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【注目銘柄ダイジェスト】:栄研化が急伸、サイバーは急反落

2021/1/28 16:44 FISCO
*16:44JST 【注目銘柄ダイジェスト】:栄研化が急伸、サイバーは急反落 <9962> ミスミG 3615 +235 急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は前年同期比3.2%減の175億円だった。ただ、10-12月期は同32%増の84億円と第2四半期までの減益から一転して大幅増益となっている。市場予想も25億円程度上回る着地に。国内売上の底入れ、粗利益率の改善などが業績上振れの背景に。同時に発表した12月の月次動向では、売上高は前年同月比9.7%増となり、21年3月期に入って初のプラス転換ともなっている。 <4549> 栄研化 2435 +398 急伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は55.3億円で前年同期比27.2%増益となっている。上半期は同10.5%の減益であり、一転しての2ケタ増益となる形に。通期予想は従来の41.0億円から55.4億円、前期比19.8%増に上方修正している。新型コロナウイルス検査試薬の拡大などが上方修正の一因になっているようだ。期末配当金も15円から21円に引き上げ、年間配当金は前期比6円増の36円となる。 <6961> エンプラス 4575 +700 ストップ高。発行済み株式数の12.75%に当たる125万株、50億円を上限とする自社株買いの実施を発表、買い材料となっている。取得期間は1月28日から3月31日までとしている。本日は自社株買いの一部として、10億円強を立会外取引で取得。短期間での高水準の自社株買いにより需給期待が高まる形に。また、業績上振れ期待は高かったが、通期業績予想の上方修正も発表、営業利益は従来の13.0億円から16.5億円に引き上げている。 <4751> サイバー 6820 -690 急反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は71億円で前年同期比8.7%減益、85億円程度の市場コンセンサスを下回っており、ネガティブな反応が強まっている。通期の市場コンセンサスは2ケタ増益であり、減益スタートは想定外とも捉えられている。主力タイトルの運営不調などを背景にゲーム事業が大幅減益と不振、減益決算の主因に。また、ネット広告事業の収益も伸び悩んでいるようだ。 <7240> NOK 1453 +188 急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業損益は従来予想の108億円の赤字から一転、110億円の黒字となる見通し。自動車生産台数の上振れによってシール事業が復調、電子部品事業も自動車向けやスマホ向けに売り上げが順調に推移しているようだ。上半期は86億円の赤字であったため、大幅黒字への上方修正にはサプライズ感が先行。なお、子会社で希望退職者募集を実施、特損計上もあり最終損益は74億円の赤字見通し。 <3658> イーブック 2504 -265 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は8.6億円で前年同期比63.4%増益となり、通期予想の9.5億円、前期比19.8%増に対する進捗率は91%に達している。ただ、好決算期待が高かったなか、10-12月期は前四半期比で減益(前年同期比では33.9%増)ともなっており、売り材料と捉えられているようだ。主力の電子書籍事業の売上高が前四半期比でやや減少する状況に。 <6645> オムロン 9610 +10 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は177億円で前年同期比23.3%増益、市場予想を40億円程度上回っている。通期予想は従来の400億円から560億円、前期比2.3%増に上方修正している。上方修正値は市場予想の520億円程度も上振れ。中国市場の回復、血圧計などコロナ禍における高利益率製品の需要増などが業績上振れの背景となっているもよう。 <3099> 三越伊勢丹 671 +36 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は149億円の赤字となったが、10-12月期は29億円の黒字に転じている。通期予想は足元の販売鈍化を受けて売上高は下方修正しているが、営業損益は330億円の赤字見通しを維持している。実績値にサプライズは限定的だが、営業黒字化をポジティブ視する動きが優勢に。決算を通過したことで、今後は緊急事態宣言明け後の販売回復期待が高まるとの見方にも。 <4063> 信越化 18770 -460 続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1007億円で前年同期比6.9%減益、1050億円程度の市場コンセンサスを下回る着地になっている。シリコーンの回復が想定よりも鈍かったとみられる。通期計画は3770億円で前期比7.2%減予想を据え置き、米シンテックの寄与も高まることで、上振れの可能性高いとみられているが、半導体関連として業績期待も織り込まれてきており、実績値の想定比下振れをマイナス視の動き優勢。 <6954> ファナック 27520 -280 続伸と逆行高。前日に10-12月期の決算を発表、営業利益は329億円で前年同期比68.2%増益となり、通期予想は従来の854億円から1058億円、前期比19.8%増に上方修正している。市場予想も従来会社計画並みであったため、評価の動きが優勢になっているようだ。ロボット事業を中心に足元の受注が想定以上に好調、10-12月期受注高は前年同期比44%増、前四半期比でも35%増となっている。
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