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【注目銘柄ダイジェスト】LINE、旭化成が大幅続伸、8日急落の小野薬品は大幅反発

2016/8/9 18:13 FISCO
*18:13JST 【注目銘柄ダイジェスト】LINE、旭化成が大幅続伸、8日急落の小野薬品は大幅反発 <3407> 旭化成 822.9 +53.2 大幅続伸。7月の住宅受注の急回復が評価材料視されている。請負住宅の受注金額は前年同月比23%増、15年10月以来9ヵ月ぶりに前年同月比でプラスに転じている。戸建て、集合住宅ともにプラスとなり、7月の受注金額としては過去最高に。広告宣伝効果が大きく寄与したものとみられている。予想以上の急回復にポジティブなインパクトが強まる格好に。 <4502> 武田薬品 4765 +71 しっかり。シティグループ証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も5800円から7400円に引き上げている。Weber社長就任後、対象疾患領域の絞り込み、長期収載品事業のTevaとの合弁会社への移管による国内での新薬集中が行われており、大規模なR&D再構築も発表されている。新しい武田薬品に生まれ変わるための仕込みが概ね完了しつつあり、今後は収益回復局面に入ると期待しているもよう。 <4528> 小野薬品 3052 +171 大幅反発。米ブリストルが同社と共同開発した抗がん剤「オプジーボ」の臨床試験で、これまでより幅広い肺がん患者に効果があるとの結果は出なかったと発表、前日はストップ安比例配分となっていた。中長期的な成長期待は後退する格好だが、オプジーボの製品価値が全面的に否定されたわけでもなく、クレディ・スイス証券(CS)では前日のストップ安比例配分は過剰反応と指摘している。 <7735> SCREEN 1125 -107 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は51億円で前年同期比55%の大幅増益、上半期予想は従来の113億円から117億円に上方修正へ。第1四半期実績は市場予想を上回る着地になったほか、受注高も高水準の前四半期からさらに増加へ。ただ、ここまでの株価上昇で受注上振れ期待などは織り込み済みとも捉えられる。収益性向上もやや限定的となり、短期的な出尽し感につながる形へ。 <6448> ブラザー 1517 +245 買い気配から大幅高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は211億円で前年同期比29%増益となり、通期予想は従来の450億円から485億円に上方修正している。第1四半期は市場予想を90億円程度上回るポジティブサプライズとなった。通期予想の上方修正も予想外と捉えられている。事務機を扱う主力のP&S事業がけん引役、収益改善に向けた取り組みが奏効する形に。 <6376> 日機装 826 +89 大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は20億円で従来予想の30億円を下回る着地に。通期予想は従来の65億円から50億円に下方修正している。ただ、第1四半期までの状況から下振れ着地は想定線、下方修正した通期予想も市場コンセンサスに近い数値となっており、ネガティブインパクトは限定的のもよう。一方で、発行済み株式数の4.05%を上限とする自社株買い実施を好感する動きに。 <3938> LINE 4310 +235 大幅続伸、上場初日以来の高値水準に。昨日からアナリストの新規カバレッジの動きが相次いでいるが、大半が買い推奨としており、見直しの動きが強まってきているもよう。ゴールドマン・サックス(GS)、モルガン・スタンレー(MS)、みずほ、メリルリンチ日本、野村、マッコーリー、ドイツ、三菱UFJモルガン・スタンレーなどの証券会社がカバレッジを開始しているが、野村證券以外は買い推奨となっている。 <5711> 三菱マテ 270 -14 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、経常利益は121億円で前年同期比29%減益、通期予想は従来の680億円から640億円に下方修正している。下方修正値は市場想定線であるものの、加工事業の販売数量などさらなる下振れ余地も残るとの見方が優勢になっているようだ。前日に大きく上昇した反動も強まる格好に。野村證券では目標株価を310円から275円に引き下げへ。
関連銘柄 8件
3407 東証プライム
1,072
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時価総額 1,494,295百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4502 東証プライム
4,240
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時価総額 6,708,846百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4528 東証プライム
2,009.5
10/4 15:00
+35.5(1.8%)
時価総額 1,039,766百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5711 東証プライム
2,621.5
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時価総額 344,701百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6376 東証プライム
1,032
10/4 15:00
+4(0.39%)
時価総額 76,663百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、血液透析関連製品等のメディカル事業、航空宇宙事業を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。産業用ポンプ・システムは収益性回復傾向。 記:2024/07/26
6448 東証プライム
2,934
10/4 15:00
+29(1%)
時価総額 769,356百万円
レーザー複合機・プリンターなど通信・プリンティング機器が主力。1908年創業。愛知県名古屋市に本社。家庭用・工業用ミシンや工作機械、デジタル印刷機等も。製品ラインアップの強化などで産業用領域の拡大図る。 記:2024/08/09
10,320
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-65(-0.63%)
時価総額 1,048,409百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22