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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC待ちながらハイテク主導で底堅い相場展開に~

2024/6/11 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC待ちながらハイテク主導で底堅い相場展開に~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■FOMC待ちながらハイテク主導で底堅い相場展開に ■くら寿司、24/10上方修正 営業利益 55億円←24億円 ■前場の注目材料:DIC、欧の顔料事業で人員1割削減、営業益100億円改善へ ■FOMC待ちながらハイテク主導で底堅い相場展開に 11日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開ながらも底堅さが意識されそうだ。10日の米国市場は、NYダウが69ドル高、ナスダックは59ポイント高だった。今週予定されている5月の米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードが強まったが、ハイテクの一角が買われナスダックは市場最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比185円高の39185円。円相場は1ドル157円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38820円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後に強含みの展開となり、終盤にかけて一時39240円まで買われる場面も見られた。足もとで上値を抑えられていた75日線を上放れる形となり、売り方の買い戻しを誘う流れが意識されそうである。また、4月半ば以降、上値抵抗線として機能していた13週線を突破してきたことも、トレンド転換を意識させてきそうだ。 米国ではFOMCやCPIの結果を見極めたいとの模様眺めムードにより、積極的な売買は手控えられていたが、エヌビディアなどハイテク株の一角が買われていた。また、TSMCが発表した5月の売上高(速報値)は、前年同月比30.1%増の2296億台湾ドル(約1兆1000億円)だった。5月として過去最高を更新しており、米国時間では2%を超える上昇で最高値を更新している。この流れを受けて、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角には支援材料になりそうである。 昨日の日経平均株価は39000円を回復し、同水準に位置する75日線を捉えてきた。強弱感が対立しやすいだろうが、同線突破により売り方にとってはポジションを圧縮しておきたいところであり、買い戻しに伴う需給が相場全体の底堅さにつながりそうである。また、週末には6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えている。ロールオーバーが中心ながら、レンジを切り上げてくることにより、ヘッジに伴う買いの動きも意識されやすいところであろう。積極的な買いは限られるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。 ■くら寿司、24/10上方修正 営業利益 55億円←24億円 くら寿司<2695>は2024年10月期業績予想の修正を発表。売上高は2262億円から2340億円、営業利益を24億円から55億円に上方修正した。コンセンサスの上限レベル(51億円程度)を上回る。国内事業において、仕入れ価格の上昇や人件費、光熱費の上昇等、厳しい状況の中ではあったが、同社の強みである「まぐろ」「かに」など質の高い商品を中心にしたフェアの展開、大人気キャラクター「ちいかわ」や劇場版が公開された人気アニメ「名探偵コナン」とのコラボ企画の実施により、売上高は好調に推移致した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39038.16、+354.23) ・NYダウは上昇(38868.04、+69.05) ・ナスダック総合指数は上昇(17192.53、+59.40) ・シカゴ日経先物は上昇(39185、大阪比+185) ・1ドル=157.00-10円 ・SOX指数は上昇(5362.40、+75.16) ・米原油先物は上昇(77.74、+2.21) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・DIC<4631>欧の顔料事業で人員1割削減、営業益100億円改善へ ・ダイヘン<6622>EV普及拡大を後押し、関電などとの協議会が設立総会 ・パナソニックHD<6752>家電でアジア共通モデル、26年度にも本格販売 ・みずほFG<8411>みずほ銀行、6月の長プラ上げ年1.80%に ・PEGASUS<6262>メキシコに車部品工場、鋳造で複雑形状対応 ・中央発條<5992>構造改革を加速、28年3月期目標を上方修正 ・鈴茂器工<6405>シャリ玉ロボの小型・安価モデル、中小店向け開拓 ・SOLIZE<5871>3Dプリント、最短3分で発注、サービス刷新 ・ブルーイノベ<5597>九電ドローンと協業、屋内インフラ点検 ・島津製作所<7701>青色半導体レーザー光源、溶接用6kW型開発 ・三菱化工機<6331>GFRP製品に参入 ・ローム<6963>EVインバーター向けSiCモジュール開発、独自パッケージ技術で小型化 ・NEC<6701>安定通信接続先を予測、モビリティー向け技術開発 ・三菱電機<6503>低電流領域向けSiC半導体モジュール ・池上通信機<6771>国立がん研、腹腔鏡手術の遠隔指導試験実施 ・太陽誘電<6976>165度C対応インダクター、車載機器向け4種 ・ユニチカ<3103>硬化遅く手塗り可能に、高耐久ポリウレア樹脂、補修用 ・帝人<3401>松山を増強、EV内装用ポリカシート ・神戸製鋼所<5406>社長・勝川四志彦氏、機械・エンジ事業体制強化 ・カネカ<4118>生分解フィルムをスズキに供給、船外機梱包材向け ・戸田建設<1860>新興と連携強化へ投資枠30億円 ・グンゼ<3002>ピエトロ・フジシールと、パッケージラベルを水平リサイクル ・東急建設<1720>ベトナム社と協業、BIM高度活用研究 ・旭化成<3407>ウイルス除去フィルターの新組み立て工場竣工 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月マネーストックM3(4月:前年比+1.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 27件
1720 東証プライム
719
9/27 15:00
-8(-1.1%)
時価総額 76,761百万円
東急系準大手ゼネコン。東急電鉄沿線案件に強み。渋谷スクランブルスクエア第一期(東棟)などで実績。建築部門の受注比率が高い。建築リニューアル事業ではホテルなどの引き合いが増加。海外はODA事業の拡大図る。 記:2024/08/26
1860 東証プライム
967.3
9/27 15:00
-11.2(-1.14%)
時価総額 312,106百万円
ゼネコン準大手。大学や官公庁、病院の建築に強み。ミュージアムタワー京橋などで施工実績。再エネ事業などを重点管理事業に位置付け。建築部門は受注増。海外グループ会社は好調。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/04/13
