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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏コメント:郵政上場関連銘柄まとめ

2015/11/2 12:28 FISCO
*12:28JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏コメント:郵政上場関連銘柄まとめ 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。 ---- 個人投資家「株王獅子丸」氏コメント 執筆日時:2015年10月30日17時20分 ごきげんよう。株王獅子丸だ。 個人投資家の兄弟達よ。調子はどうだ? 郵政上場がいよいよ本番を迎える。 日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、かんぽ生命保険<7181>が上場する11月4日(水)はもう目前。様々なメディアでも言われているように、郵政3社は配当利回りとPBRが魅力だと言えるため、中長期保有で高い成長性と株価上昇に期待することができそうだ。もちろん上場後に初値が高くつく可能性から短期的な株価上昇も観測される可能性があるが、本筋としてはやはり長期投資に大きなチャンスがありそうだ。 そこで今回改めて郵政3社の銘柄コード、売り出し価格(公募価格)、配当利回り、初値予想、上場後の株価動向、株主優待、時価総額、売上高、PBRなどに関する情報や郵政関連銘柄に関する話、同業種の株のリバウンドなど、郵政上場に関する総合的な情報を改めてまとめておきたいと思う。 ◆郵政上場3社の総合情報 ※売上高と純利益は前期末、配当利回りは今期 日本郵政 銘柄コード  <6178> 売出価格   1400円 申込株数単位 100株以上100株単位 時価総額   6兆3,000億円 売上高    14兆2,588億円 純利益    4,826億円 配当利回り  1.64%(年換算3.94%) PBR    0.41倍 株主優待   未定 ゆうちょ銀行 銘柄コード  <7182> 売出価格   1450円 申込株数単位 100株以上100株単位 時価総額   6兆5,250億円 売上高    2兆781億円 純利益    3,694億円 配当利回り  1.72%(年換算4.13%) PBR    0.47倍 株主優待   未定 かんぽ生命保険 銘柄コード  <7181> 売出価格   2200円 申込株数単位 100株以上100株単位 時価総額   1兆3,200億円 売上高    10兆1,692億円 純利益    813億円 配当利回り  2.55%(年換算6.12%) PBR    0.67倍 株主優待   未定 上記の指標から同業他社と比較した場合でも日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の3社とも高配当であることが目立ち、長期保有でじっくり利益を狙っていきたいと考える方は多いだろう。 ◆上場後の株価は? 郵政株が長期保有に向いており高配当が期待できるということは既に多くのメディアでも既出であり、ココから先は11月4日(水)以降の上場後の株価動向が多くの投資家の関心を集める焦点となっていくだろう。個人的な予想としては、郵政3社は売り出し価格に対して高値となる初値がつくと考えている。そしてその後も2015年末から2016年の年明けに向けてまずは1ヶ月〜2ヶ月でじわりじわりと高値を更新していくと読んでいる。目先では突然の急落というリスクは非常に考えづらく、安心して安定した株式投資を楽しめる人気株となるのではないだろうか。 ◆郵政関連銘柄まとめ 本命の日本郵政関連銘柄として、電算システム<3630>、フライトホールディングス<3753>、ソフトフロント<2321>、日本創発グループ<7814>に引き続き注目している。その他にも、郵便局限定の販促商品に関わるレッグス<4286>、デジタルポスト関連としてアイフリーク<3845>などの動向も興味深い。 ゆうちょ銀行関連銘柄については、ゆうちょ銀行が野村ホールディングス<8604>と三井住友トラストホールディングス<8309>との業務提携及び合併で資産運用会社を設立することが既に発表されており、そこからの関連銘柄として、だいこう証券ビジネス<8692>、野村総合研究所<4307>がゆうちょ銀行関連銘柄として面白くなりそうだ。 ◆同業株のリバウンド 非常に大きな注目度を誇る郵政3社の上場により、日本郵政と同業種である宅配業関連株、ゆうちょ銀行と同業種である金融関連株、かんぽ生命保険と同業種である保険関連株などに入っている資金が郵政3社へ移動していくと、同業株の株価が下がるという現象が起こり得る。しかし、このような場合は決して業績が悪くて下がっているわけではないので、郵政上場の過熱感がある程度落ち着き、市場が冷静さを取り戻し始める頃には、同業株の株価がもとに戻って上がっていくことが想定でき、この値幅のリバウンドで利益を狙う戦法も考えられる。少々マニアックな考え方ではあるが、マーケットの大多数が郵政3社の株価、郵政関連銘柄に意識が向くため、手薄になった同業種のリバウンド狙いは堅実思考の玄人向けな戦法だとも言える。 ◆郵政上場の裏にあるチャンス 野球に例えて、郵政上場に関わる郵政3社、それらの関連銘柄がメジャーリーグだとするのならば、その裏で一部から確かな注目を集めているマイナーリーグ的な銘柄として、賭博で揺れ動くプロ野球関連株、神奈川県のマンション傾き事件に関わる建設関連株などの時事的な銘柄や、テレビニュース報道などでも着実に認識を拡大している自動運転車関連銘柄やウェアラブル関連銘柄、フィンテック関連銘柄などのテクノロジー関連銘柄などからも目を離さないでしっかりと監視しておきたい。郵政上場は投資家にとっても大きな祭りであることには間違いないが、その裏の市場動向にもチャンスは多々存在している。 以上、郵政上場に関する総合情報を改めてまとめてみた。 いずれにせよ、この郵政上場祭りで多くの投資家が大きな利益を掴み幸せを共有できることを願う。 その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。ETFやIPO、株主優待に関する情報も。 お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。 ---- 執筆者:「株王獅子丸」氏 ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄 《NO》
