンドル販路拡大 ・山洋電気<6516>ステッピングモーター増産、フランス工場を拡大 ・東レ<3402>病因たんぱく質吸着ナノ構造繊維を開発、血液浄化治療向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・12月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
3402 東証プライム
822.9
10/15 15:00
-25.9(%)
時価総額 1,342,546百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3964 東証プライム
2,623
10/15 15:00
+31(%)
時価総額 73,347百万円
中古車オークションを開催。会費収入や手数料収入が収益の柱。24.12期は車両検査の拡大を想定。中古車オークションも高水準を維持する見込み。最高業績を計画。配当性向は3割目安。4月にリユース2社を買収予定。 記:2024/04/16
4716 東証スタンダード
15,265
10/15 15:00
+165(%)
時価総額 1,957,935百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
3,762
10/15 15:00
-18(%)
時価総額 4,679,465百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5713 東証プライム
4,399
10/15 15:00
+11(%)
時価総額 1,279,291百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6301 東証プライム
4,083
10/15 15:00
-3(%)
時価総額 3,973,355百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6504 東証プライム
8,274
10/15 15:00
-21(%)
時価総額 1,235,283百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6516 東証プライム
9,290
10/15 15:00
+10(%)
時価総額 120,510百万円
冷却ファン、無停電電源装置、サーボモータの生産・販売等を行う。1927年創業。電気機器販売事業、電気工事事業等も手掛ける。日本、フィリピンなどに生産拠点。高性能、高信頼製品の製造・販売などに注力。 記:2024/09/02
7013 東証プライム
8,420
10/15 15:00
+318(%)
時価総額 1,302,406百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7716 東証スタンダード
2,643
10/15 15:00
-10(%)
時価総額 249,127百万円
大手科医療用機器メーカー。エアータービンやコントラアングル、治療用モーター等を国内外に提供。歯科事業は国内外全ての地域で売上が増加。M&A効果などで機工事業は売上伸長。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/04/17
7733 東証プライム
2,822
10/15 15:00
-10.5(%)
時価総額 3,628,787百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7752 東証プライム
1,645
10/15 15:00
-7(%)
時価総額 1,048,635百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8001 東証プライム
7,684
10/15 15:00
-48(%)
時価総額 12,178,295百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
9502 東証プライム
1,681
10/15 15:00
-1.5(%)
時価総額 1,274,198百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09
9531 東証プライム
3,319
10/15 15:00
+13(%)
時価総額 1,443,350百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09