2695 東証プライム
3,815
9/27 15:00
+50(1.33%)
時価総額 157,941百万円
回転寿司チェーン「無添 くら寿司」を国内外で展開。大阪府堺市に本社。化学調味料など添加物を排除した商品を提供。出店形態は直営店のみ。店舗数は国内外で660店舗超。国内では人気アニメ等とのコラボ企画実施。 記:2024/09/01
3002 東証プライム
5,730
9/27 15:00
+10(0.17%)
時価総額 104,825百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
3103 東証プライム
324
9/27 15:00
+14(4.52%)
時価総額 18,712百万円
ナイロンフィルム等の高分子事業、ガラス繊維等の機能資材事業、繊維事業等を展開。紡績会社として1889年に創業。中期経営計画では26.3期売上高1500億円目標。高機能製品、環境配慮型製品の拡販を図る。 記:2024/06/09
3401 東証プライム
1,456.5
9/27 15:00
+12(0.83%)
時価総額 288,320百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3407 東証プライム
1,111
9/27 15:00
+4.5(0.41%)
時価総額 1,548,658百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4118 東証プライム
3,967
9/27 15:00
-18(-0.45%)
時価総額 269,756百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
4631 東証プライム
3,260
9/27 15:00
+52(1.62%)
時価総額 310,212百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
5406 東証プライム
1,768
9/27 15:00
+2(0.11%)
時価総額 700,740百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5597 東証グロース
830
9/27 15:00
-6(-0.72%)
時価総額 3,178百万円
ドローンを活用したプラント点検や自動巡回点検、送電線点検の点検ソリューションが主力。パイロット育成やドローンポートシステム等も。点検ソリューションでは屋内点検用ドローン、自動巡回点検用ロボットが販売拡大。 記:2024/06/25
5871 東証スタンダード
1,895
9/27 15:00
-5(-0.26%)
時価総額 11,370百万円
輸送用機器の設計開発部門向けエンジニア派遣やコンサルサービス、3Dプリンターの販売等を行う。ホンダなどが主要顧客。デザイン事業は需要環境が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
5992 東証スタンダード
1,176
9/27 15:00
+7(0.6%)
時価総額 30,037百万円
トヨタ系列の自動車ばねメーカー。1925年創業。シャシばね、精密ばね、コントロールケーブル等の製造・販売を行う。新型ランドクルーザー250シリーズが同社製品採用。28.3期売上高1000億円以上目標。 記:2024/06/15
6262 東証プライム
509
9/27 15:00
+6(1.19%)
時価総額 12,638百万円
工業用ミシンメーカー。1914年創業。工業用環縫いミシンで世界トップシェア。シートベルト関連部品など自動車部品も手掛ける。工業用ミシン事業は新機種の生産供給体制の整備図る。27.3期売上高300億円目標。 記:2024/06/29
6331 東証プライム
3,690
9/27 15:00
-30(-0.81%)
時価総額 29,203百万円
石油・化学プラントや環境設備の建設・エンジニアリングが主力。単体機械は油清浄機に強み。舶用機械も。エンジニアリング事業は収益伸長。投資有価証券売却益の計上等により、24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/14
6405 東証スタンダード
1,818
9/27 15:00
+28(1.56%)
時価総額 23,561百万円
世界トップの寿司ロボットが柱の米飯加工機メーカー。業務用厨房向け衛生資材の製造・販売や店舗システムの開発・販売も。国内売上は増加。ご飯盛付けロボットはホテル等で新規顧客拡大。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
6503 東証プライム
2,457.5
9/27 15:00
+57(2.37%)
時価総額 5,276,749百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6622 東証プライム
6,870
9/27 15:00
+30(0.44%)
時価総額 186,198百万円
変圧器等の電力機器、産業用ロボット、自動搬送台車、高周波電源等を手掛ける。アーク溶接ロボットで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。EV充電システム等は販売順調。27.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
14,280
9/27 15:00
+250(1.78%)
時価総額 3,896,298百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
1,281.5
9/27 15:00
-4.5(-0.35%)
時価総額 3,144,874百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6771 東証スタンダード
692
9/27 15:00
-3(-0.43%)
時価総額 5,042百万円
ビデオカメラやモニター・伝送機器などが主力の業務用放送機器メーカー。放送用機器はエミー賞を複数回受賞するなど世界的。北米地域では医療用カメラの販売が伸長。24.3期3Qは黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(4.48%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6963 東証プライム
1,664.5
9/27 15:00
+34.5(2.12%)
時価総額 685,774百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
6976 東証プライム
3,178
9/27 15:00
+72(2.32%)
時価総額 413,833百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7701 東証プライム
4,898
9/27 15:00
+18(0.37%)
時価総額 1,450,151百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(6.66%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
2,818
9/27 15:00
-76.5(-2.64%)
時価総額 7,155,606百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27