関連銘柄 13件
82
7/4 15:00
-2(-2.38%)
時価総額 2,515百万円
通信業向けコミュニケーションソフトを開発。自然会話AIプラットフォーム、クラウド電話サービス等も手掛ける。自然会話AIプラットフォームは利用料が増加。新規受注などもあり、24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
3630 東証1部
3,040
6/28 15:00
+5(0.16%)
時価総額 32,789百万円
独立系情報処理サービス企業。SIやBPOの情報サービス、コンビニ払込票決済や国際送金等の収納代行サービスが柱。21.12期1Qは2桁増収。収納代行サービス事業は好調。コンビニ収納件数は順調に推移。 記:2021/06/07
3753 東証スタンダード
264
7/4 15:00
-1(-0.38%)
時価総額 2,497百万円
システムコンサルから開発・保守までを一貫展開。物流、金融向けに強み。電子決済ソリューション等も。決済ソリューション事業は好調。無人自動精算機向けマルチ決済端末の大型納品等が寄与。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/03/31
3845 東証スタンダード
92
7/4 13:57
+1(1.1%)
時価総額 1,641百万円
ウェブコンテンツ制作やシステム開発受託を展開。スマホ向けコンテンツ開発なども手掛ける。コンテンツ事業は先行投資などが重し。24.3期3Qはコンテンツクリエイターサービス事業が増収。事業譲受などが寄与。 記:2024/03/31
4286 東証スタンダード
1,460
7/4 15:00
+16(1.11%)
時価総額 15,826百万円
マーケティング支援サービス会社。食品や飲料、流通等向けにグッズやノベルティ等の商品開発、商品プロモーション等を行う。エンタメ顧客向けOEMは堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/23
4307 東証プライム
4,700
7/4 15:00
+52(1.12%)
時価総額 2,873,359百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービス等も。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期売上810億円目標。海外売上の拡大等を図る。 記:2024/05/10
6178 東証プライム
1,667
7/4 15:00
+20.5(1.25%)
時価総額 6,281,039百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
7181 東証プライム
3,225
7/4 15:00
+31(0.97%)
時価総額 1,289,013百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7182 東証プライム
1,590.5
7/4 15:00
+17.5(1.11%)
時価総額 5,963,651百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局などを通じてサービス提供を行う。貯金等は日本国債、外国社債等で運用。総資産は229兆1481億円。有価証券利息配当金、その他経常収益は増加。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/08
7814 東証スタンダード
559
7/4 15:00
+2(0.36%)
時価総額 30,897百万円
DTPサービス大手。店舗型総合印刷サービスを展開する東京リスマッチが中核。キャラクターグッズの企画・製造も展開。教育用デジタル教材などメディア関連事業を強化育成。投資利益計上し、23.12期は経常増益。 記:2024/03/31
3,826
7/4 15:00
+94(2.52%)
時価総額 2,785,527百万円
三井住友信託銀行を中核に、個人向け資産形成や運用、資産管理、法人向けファイナンス業務、株主名簿管理業務、M&Aアドバイザリー業務等のサービスを提供する。今期3Q累計は約4割の増収も、資金調達費用等が重し。 記:2024/04/02
8604 東証プライム
966
7/4 15:00
-2.3(-0.24%)
時価総額 3,123,622百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
918
7/28 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 23,553百万円
証券会社バックオフィス業務大手。証券システムの開発・運用、証券会社設立支援、重要書類の保管等を展開。マネーロンダリング対策システムに注力。電子化による業務効率化・短期化を推進。20.3期は大幅営業増益。 記:2020/06/02