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メタウォーター、キヤノン、航空電子など

2024/4/25 15:57 FISCO
<4519> 中外薬 4860 -291大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表している。コア営業利益は1021億円で前年同期比3.1%減となったが、想定以上の原価率低下で市場コンセンサスは上振れている。ただ、売上収益は同24.1%減と大幅減収。ロナプリーブ政府納入完了に伴う売上減少に加え、バビースモやアレセンサなども期待値に未達、バイオシミラーの影響でアクテムラの海外出荷なども減少のもよう。低調なヘッドラインをマイナス視のようだ。 <6752> パナHD 1325 -68大幅反落。前日に業績予想の修正を発表している。営業利益は従来予想の4000億円から3600億円、前期比24.8%増に下方修正。コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブな反応が優勢になっている。なお、車載用電池事業における過去の製造工程上の問題に係る調整営業費用の計上、自動車関連事業の一部でのれんの減損損失計上など、一過性要因が下方修正の主因となっている。 <4751> サイバー 976.5 -58.5大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は274億円で前年同期比56.0%増となり、市場予想を50億円強上回った。「グランブルーファンタジーリリンク」のヒットなどで、ゲーム事業が想定を上回ったともよう。ただ、同タイトルへの期待は足元でセールス好調などが伝わっていたことから織り込み済みとも捉えられた。また、通期計画300億円を据え置いていることもあり、目先の出尽くし感が先行しているようだ。 <6962> 大真空 817 +34大幅続伸。前日に24年3月期業績予想の上方修正を発表している。経常利益は従来予想の17億円から31億円、前期比39.3%減に引き上げ。為替相場の円安推移による利益率の向上、営業外での為替差益計上などが要因のようだ。経常利益は上半期決算時に続く上方修正となっている。株価は年初来下落傾向が続いていたため、リバウンドの手掛かり材料と捉えられる形に。 <6807> 航空電子 2510 +179大幅続伸。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は144億円で前期比17.9%減となり、従来計画140億円並みの着地に。一方、25年3月期は170億円で同17.9%増と2ケタ増益に転じる計画。年間配当金も前期比5円増の60円を計画。営業利益は市場コンセンサスの155億円程度を上回る水準。自動車業界向け、並びに、防衛事業の追い風を受ける航空・宇宙市場の売上拡大を見込んでいるようだ。 <5189> 桜ゴム 2720 +500ストップ高比例配分。前日に業績・配当予想の大幅上方修正を発表している、24年3月期営業利益は従来予想の6.6億円から11.3億円、前期比2.7倍にまで引き上げ。消防・防災事業において、第4四半期に官公庁関連の受注が急増したことが背景となっている。1月に続いての大幅上方修正となる形に。年間配当金も再度の大幅引き上げ、従来計画の50円から記念配30円含めた90円配としている。 <6723> ルネサス 2534 +12.5続伸。本日、24年12月期の第1四半期決算を発表。Non-GAAP売上収益は3518億円で前年同期比2.2%減となったが、従来計画中心値3450億円を上振れ。同営業益も1135億円で同9.1%減となったが、従来の売上計画中心値をベースとした予想からは100億円ほど上振れた。営業利益率は従来想定を2.3pt上回る。4-6月期は前四半期比減益予想だが、直近株価の大幅調整もあり、実績値上振れを評価。 <9551> メタウォーター 2015 -271急落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は99億円で前期比14.0%増となったが、25年3月期は90億円で同9.1%の減益見通しとしており、ネガティブな反応が優勢となっている。人的投資やDX投資などのコストアップが響くもようだ。28年3月期までの中期計画も公表、受注高2000億円以上、営業利益130億円などを掲げているが、ポジティブなインパクトは限定的なようだ。 <6954> ファナック 4455 -158大幅反落。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は1419億円で前期比25.8%減となり、25年3月期は1210億円で同14.7%減を計画。25年3月期市場コンセンサスは1600億円程度であり、為替前提など保守的とはいえ、大きく下振れる格好に。需要回復乏しく、稼働悪化などによる収益低迷を見込む。なお、発行済み株式数の1.32%に当たる1250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表。 <7751> キヤノン 4066 -374大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は801億円で前年同期比5.2%減となり、市場予想を100億円程度下振れた。イメージング事業が想定以上に落ち込む形に。通期予想は4350億円、前期比15.9%増を据え置き、コンセンサスを上回る水準となっているが、むしろ、足元で円安が進んでいる状況下での業績据え置きを受けて、ファンダメンタルズの想定以上の厳しさが反映されているのではとの見方も。 《ST》
関連銘柄 10件
4519 東証プライム
6,949
10/10 15:00
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時価総額 11,667,774百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4751 東証プライム
1,035.5
10/10 15:00
+6(%)
時価総額 523,884百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
5189 東証スタンダード
1,949
10/10 12:57
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時価総額 3,945百万円
消防用資機材、防災用資機材を扱う消防・防災事業が主力。1918年設立。航空機やロケット関連部品の製造・販売、不動産賃貸事等も。川重商事等が主要取引先。消防・防災事業は救助資機材、安全対策資機材が販売順調。 記:2024/06/18
2,100.5
10/10 15:00
-35.5(%)
時価総額 4,109,477百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
1,309.5
10/10 15:00
+4(%)
時価総額 3,213,588百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6807 東証プライム
2,642
10/10 15:00
-23(%)
時価総額 185,741百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
6954 東証プライム
4,071
10/10 15:00
-49(%)
時価総額 4,109,866百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6962 東証プライム
614
10/10 15:00
+1(%)
時価総額 22,225百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
7751 東証プライム
5,095
10/10 15:00
+35(%)
時価総額 6,795,522百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
9551 東証プライム
1,862
10/10 15:00
+1(%)
時価総額 88,927百万円
水・環境分野の総合エンジニアリング企業。日本ガイシと富士電機の水環境事業子会社の合併で誕生。浄水場・下水処理場・資源リサイクル施設向け設備の設計・建設等を行う。基盤分野の強化、成長分野の拡大を図る。 記:2024/08/06