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【注目銘柄ダイジェスト】花王が買い優勢、ヤフーは急落

2017/4/27 17:57 FISCO
*17:57JST 【注目銘柄ダイジェスト】花王が買い優勢、ヤフーは急落 <3938> LINE 3885 -335 急落。17年12月期の第1四半期の営業利益は前年同期比24.6%減の40.25億円と、コンセンサス(63億円程度)を下振れたことが嫌気された。従業員報酬費用、TVCM等の実施によるマーケティング費用、LINEモバイルのシステムの開発などによる認証及びその他のサービス費用の増加などが重しとなった。なお、野村証券は「新規事業に対する積極投資等による減益であり、構造的な収益悪化ではない」と指摘。 <6723> ルネサス 1045 -93 急反落。半導体大手である同社の経営再建が完了すると一部メディアが報じている。官民ファンドの産業革新機構は、株式の約69.2%を保有する筆頭株主だ。再建完了に伴い、最大19.1%を5月にも売却するとされている他、同社が年内にも数千億円規模の公募増資に踏み切る見通しと報じられたことで、将来的な需給悪化懸念が先行する流れとなった。 <4689> ヤフー 475 -50 急落。17年3月期の決算を発表。営業利益は前期比14.6%減の約1920億円で着地し、コンセンサス(2050億円程度)を下振れた。しかし、第4四半期連結会計期間に発生したアスクル<2678>の物流センター火災に伴う損害額130億円を計上した影響でサプライズは特段ない。むしろ、18年3月期の営業利益が、先行投資の拡大により前期実績を下回るとの見通しが示されたことがネガティブ視された。 <4452> 花王 6169 +29 買い優勢。17年12月期第1四半期の営業利益は前年同期比12.1%増の386億円。ケミカル事業の他、紙おむつ「メリーズ」が高進捗となったヒューマンヘルスケア事業が大幅に伸長。17年12月期の上期営業利益は同1.1%増の820億円、通期では前期比7.8%増の2000億円との従来予想を据え置いた。コンセンサスでは、第1四半期の営業利益は355億円程度と見込まれており、上振れがポジティブ視された。 <7011> 三菱重工 442.2 -13.1 大幅反落。17年3月期の通期予想の下方修正を発表。営業利益は2400億円から1500億円と大幅に引き下げており、コンセンサス(2280億円程度)を下振れる修正が嫌気された。エネルギー・環境ドメインの火力事業の売上高減少、交通・輸送ドメインにおける、商船のコスト悪化やジェット旅客機「MRJ」の開発費用増加などが下押し要因となった。なお、期末配当予想は1株当たり6円(年間12円)を据え置いている。 <7312> タカタ 412 -100 ストップ安。欠陥エアバッグのリコール問題に関連し、同社が新旧分離型の法的整理案を検討していると報じられている。米KSSの設立する新会社がエアバッグなどの事業を買い取り、旧会社にリコールに関する債務を残して弁済を担わせる方針のようだ。トヨタ自<7203>などの大口債権者は、同枠組みを適用することで大筋合意したとされている。 <4043> トクヤマ 541 +40 急伸。OCI社に対する、トクヤママレーシアの株式譲渡について各国競争当局の許認可取得が完了したと発表(5月末が譲渡予定日)。ジェフリーズ証券は、「事業譲渡により同社は、不安定な多結晶シリコン事業へのエクスポージャーがほとんど無くなる他、本案件の完了で欠損金により法人税率が大幅に低下する」ことから非常にポジティブと指摘。また、半導体グレード多結晶シリコンの同社シェアも拡大すると見ているようだ。 <3107> ダイワボHD 384 +61 急騰。17年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益を100億円から127億円に引き上げている。主力商材のパソコンについて、周辺機器やソフトウェアを含めた複合提案の推進により販売台数が伸長した他、官公庁向けの情報セキュリティ強化に関する商材や個人向け市場でのSIMロックフリースマホの販売好調などが寄与した。また、期末配当を7円から10円(年間10円)としたことも支援材料に。
関連銘柄 10件
2678 東証プライム
2,044
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+34(1.69%)
時価総額 199,329百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
2,784.5
10/9 15:00
+31.5(1.14%)
時価総額 268,303百万円
ITインフラ流通事業を手掛けるダイワボウ情報システムを中核とする持株会社。立旋盤、車輪旋盤等の製造・販売を行う産業機械事業も。ITインフラ流通事業はPC販売が順調。27.3期営業利益330億円目標。 記:2024/06/13
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4043 東証プライム
2,859
10/9 15:00
-15(-0.52%)
時価総額 206,100百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4452 東証プライム
7,051
10/9 15:00
+96(1.38%)
時価総額 3,349,225百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4689 東証プライム
424.8
10/9 15:00
+1.3(0.31%)
時価総額 3,241,717百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
2,136
10/9 15:00
+6(0.28%)
時価総額 4,178,930百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
7011 東証プライム
2,200
10/9 15:00
+20(0.92%)
時価総額 7,422,026百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,563.5
10/9 15:00
-4.5(-0.18%)
時価総額 41,823,469百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7312 東証1部
18
7/26 15:00
-4(-18.18%)
時価総額 1,497百万円
エアバッグやシートベルトが主力の自動車部品メーカー。17.3期は欠陥エアバッグ問題を巡る減損損失や和解金計上などで最終赤字拡大。財務悪化が進む。再建に向けたスポンサーの選定などが難航。継続前提に重要事象。 記:2017/05/31