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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に~

2024/7/3 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に~ 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に ■霞ヶ関キャピタル、3Q営業利益 249.2%増 36.43億円 ■前場の注目材料:マクセル、全固体電池を開拓、新事業・M&Aに最大100億円 ■こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に 3日の日本株市場は、買い先行で始まった後は次第にこう着感が強まりそうだが、先高期待の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが162ドル高、ナスダックは149ポイント高だった。週末に6月の米雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた銘柄に利益確定の売りが先行した。その後、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、インフレは再び鈍化傾向にあると指摘したことで長期金利が低下し、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比150円高の40260円。円相場は1ドル161円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39850円まで売られたが、その後は強いリバウンド基調をみせており、40280円まで買われる場面もみられた。4万円辺りでの攻防が続くとみられていたが、4万円を支持線としたトレンドが意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。 米国では3日は短縮取引となり、4日が独立記念日で休場となる。既に休暇を取っている参加者も多いと考えられ、海外勢のフローは限られそうである。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。一方で、昨日は後場に入り断続的にインデックスに絡んだ資金流入が目立っていた。積極的な上値追いの動きは限られるものの、参加者が限られるなかでインデックス買いが機械的に入ってくるようだと、上へのバイアスが強まりやすいだろう。 米国ではアマゾン・ドット・コム、アップル、メタプラットフォームズなど大型テック株の一角が買われていた。エヌビディアは下落したが、アームホールディングスは3%近く買われていたため、ソフトバンクグループ<9984>の支援材料になりやすい。また、ファーストリテ<9983>が昨夕発表したユニクロの6月国内既存店売上高は、前年同月比14.9%増だった。これが材料視されるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を牽引する形になりそうだ。 日経平均株価は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σ(39830円)を突破し、+3σ(40310円)に接近してきた。+3σ近辺では過熱感が警戒されやすく利益確定の売りが入りやすいだろうが、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 ■霞ヶ関キャピタル、3Q営業利益 249.2%増 36.43億円 霞ヶ関キャピタル<3498>が発表した2024年8月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比82.0%増の335.95億円、営業利益は同249.2%増の36.43億円だった。温暖化に対する意識の高まりで環境にやさしい自然冷媒を用いた冷凍倉庫の建て替え需要を取り込んだ。2024年8月期業績は、売上高が前期比60.9%増の600億円、営業利益は同91.3%増の85億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(40074.69、+443.63) ・NYダウは上昇(39331.85、+162.33) ・ナスダック総合指数は上昇(18028.76、+149.46) ・シカゴ日経先物は上昇(40260、大阪比+150) ・SOX指数は上昇(5544.99、+67.85) ・VIX指数は低下(12.03、-0.19) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・マクセル<6810>全固体電池を開拓、新事業・M&Aに最大100億円 ・住友化学<4005>農薬事業を拡大、低環境負荷、欧米で商機 ・パナソニックHD<6752>自社専用の生成AI基盤開発へ、国内最大規模 ・イトーキ<7972>RFルーカスに出資、オフィス家具の利用情報管理システム開発 ・ニデック<6594>エンブラエル系に出資、eVTOL市場深耕 ・ホンダ<7267>損保大手4社、同株5000億円規模売却 ・イオン<8267>PB32品目値下げ、全国1万店 ・スズキ<7269>インド工場でバイオガス設備稼働、CO2年190トン削減 ・島津製作所<7701>徳島大と連携、医療技術強化へ人材交流 ・日立造船<7004>デンマーク社を買収、ゴミ発電施設のアフター拡大 ・三菱電機<6503>三菱ビルソリューションズ、エレベーター施工、中国人技術者受け入れ ・日立<6501>羽田・京都に共創拠点、製造・物流SI強化 ・TOPPAN HD<7911>JALと、翻訳ディスプレー実証、空港で“対面”会話 ・日本ガイシ<5333>台湾パネルセミに出資、超薄型電池など加速 ・インテージHD<4326>店内看板、生成AIで商品広告、ドコモなどと、熊本のスーパーで実証 ・NEC<6701>スイス子会社、台湾大手銀に基盤納入、富裕層サービス支援 ・JFE HD<5411>JFE商事、建材で豪開拓、現地社買収で事業体制強化 ・大成建設<1801>現実と仮想を相互連携、都市開発にデジタルツイン、石見銀山で実証 ・三菱マテリアル<5711>チリで銅精鉱の生産開始 ・日揮HD<1963>エヌ・イーケムキャットと医薬品連続生産に触媒提案、装置 ・日本ルツボ<5355>社長・西村有司氏、中計達成、工業炉伸ばす ・日本板硝子<5202>Jパワー・新日本繊維と、石炭灰から高機能繊維 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・5月小売売上高(前月比予想:+0.3%、4月:+0.1%) ・10:45 中・6月財新サービス業PMI(予想:53.4、5月:54.0) 《ST》
