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【注目銘柄ダイジェスト】:リコーが大幅反発、インスペックはストップ安

2020/3/10 16:43 FISCO
*16:43JST 【注目銘柄ダイジェスト】:リコーが大幅反発、インスペックはストップ安 <7752> リコー 970 +63 大幅反発。子会社リコーリース <8566>株式の20%をみずほリース<8425>へ売却すると前日発表。同社の保有比率は53.7%から33.7%に低下、非連結化に。売却時期は4月下旬の見込み。連結業績の押し下げ要因となる一方、バランスシートは有利子負債など圧縮でネットキャッシュへ転換、FCFも大きく改善することに。前日のリコーリース終値に対し譲渡価格は大幅なプレミアムが付いていることも評価。 <6178> 日本郵政 826.0 +2.0 保有するゆうちょ銀行<7182>株で巨額減損処理をする可能性が出てきたと報じられた。ゆうちょ銀行株の89%を保有し、1株当たりの簿価は1732円の見込みだが、前日終値は857円と簿価の半値を割り込んだ。今後も株価が低落したまま決算期末を迎えると減損処理の可能性が高まる。その場合、国内企業で過去最大規模になるおそれもある。ただ、このところの急激な下げの反動もあり、押し目買いも入る展開に。 <7554> 幸楽苑HD 1335 -56 大幅続落。前日に20年3月期の業績下方修正を発表、営業利益は従来予想の21億円から6億円に減額修正、一転して前期比大幅減益となる。台風19号の影響による工場操業停止や店舗の臨時休業が響いたほか、足元でも新型コロナの影響で2月中旬以降は客数が大きく鈍化しているもよう。第3四半期までの状況から下振れ懸念はあったものの、期末配当金も従来の10円計画を無配としており、失望感が強まる展開に。 <6656> INSPEC 2510 -700 ストップ安。通期予想の大幅下方修正を受け前日もストップ安となったが、本日も個人投資家の処分売りが集まる状況となった。東海東京証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げし、目標株価も3000円から1400円にまで引き下げた。第4四半期以降の業績回復が遅延することを踏まえ、業績予想を見直した。現在の株価水準と比較した目標株価の低さが意識される形にも。 <6951> 日電子 2464 -4 続落。クレディ・スイス証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は3000円としている。マルチビームの受注拡大への期待で株価が押し上げられてきたが、EUVを量産で採用する顧客数やマルチビームの生産性を踏まえると、受注はコンセンサス並みの水準にとどまると想定、21年3月期の受注見通しは株価を大きく押し上げる材料に欠けるとしている。 <6291> エアーテック 734 -82 一時ストップ安。第三者割当による新株予約権の発行を発表している。新株予約権の総数は12000個で潜在株式数は120万株、調達資金は9億7592万円となる。当初行使価額は816円で、下限行使価額は572円。調達資金は新工場やショールームなどの設備資金に充当の計画。希薄化は最大で13.16%となり、こうした潜在的な希薄化や短期的な需給悪化につながるとの懸念が優勢になっている。 <4061> デンカ 2368 -50 大幅続落。前日に20年3月期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は従来予想の350億円から310億円に減額、一転して減益見通しとなっている。米中貿易摩擦の影響でクロロプレンゴムなどの販売が低調に推移しているほか、新型ウイルスによる電子・先端製品への影響を織り込んだもよう。第3四半期累計では前年同期比3.2%減であり、1-3月期は減益幅が拡大する形にもなる。 <9412> スカパーJ 428 +14 大幅反発。いちよし証券では投資判断を「B」から「A」に、フェアバリューも470円から620円に引き上げた。宇宙事業における保有衛星の増加、衛星の収益性の向上を評価して、21年3月期以降の業績予想を引き上げた。19年1月以降に打ち上げたHTS衛星は、従来の衛星と比較しコスト構造が簡素化することで、利益率の向上が期待できると分析。メディア事業も販促費の抑制などで利益水準の維持は可能と予想する。 <2301> 学情 1479 +41 切り返して反発。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は3.1億円の赤字で前年同期比1.2億円の損益悪化となった。上半期計画は同29.6%増益の予想であり、想定以上に低調スタートとなる形へ。ただ、足元の受注は好調で今後の回復期待は残る形となっている。また、発行済み株式数の1.4%に当たる20万株、3億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることも株価の下支えにつながる形へ。 <6088> シグマクシス 1374 +80 大幅反発。前日に20年3月期の業績修正を発表。営業益は従来の18.5-20.5億円のレンジ予想から20.5-22.5億円のレンジ予想に引き上げた。Uアローズ<7606>および博報堂DYメディアパートナーズとの合弁事業のサービス終了に伴う損失の確定などが修正要因。また、発行済み株式数の1.44%に当たる30万株、3億円を上限とする自社株買いの実施も発表したことも刺激材料に。
