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【注目銘柄ダイジェスト】:愛三工が急伸、大塚商会は急反落

2021/2/2 16:40 FISCO
*16:40JST 【注目銘柄ダイジェスト】:愛三工が急伸、大塚商会は急反落 <4768> 大塚商会 5100 -330 急反落。前日に20年12月期決算を発表、営業利益は563億円で前期比9.5%減益となった。第3四半期決算時に下方修正した水準の573億円をやや下振れている。一方、21年12月期は581億円で同3.2%増と増益転換の見通しに。ただ、640億円程度の市場コンセンサスを大きく下回っている。システムインテグレーション事業の回復がやや鈍い見通しなのが響ているようだ。なお、配当金は記念配当5円実施の分、増配を計画している <7240> NOK 1456 +57 急伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は51.8億円で前年同期比45.3%減益となっている。通期予想は110億円で前期比8.6%減益と、1月27日に発表した上方修正値を据え置いている。ただ、10-12月期は138億円の営業利益となっており、上方修正値に対しては更なる上振れも期待できるとの見方が強まっているもよう。また、グループ会社が関節部のシワにも追従できる極薄伸縮コイルアンテナを開発したとも発表している。 <7283> 愛三工 627 +90 急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は12.5億円で前年同期比76.3%減益となったが、上半期21億円の赤字からは黒字に転じる形となっている。つれて、通期予想は従来の10億円から36億円、前期比50.2%減にまで上方修正。主要顧客向けの売上高回復に加えて、損益分岐点売上高低下などの収益対策効果が顕在化したもよう。年間配当金も15円から16円に引き上げへ。想定以上の収益改善に買いインパクトが先行している。 <7213> レシップHD 603 +100 ストップ高。キャッシュレス運賃収受器「LV-700」がドイツの公共交通機関向けシステムインテグレーターのIVU Traffic Technologies AG(本社:ドイツ、以下:IVU)に採用されたと発表している。運賃収受器「LV-700」は、世界共通で利用できる多様な決済手段に対応した運賃収受器となっている。IVUの運賃収受システムや運行管理システムは、世界各国において約500事業者以上の公共交通機関への採用実績があるとされ、同社の運賃収受器の売上拡大につながっていくとの期待感が先行へ。 <6971> 京セラ 6691 -69 急落後に下げ渋る。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は189億円で前年同期比45.2%減益となり、市場予想を90億円程度下回っている。スマートエナジー事業での減損115億円計上を考慮すれば、実質的には上振れと捉えられるものの、これを考慮しても減益決算であり、他の電子部品大手との比較では業績回復が鈍いとみられているもよう。通期計画は750億円で前期比25.1%減益を据え置いている。 <6963> ローム 11460 +630 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業損益は118億円で前年同期比38.8%増となり、市場予想を30億円近く上回っている。通期予想も従来の230億円から320億円に上方修正、一転しての増益見通しとなる。通期の市場予想は290億円程度であったとみられ、上方修正幅は想定以上となる形に。自動車向けの回復などが上方修正の主因となっているようだ。 <6723> ルネサス 1290 +79 大幅続伸。先にサムスン電子がM&Aの推進を公式発表しているが、一部韓国紙では、買収の有力対象として同社を挙げているもよう。本日の買い手掛かり材料ともされているようだ。買収候補としては他に、オランダのNXP、米国のテキサスインスツルメンツなどが挙げられており、車載用半導体企業が注目される形になっている。豊富なキャッシュポジションを背景に、複数のM&A実現の可能性ともされているようだ。 <4911> 資生堂 7364 +493 大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。20年12月期営業損益は従来の100億円の赤字予想から、一転して150億円の黒字予想に引き上げている。経費を中心としたコストの効率化効果が収益押し上げの主因とみられるが、日本や中国における売上高予想もやや引き上げている。通期営業益の市場コンセンサスは収支均衡水準であったとみられ、想定以上の収益力の高まりを評価する動きが優勢に。 <6920> レーザーテック 14110 -180 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は121億円で前年同期比50.9%増と大幅増益、通期予想も従来の170億円から200億円、前期比32.8%増に上方修正。堅調な半導体需要を背景に、主力製品のマスク欠陥検査装置の販売が好調に推移しているもよう。年間配当計画も49円から55円に引き上げへ。ただ、昨年後半からの大幅な株価上昇で好決算は織り込み済み、上方修正水準にサプライズは乏しく、出尽くし感が優勢となっている。 <7974> 任天堂 62400 -240 朝高後、マイナス転換。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は5211億円で前年同期比98.2%増益、市場予想を300億円強上回る着地になっている。既存タイトルが引き続き好調に推移しているもよう。通期予想も4500億円から5600億円、前期比58.9%増と、市場想定並みの水準にまで増額修正している。また、期末配当金は450円から1070円にまで引き上げ、株主還元姿勢を評価する動きも強まっている。
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独立系のSI大手。中小企業向けに強み。保守サービスやオフィス消耗品通販「たのめーる」も。システムインテグレーション事業ではハードウェアが伸びる。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/04
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車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6920 東証プライム
43,170
5/17 15:00
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半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6963 東証プライム
2,046.5
5/17 15:00
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カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
1,868
5/17 15:00
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時価総額 2,821,565百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7213 東証スタンダード
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+10(1.78%)
時価総額 8,124百万円
運行機器メーカー。バスや鉄道のワンマンシステム機器や運賃箱、ICカードシステム、運航管理システム、表示機器を提供する。バス用や鉄道用の運賃箱でトップシェア。今期3Q累計は約4割の増収、利益は黒字転換した。 記:2024/03/11
7240 東証プライム
2,114.5
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時価総額 366,102百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
7283 東証プライム
1,407
5/17 15:00
+13(0.93%)
時価総額 88,744百万円
トヨタグループの自動車部品メーカー。燃料系製品や吸排気系製品が主力。フューエルポンプモジュール市場で世界トップ級。自動車電動化領域に注力。アジアや欧米向けの好調で、24.3期3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23
7974 東証プライム
8,503
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時価総額 11,042,761百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27