関連銘柄 25件
1801 東証プライム
6,205
7/8 15:00
±0(0%)
時価総額 1,245,983百万円
大手ゼネコン。ビルや不動産開発、地下鉄、環境関連、ダム、トンネル等の建築工事、土木工事を行う。海外の大規模プロジェクトも手掛ける。今期3Q累計は土木と開発が増加も、国内建築工事の利益率低下が影響した。 記:2024/03/07
1963 東証プライム
1,258
7/8 15:00
-12(-0.94%)
時価総額 326,338百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
3498 東証プライム
15,270
7/8 15:00
+420(2.83%)
時価総額 145,767百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
4005 東証プライム
366
7/8 15:00
-1.3(-0.35%)
時価総額 606,045百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
1,541
7/8 15:00
±0(0%)
時価総額 62,296百万円
国内最大の市場調査会社。消費者、店舗の双方から得る独自収集データに強み。医薬品開発支援やSIも。昨年10月からNTTドコモの傘下に。24.6期上期は人件費増などで利益足踏み。通期では営業増益・増配を計画。 記:2024/03/11
5202 東証プライム
415
7/8 15:00
-2(-0.48%)
時価総額 37,824百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
5333 東証プライム
2,047.5
7/8 15:00
-16.5(-0.8%)
時価総額 649,733百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5355 東証スタンダード
632
7/8 14:48
±0(0%)
時価総額 4,452百万円
自動車関連の鋳造用ルツボが主力の耐火物メーカー。鉄鋼・非鉄向け耐火物や築炉・炉修工事も。24.3期3Q累計は高炉向け受注が好調。工業炉の大型案件も進捗。中国の持分会社譲渡で特損。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
5411 東証プライム
2,326.5
7/8 15:00
-42.5(-1.79%)
時価総額 1,429,490百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5711 東証プライム
3,036
7/8 15:00
-25(-0.82%)
時価総額 399,204百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
6501 東証プライム
3,646
7/8 15:00
-63(-1.7%)
時価総額 16,904,931百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6503 東証プライム
2,734.5
7/8 15:00
+17(0.63%)
時価総額 5,871,524百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6594 東証プライム
6,902
7/8 15:00
-26(-0.38%)
時価総額 4,115,552百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
13,750
7/8 15:00
-330(-2.34%)
時価総額 3,751,688百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,326.5
7/8 15:00
-1.5(-0.11%)
時価総額 3,255,307百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6810 東証プライム
1,823
7/8 15:00
+8(0.44%)
時価総額 97,242百万円
各種リチウム電池やIoT電源システム、産業用テープ等の機能性部材料、車載用光学部品、理美容機器等を手掛ける。LEDヘッドランプレンズ、耐熱コイン形リチウム電池等で世界トップシェア。全固体電池などに注力。 記:2024/04/30
7004 東証プライム
1,054
7/8 15:00
-40(-3.66%)
時価総額 179,407百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7267 東証プライム
1,700
7/8 15:00
-33(-1.9%)
時価総額 9,238,284百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7269 東証プライム
1,780
7/8 15:00
-17(-0.95%)
時価総額 3,496,963百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7701 東証プライム
4,198
7/8 15:00
-2(-0.05%)
時価総額 1,242,902百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7911 東証プライム
4,552
7/8 15:00
-38(-0.83%)
時価総額 1,591,862百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
7972 東証プライム
1,593
7/8 15:00
-50(-3.04%)
時価総額 85,039百万円
オフィス家具メーカー。物流設備や研究施設機器なども。収益は上期偏重傾向。24.12期はオフィス改装需要を追い風に連続最高業績を計画。新中計では26.12期に営業益140億円を目指す。配当性向は40%目標。 記:2024/03/10
8267 東証プライム
3,433
7/8 15:00
-46(-1.32%)
時価総額 2,993,319百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
9983 東証プライム
42,250
7/8 15:00
+150(0.36%)
時価総額 13,444,837百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
11,270
7/8 15:00
+45(0.4%)
時価総額 19,417,692百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17