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【注目銘柄ダイジェスト】デクセリアルズ、パーク24など続伸、東芝は大幅反落

2015/9/1 18:56 FISCO
*18:56JST 【注目銘柄ダイジェスト】デクセリアルズ、パーク24など続伸、東芝は大幅反落 <6972> エルナー 120 +29 急伸。アルミ電解コンデンサの販売を10月から資本業務提携先である太陽誘電の販売網を通じて開始すると発表している。資本提携の効果が今後本格化していくことに伴い、業績も急回復に転じていく可能性を期待する動きが優勢に。株価水準の値頃感の強さも妙味となり、短期資金の関心も強まりやすいようだ。 <5491> 日本金属 182 +50 ストップ高。日本文理大学などの研究グループでは、渦電流損を従来品の半分以下に減らせるモーター鉄心を開発したと報じられている。鉄心は同社が開発した極薄鋼板を使用するとされており、本日の買い材料につながっている。業績インパクトなどは捉えにくいものの、主力大型株が手掛けにくい状況下、株価水準の値頃感なども支援に、短期資金の物色の矛先が向かっている。 <4042> 東ソー 515 -58 軟調。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断「アンダーウェイト」を継続、目標株価を760円から600円に引き下げている。上半期は会社計画を超過達成とみているが、通期では会社計画を下回ると考えているもよう。第1四半期決算が大幅な増益となっていただけに、ネガティブな影響が強まる形となっている。MDIのマージン悪化が要因としている。想定外の公募増資実施もネガティブに捉えられた経緯があり、投資家の信頼回復には時間を要すると指摘。 <7732> トプコン 1862 -66 売り先行。東芝<6502>が保有株を売却すると発表、売出株数は国内外で2969万4100株、オーバーアロットメントによる売出315万株の計画。発行済み株式数の30%を超える水準となっており、今後の需給懸念が強まる状況となっているもよう。東芝としては、不適切会計に伴う財務体質の悪化を改善させる目的と見られる。なお、事業面への影響は限定的とみられているもようだ。 <6773> パイオニア 226 +6 反発。自動運転車に搭載して、周囲を3次元で把握できる計測機器を開発したと報じられている。今後量産技術を開発して、2025年までに1万円以下へのコスト引き下げを目指すようだ。年間350億円の事業に育てる計画と。3次元計測機器は自動運転車両の「目」として安全確保のために搭載されてるものであり、自動運転車関連銘柄としての位置づけなどが高まる形になっているようだ。 <6502> 東芝 363.5 -20.5 後場は売り優勢。前3月期の決算発表、有価証券報告書の提出を再延期すると発表している。米国子会社での不適切な会計処理など、あらためて調査が必要な案件は約10件判明したもよう。今月の7日までに提出するとしている。追加の調査案件による修正額は小幅に留まる見通しであるほか、ウエスチングハウスが対象となっていないことから、大きな懸念にはならないとの見方もあるが、仮に、さらなる延期となった場合などは先行き不透明感が一気に強まると警戒する声も。 <5101> 横浜ゴム 2165 -217 下げ目立つ。シティでは、タイヤセクターの投資スタンスをニュートラルからややネガティブとしている。上期において、材料価格下落効果の歩留まり率が大幅に悪化した点がポイントと指摘。個別では同社の投資判断を「2」から「3」に格下げ、強気な会社側販売計画やチェルシーとのスポンサー契約料が下期から発生することから、下期の会社予想達成にはハードルが高いとの見方。 <6762> TDK 7030 -520 下げ目立つ。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目標株価も12000円から8500円に引き下げている。HDDヘッドおよびサスペンションはHDDの需要減少などで減益が続くと予想、受動部品に関しても、主要アプリケーションの需要に不透明感が出てきており、需要減少に直面する可能性があると指摘。 <4980> デクセリアルズ 1710 +35 しっかりで続伸。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を1850円としている。FPD関連向け機能材料で高シェアを誇るが、光学弾性樹脂の売上拡大、異方導電膜の安定成長によって、業績は2ケタ増益が続く見通しと評価している。16年度のROEは14%強に達すると予想しているほか、高いキャッシュフロー創出力を背景に積極的な株主還元にも期待と。再上場後は初の格付けとみられ、インパクトが強まる状況に。8月18日の上場来高値を更新へ。 <4666> パーク24 2396 +16 堅調で続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は124億円で前年同期比2%減、商業施設などの時間貸し駐車場稼働が低迷したもよう。ただ、5-7月期では45億円で同13%増と回復に転じてきている。夏場以降は駐車場利用が回復傾向にあるもよう。通期では前期比6%増の186億円予想だが、過度な下振れ懸念は後退する格好にも。
関連銘柄 10件
4042 東証プライム
1,932.5
9/27 15:00
+1(0.05%)
時価総額 628,219百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4666 東証プライム
1,827
9/27 15:00
-0.5(-0.03%)
時価総額 312,505百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
4980 東証プライム
2,165
9/27 15:00
-4,115(-65.53%)
時価総額 391,157百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け中心に、接合材料、光学材料、電子材料など製造、販売。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。異方性導電膜等が伸長。円安追い風。 記:2024/06/12
5101 東証プライム
3,349
9/27 15:00
+74(2.26%)
時価総額 567,820百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5491 東証スタンダード
685
9/27 15:00
+9(1.33%)
時価総額 4,590百万円
1930年創業のステンレス精密圧延・加工メーカー。冷間圧延ステンレス鋼帯、みがき特殊帯鋼に強み。自動車駆動部品用高精度異形鋼など加工品事業も。販売価格の是正や生産効率の改善、コストダウンなどに取り組む。 記:2024/08/19
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6762 東証プライム
1,970.5
9/27 15:00
-7,622.5(-79.46%)
時価総額 3,830,376百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
6972 東証2部
394
12/25 15:00
-28(-6.64%)
時価総額 5,681百万円
アルミニウム電解コンデンサ、レーザービルドアップ配線板を手掛ける。太陽光発電事業等も展開。18.12期3Qはコンデンサ事業が売上増。車載向け順調。太陽誘電が完全子会社化。18年12月26日付けで上場廃止。 記:2019/01/21
7732 東証プライム
1,573
9/27 15:00
-8(-0.51%)
時価総額 170,302百万円
光学精密機器メーカー。衛星測位や三次元計測などを駆使したITソリューションを手掛ける。眼科医療機器等も。24.3期3Qは増収確保。ポジショニング事業は足踏みだが、好調な販売が続くアイケア事業が売上下支え。 記:2024/04/13