マーケット
9/13 15:15
36,581.76
-251.51
41,096.77
+235.06
暗号資産
FISCO BTC Index
9/17 7:41:14
8,170,407
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアの大幅高を受けたハイテク主導の展開~

2024/5/29 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアの大幅高を受けたハイテク主導の展開~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■エヌビディアの大幅高を受けたハイテク主導の展開 ■アゼアス、24/4下方修正 営業利益2.91億円←5.36億円 ■前場の注目材料:旭化成、スウェーデン製薬買収、腎疾患領域を拡充 ■エヌビディアの大幅高を受けたハイテク主導の展開 29日の日本株市場は、引き続き膠着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。28日の米国市場は、NYダウが216ドル安、ナスダックは99ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を警戒した売りと、半導体セクターの買いが交錯した。5月の米消費者信頼感指数が4カ月ぶり上昇したほか、2年債や5年債の入札結果が低調だったことで金利上昇が嫌気され、NYダウは終日軟調。一方で、エヌビディアはイーロン・マスク氏が運営するAIスタートアップのxAIが同社のAIチップを購入しているとの報道が好感され、他の半導体株に買いが広がるなか、ナスダックは最高値を更新した。シカゴ日経225先物は大阪比110円高の38960円。円相場は1ドル157円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まることになりそうだ。NYダウは下落となったが、エヌビディアが大幅高となった流れを受け、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株を買い戻す動きが期待されそうだ。日経225先物はナイトセッションでオプション権利行使価格の38750円から39000円とのレンジ内での推移だった。一時38990円まで買われ、39000円接近での上値の重さは意識されてくる可能性はあるものの、押し目狙いのスタンスになりそうだ。 昨日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱さが重荷となったが、エヌビディアのインパクトがセンチメント改善につながる可能性がある。半導体株への物色が意識されるほか、AI関連といったテーマ株へは個人主体の短期的な値幅取り狙いの資金が集中する可能性がありそうだ。また、ハイテク主導の展開が見込まれるなか、相対的に日経平均型優位の展開が意識されやすく、前日に強い値動きが目立っていたPBR1倍割れなど割安銘柄へは利益確定の動きが入る可能性がありそうだ。 もっとも、日経平均株価は狭いレンジでの推移を継続しており、75日線辺りでの推移である。39000円接近での戻り待ち狙いの売りも意識されやすく、まずは目先の抵抗水準の突破を見極めたいところである。こう着感が強まる局面ではハイテク株への利益確定に向かわせるほか、再び割安銘柄などTOPIX型優位の展開となるだろう。 ■アゼアス、24/4下方修正 営業利益2.91億円←5.36億円 アゼアス<3161>は2024年4月期業績予想の修正を発表。売上高は95.07億円から82.42憶円、営業利益を5.36億円から2.91億円に下方修正した。足元では、安全環境設備分野や、新たな事業領域として取り組む高視認防護服や難燃防護服など、新事業における業容拡大がやや遅れて進捗している。ヘルスケア製品事業においては、アゼアスデザインセンター秋田で生産する日本製マスクについて、生産効率の向上により前期と比べて改善傾向にはあるものの、小売店では依然として在庫調整が続いている。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(17019.88、+99.09) ・1ドル=157.20-30円 ・シカゴ日経先物は上昇(38960、大阪比+110) ・SOX指数は上昇(5317.87、+96.96) ・米原油先物は上昇(79.83、+2.11) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・NTT<9432>光通信網の電柱不要に、路面溝に敷設可能なケーブル開発 ・トヨタ自<7203>開発中の新エンジン発表、4気筒1500cc・2000cc ・SOMPO<8630>新中計、ROE15%に引き上げ、海外保険を拡充 ・旭化成<3407>スウェーデン製薬買収、腎疾患領域を拡充 ・住友商事<8053>洋上風力支援船参入、ノルウェー社に100億円出資 ・共和レザー<3553>印に合弁、内装品向け合成皮革販売 ・住友ゴム<5110>トラック・バス向けタイヤの空気圧・温度検知、年内発売 ・三菱重<7011>新中計、エネ・防衛に6500億円投資 ・日立建機<6305>建設現場のゼロエミ化加速、千葉にEVラボ ・三菱化工機<6331>次世代型膜モジュール技術研究組合とCO2分離回収型水素製造実証 ・島津製作所<7701>液体クロマトグラフ解析ソフト発売、作業時間4分の1 ・三菱電機<6503>動物体温測定を低コスト化、非接触の新技術 ・NTTデータG<9613>マレーシア社買収、キャッシュレス基盤強化 ・三菱電機<6503>NTTコムと、AIでネットワーク異常検知、IoT機器向け提供開始 ・キヤノン<7751>ドイツ社と提携、デジタル印刷機供給 ・富士フイルム<4901>ファインケミカル攻勢、医薬品・半導体向け ・大成建設<1801>トンネル工事、湧水圧測定を安全・容易に、新技術 ・日本タングステン<6998>希少金属の再利用5割に、安定調達50年目標 ・三井不動産<8801>製薬向けラボ開発、米ボストンで参画 ・太平洋セメント<5233>田浦良文氏、東南ア・米の拠点拡充 ・東亜建設工業<1885>横浜・鶴見に2実験棟新設、海上土木やブルーカーボン研究 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 安達日銀審議委員あいさつ <海外> ・10:30 豪・4月消費者物価指数(前年比予想:+3.4%、3月:+3.5%) 《ST》
関連銘柄 24件
1801 東証プライム
6,383
9/13 15:00
-67(-1.04%)
