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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株へは押し目狙いの買い~

2024/6/14 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株へは押し目狙いの買い~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株へは押し目狙いの買い ■東建コーポ、24/4営業利益 33.9%増 130億円、25/4予想 8.7%増 141億円 ■前場の注目材料:ホンダ、三菱商事と、EV電池活用で新会社、来月都内に設立 ■ハイテク株へは押し目狙いの買い 14日の日本株市場は、売り一巡後は底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが65ドル安、ナスダックは59ポイント高だった。5月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回り、新規失業保険申請件数の増加で米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が高まり、米長期金利は低下。一方で、米景気の減速懸念から景気敏感株を中心に売られ、NYダウは続落。ブロードコムが好決算を受けて買われるなか、半導体株の一角に買いが広がり、ナスダック指数は連日で最高値を更新した。シカゴ日経225先物は大阪比140円安の38580円。円相場は1ドル157円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38380円まで売られる場面も見られ、38690円辺りに位置する25日線を割り込んだ。昨日の日経平均株価は朝方に39250円辺りまで上昇した後は軟化し、25日線水準まで売られる形だった。同線では強弱感が対立しやすいだろうが、米ハイテク株高の流れを受けて、売り一巡後は押し目狙いの買いが意識されそうだ。 また、本日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるため、前場は積極的な売買が手控えられやすい。日銀会合では政策金利の据え置きが見込まれており、国債の買い入れを減額する方法や時期などについて注目されている。決定会合の結果が判明する後場は短期的に大きく変動する可能性はあるものの、市場は概ね想定している結果になりそうである。先回り的な動きも限られていたこともあり、結果判明後はアク抜けの動きが意識されよう。 朝方は6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)に絡んだ商いの影響を受けることになる。ただ、日経225先物は概ね38500円辺りを中心としたレンジ推移が続いていたこともあり、波乱の展開は考えづらい。SQ通過後は需給が軽くなる可能性もあることから、ハイテク株への押し目狙いの買いなどに向かわせそうだ。 ■東建コーポ、24/4営業利益 33.9%増 130億円、25/4予想 8.7%増 141億円 東建コーポ<1766>が発表した2024年4月期業績は、売上高が前期比7.6%増の3408.35億円、営業利益は同33.9%増の130.37億円だった。不動産賃貸事業においては、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入及び管理料収入等の増加により、売上高は前期を上回ることができた。建設事業においては、前連結会計年度の受注高が増加したことにより、完成工事高は前期と比較して増加した。2025年4月期業績は、売上高が前期比5.8%増の3604.78億円、営業利益は同8.7%増の141.70億円を計画。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(17667.56、+59.12) ・SOX指数は上昇(5602.42、+81.55) ・VIX指数は低下(11.94、-0.10) ・1ドル=157.00-10円 ・米原油先物は上昇(78.62、+0.12) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・ホンダ<7267>三菱商事と、EV電池活用で新会社、来月都内に設立 ・NTTデータG<9613>デンソーと、車載ソフトで提携、開発効率化 ・東レ<3402>東レインターナショナル、廃棄物再利用し傘に、ブランド新設 ・LINEヤフー<4689>LINEペイの国内向けサービス、来年4月終了 ・ソニーG<6758>エンタメ強化、米映画館運営を買収 ・ホンダ<7267>10月に軽商用EV投入、電動化で巻き返し ・いすゞ自<7202>タイで新型SUV発売、内外装など大幅改良 ・加藤製作所<6390>欧規制適合の油圧ショベル発売、燃費改善・低騒音 ・三菱電機<6503>JAXAなどと、マグネシウム合金を積層造形、加工性向上 ・NEC<6701>東レエンジと、技術情報管理に生成AI、上流設計を高度化 ・日立<6501>日立エナジー、変圧器増強に7000億円、スウェーデンに新工場 ・清水建設<1803>名古屋工大と臨海の土壌・地下水浄化、微生物を発見・分離 ・大成建設<1801>アーク情報システムと液状化地盤を高精度評価、周辺構造物挙動解析 ・ENEOSHD<5020>グループのJX金属、21日にもTOB開始、タツタ電線を完全子会社化 ・石原産業<4028>農薬生産技術の研究開発を拡充、兵庫に新拠点 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1766 東証プライム
11,650
9/20 15:00
+40(0.34%)
時価総額 156,949百万円
賃貸住宅の企画提案から建設、管理、仲介までを一貫提供。子会社で住設機器や建材の製造も行う。受注堅調で建設の完成工事高増加。賃貸料収入も伸びて資材高や経費増をこなす。高級業容拡大へ賃貸アパート等も推進。 記:2024/09/05
1801 東証プライム
6,186
9/20 15:00
-91(-1.45%)
時価総額 1,242,167百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1803 東証プライム
985.4
9/20 15:00
-19.1(-1.9%)
時価総額 777,003百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
3402 東証プライム
780.9
9/20 15:00
+12.4(1.61%)
時価総額 1,274,024百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4028 東証プライム
1,510
9/20 15:00
+26(1.75%)
時価総額 60,980百万円
1920年創業の化学メーカー。酸化チタン等の無機化学事業、農薬等の有機化学事業が柱。酸化チタンで国内トップシェア。配当性向40%目標。酸化チタンは自動車向け需要が回復。27.3期売上高1607億円目標。 記:2024/07/01
4689 東証プライム
409.4
9/20 15:00
+6.5(1.61%)
時価総額 3,124,197百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
5020 東証プライム
788.9
9/20 15:00
+24.3(3.18%)
時価総額 2,548,370百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6390 東証プライム
1,241
9/20 15:00
+19(1.55%)
時価総額 14,574百万円
1895年創業の総合建設機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、路面清掃車、万能吸引車等の製造・販売を行う。国内売上高比率が高い。中国におけるミニショベル事業を見直し。環境対応型建機の国内普及推進。 記:2024/08/06
6501 東証プライム
3,672
9/20 15:00
+13(0.36%)
時価総額 17,025,481百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6503 東証プライム
2,276.5
9/20 15:00
+38.5(1.72%)
時価総額 4,888,105百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
13,705
9/20 15:00
+285(2.12%)
時価総額 3,739,409百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
13,365
9/20 15:00
+190(1.44%)
時価総額 16,854,361百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7202 東証プライム
2,039
9/20 15:00
+13(0.64%)
時価総額 1,585,204百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7267 東証プライム
1,556.5
9/20 15:00
+13(0.84%)
時価総額 8,458,465百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9613 東証プライム
2,418.5
9/20 15:00
-61.5(-2.48%)
時価総額 3,391,946百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10