関連銘柄 14件
2301 東証プライム
1,800
3/28 15:00
+19(1.07%)
時価総額 28,008百万円
就活情報サービス会社。中小企業を中心とした新卒、第二新卒、中途採用等の就職、転職支援サービスを提供する。「Re就活」や「転職博」等を展開。23年10月期は過去最高を更新した。全主要商品が堅調に推移した。 記:2024/01/14
4061 東証プライム
2,355
3/28 15:00
-84.5(-3.46%)
時価総額 208,549百万円
化学中堅。合成ゴムや球状シリカに強み。電子・先端材料、ワクチンも。24.3期上期は民生向け製品や半導体関連が低調で足踏み。新型コロナ・インフル同時検査キットが想定以上。コスト削減も進捗。計画比では上振れ。 記:2024/01/15
1,683
3/28 15:00
-61(-3.5%)
時価総額 77,938百万円
経営コンサル。プロジェクト管理に強み。投資を通じて立ち上げた事業の運営にも参画。24.3期上期は柱のコンサルが運輸、金融向けなどに好調。人材投資に伴う販管費をこなして増収増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/01/14
6178 東証プライム
1,522.5
3/28 15:00
-24(-1.55%)
時価総額 5,736,582百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持ち、郵便・物流、国際物流、銀行、生命保険を展開。銀行業セグメントの好調で、24.3期中間期は増収・経常増益。 記:2023/12/20
6291 東証スタンダード
1,179
3/28 15:00
-13(-1.09%)
時価総額 12,351百万円
クリーンエアシステムの専門メーカー。販売シェアは国内トップ。簡易折畳式ブースや診察・検体採取ブース等も。半導体分野向けフィルターユニットは売上増。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/02/26
6656 東証スタンダード
1,110
3/28 15:00
+13(1.19%)
時価総額 4,416百万円
半導体製造装置メーカー。電子回路基板の外観検査装置や製造装置を製造、販売。主力はロールtoロール型など。24.4期2Q累計は受注額が増加。ロールtoロール型検査装置等の受注が寄与。受注残高も増加。 記:2024/02/03
6951 東証プライム
6,236
3/28 15:00
-120(-1.89%)
時価総額 321,360百万円
世界的な理化学機器メーカー。電子顕微鏡で世界シェアトップ。分析機器や医用機器、産業用機器に事業を拡大。海外売上比率は約7割。今上期は電子顕微鏡を中心に、引き合いが活況だった。受注、売上が好調だった。 記:2023/12/26
7182 東証プライム
1,625
3/28 15:00
-86.5(-5.05%)
時価総額 6,093,011百万円
日本郵政グループ傘下で国内最大の資金量を誇る預金取扱金融機関。預貯金残高で銀行最大、運用は国内、海外の債券など有価証券投資が中心。プライベートエクイティファンドや不動産ファンドの好調で中間期は増収増益。 記:2023/12/19
7554 東証プライム
1,358
3/28 15:00
+6(0.44%)
時価総額 22,780百万円
ラーメンチェーン「幸楽苑」を展開。福島県地盤。FC加盟店として焼肉業態や唐揚げ業態なども展開。新商品導入やコラボレーション企画の拡充、グランドメニューの刷新に重点。人流回復や新メニュー投入で中間期は増収。 記:2023/12/19
7606 東証プライム
1,948
3/28 15:00
-50(-2.5%)
時価総額 58,857百万円
アパレル大手。バイヤーが買い付けた国内外のデザイナーズブランドやオリジナル企画商品を販売。主力は高価格帯の「ユナイテッドアローズ」やお手頃価格の「コーエン」。免税売上の拡大もあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
7752 東証プライム
1,341.5
3/28 15:00
-20(-1.47%)
時価総額 855,163百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8425 東証プライム
1,113
3/28 15:00
±0(0%)
時価総額 54,541百万円
総合リース会社。リースや割賦のファイナンスを中心に発展。設備投資に関する財務ソリューションに強みを持つ。丸紅と資本業務提携。今期3Q累計は不動産物件の売却が寄与した。ファイナンスも堅調に推移した。 記:2024/02/08
8566 東証プライム
5,260
3/28 15:00
-210(-3.84%)
時価総額 164,338百万円
リース会社。リコーの光学・OA製品リースやビジネスローン、集金代行など各種金融サービス事業を展開。医療・ヘルスケア分野や環境分野にも注力。リース&ファイナンス事業やサービス事業が伸長し、3Q累計は増収。 記:2024/02/08
1,027
3/28 15:00
-38(-3.57%)
時価総額 305,434百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23