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【注目銘柄ダイジェスト】ニコン、千葉銀は大幅続伸、一方で東洋紡、サンケンが急落

2016/8/5 18:02 FISCO
*18:02JST 【注目銘柄ダイジェスト】ニコン、千葉銀は大幅続伸、一方で東洋紡、サンケンが急落 <8331> 千葉銀行 524 +32 大幅続伸。前日に決算を発表、第1四半期純利益は185億円で前年同期比4%増益、銀行株のなかでは数少ない増益決算となっている。通期計画に対する進捗率も高水準。また、発行済み株式数の1.47%に当たる1200万株を上限とする自己株式の取得も発表。4月に自社株買いを実施したばかりであり、今回の取得発表はポジティブなインパクトにもつながる。 <3632> グリー 472 -44 大幅反落。前日に16.6期通期の決算を発表している。営業利益は前期比30%減の142億円、従来計画線上での着地となった。ただ、1-3月期の36億円に対して、4-6月期は22億円にとどまっているなど、市場想定には未達であったとみられる。また、17.6期第1四半期は10億円の計画としており、一段と収益水準が低下する見通しになっている。 <7731> ニコン 1523 +64 大幅続伸。前日に発表した決算内容が好感されている。第1四半期営業利益は149億円で前年同期比2.9倍、上半期予想は190億円から230億円に上方修正。第1四半期実績は市場予想の2倍近い水準となっており、ポジティブなインパクトにつながる。FPD露光装置の売上計上が集中したことが背景のもよう。なお、実績値は、会社計画比では40億円程度の上振れにとどまっているもよう。 <7203> トヨタ 5860 +169 買い優勢。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6422億円で前年同期比15%減益となったものの、市場予想を1000億円以上上回る着地に。通期予想は1兆7000億円から1兆6000億円に下方修正、こちらは市場予想を下回る水準だが、為替の想定レート変更に伴うマイナス影響が1850億円、これを除けば実質的に上方修正の形ともなっている。 <3101> 東洋紡 171 -23 決算発表後は急落。第1四半期営業利益は46億円で前年同期比3%増益、市場予想は5億円強下回る水準になったと見られる。上半期予想120億円、同14%増益に対する進捗率も低水準に。エアバッグ用基布や生活産業資材が苦戦した。また、経常利益は、上半期計画の2ケタ増益に対して2割減益と低調なスタート、為替差損の発生が響いている。 <6707> サンケン 298 -40 急落。第1四半期営業利益は3.2億円、前年同期比61%の大幅増益となったが、上半期計画18億円に対する進捗率は18%にとどまっている。市場予想にも未達であったとみられる。半導体デバイスは好転も、PMとPS部門が伸び悩みで、為替円高の影響も響く格好に。通期業績の下振れ懸念が強まる状況のようだ。 <8113> ユニチャーム 2279 +101 前引け後に決算発表、後場は買い優勢の展開となった。上半期営業利益は358億円で前年同期比3%増益、従来予想の370億円をやや下回る着地に。通期予想は従来の870億円から830億円に下方修正している。第1四半期は2ケタの営業減益であったため、4-6月は収益水準の回復が確認できている。一方、通期の下方修正値は市場予想並みの水準であり、当面のアク抜け感につながる格好へ。 <4543> テルモ 4340 +145 反発。前日に決算を発表、第1四半期営業利益は214億円で前年同期比10%増益、市場予想を30億円強上回っている。野村證券では業績予想を上方修正して、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしている。アクセス製品の採算性の大幅改善、薬剤溶出ステントUltimasterの普及持続などを映して、17.3期営業利益は730億円から780億円に上方修正のもよう。
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包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
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スマホゲームの運営等を行うゲーム・アニメ事業が主力。スマホ向けメタバース「REALITY」等のメタバース事業、DX事業、投資事業も展開。配当性向30%程度以上目処。ゲーム・アニメ事業では開発体制を強化。 記:2024/08/27
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パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
7203 東証プライム
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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時価総額 3,160,666百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29
8331 東証プライム
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千葉県地盤の地方銀行。県内最大規模。ちばぎん証券、ちばぎんディーシーカード、ちばぎん保証等を傘下に持つ。ソニー銀行と業務提携。総資産は21兆3200億円超。中期経営計画では26.3期純利益750億円目標。 記:2024/06/09