時価総額 1,281,726百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
1885 東証プライム
898
9/13 15:00
-5(-0.55%)
時価総額 80,801百万円
海洋土木に強みを持つ中堅ゼネコン。1908年創業。陸上土木や大型物流施設を得意とする建築等も。関西国際空港などで実績。シンガポールなど海外でも実績多数。25.3期は豊富な手持工事の順調な消化を見込む。 記:2024/06/13
3161 東証スタンダード
628
9/13 15:00
+1(0.16%)
時価総額 3,821百万円
防護服メーカー。米国デュポン社の防護服や感染症、化学対策用の資機材を販売する。建材や畳資材、アパレル資材、衛生用品も手掛ける。今期3Q累計は感染症分野での需要の落ち着きにより、防護服・環境資機材が足踏み。 記:2024/04/09
3407 東証プライム
1,020.5
9/13 15:00
-20(-1.92%)
時価総額 1,422,508百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3553 東証スタンダード
653
9/13 15:00
-14(-2.1%)
時価総額 15,998百万円
トヨタ系列の車両用内装表皮材メーカー。売上の約5割がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は住宅・住設用製品が足踏み。だがトヨタの生産回復を受けて自動車内装材の受注が想定以上。原価改善も効いて収益急改善。 記:2024/04/16
3,803
9/13 15:00
-83(-2.14%)
時価総額 4,730,464百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5110 東証プライム
1,495.5
9/13 15:00
-11(-0.73%)
時価総額 393,381百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5233 東証プライム
3,119
9/13 15:00
+17(0.55%)
時価総額 380,471百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等を手掛ける。セメント製造環境技術、安定供給能力等が強み。東南アジアでの事業拡大などに注力。 記:2024/04/29
6305 東証プライム
3,372
9/13 15:00
-39(-1.14%)
時価総額 725,368百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6331 東証プライム
3,455
9/13 15:00
+10(0.29%)
時価総額 27,343百万円
石油・化学プラントや環境設備の建設・エンジニアリングが主力。単体機械は油清浄機に強み。舶用機械も。エンジニアリング事業は収益伸長。投資有価証券売却益の計上等により、24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/14
6503 東証プライム
2,314
9/13 15:00
+4(0.17%)
時価総額 4,968,625百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6857 東証プライム
6,375
9/13 15:00
+82(1.3%)
時価総額 4,884,327百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
22,870
9/13 15:00
-30(-0.13%)
時価総額 2,156,321百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6998 東証スタンダード
1,212
9/13 15:00
±0(0%)
時価総額 6,249百万円
HDD用磁気ヘッド基板やNTダイカッターなどの機械部品事業、EVリレー用接点などの電機部品事業を展開。1931年創業。HDD用磁気ヘッド基板で世界トップシェア。新商品や注力商品の販売強化などに取り組む。 記:2024/07/04
7011 東証プライム
1,774.5
9/13 15:00
+41(2.37%)
時価総額 5,986,538百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
2,455
9/13 15:00
-58(-2.31%)
時価総額 40,053,293百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7701 東証プライム
4,530
9/13 15:00
-64(-1.39%)
時価総額 1,341,197百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7751 東証プライム
4,719
9/13 15:00
-158(-3.24%)
時価総額 6,294,028百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
23,680
9/13 15:00
+400(1.72%)
時価総額 11,168,269百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8053 東証プライム
3,156
9/13 15:00
-15(-0.47%)
時価総額 3,949,961百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8630 東証プライム
3,241
9/13 15:00
-44(-1.34%)
時価総額 3,210,152百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
8801 東証プライム
1,396.5
9/13 15:00
+4(0.29%)
時価総額 3,925,050百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9432 東証プライム
148.8
9/13 15:00
-1.2(-0.8%)
時価総額 13,473,887百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9613 東証プライム
2,386
9/13 15:00
+23.5(0.99%)
時価総額 3,346,365百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10