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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に~

2024/4/25 8:58 FISCO
*08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした個別対応に ■パナソニック、24/3下方修正 営業利益 3600億円←4000億円 ■前場の注目材料:島津製作所、中東・アフリカで「石化向け分析装置」拡販、UAE拠点を拡張 ■決算を手掛かりとした個別対応に 25日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが42ドル安、ナスダックは16ポイント高だった。テキサス・インスツルメンツの決算を好感し、半導体セクターの一角に買い戻しの動きが見られた。その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒された。シカゴ日経225先物は大阪比255円安の38185円。円相場は1ドル155円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。メタ・プラットフォームズは取引終了後に第1四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったが第2四半期の見通しが嫌気され、時間外取引で15%超の急落となった。IBMの決算を受けて8%近く下落して推移しており、ハイテクセクターへの重荷になりそうだ。国内外で主要企業の決算発表が本格化してきたことで、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところだろう。 日経225先物はナイトセッションで一時38000円を下回る場面も見られたが、75日線水準での底堅さが見られていた。昨日の日経平均株価は、900円超の上昇で75日線を突破してきた。本日は利食いに押される格好になりそうだが、同線での底堅さが意識されてくるようだと、押し目待ち狙いの動きもみられそうである。日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなろうが、為替市場では1ドル=155円台に突入してきており、介入に踏み切るボーダーラインとみられる水準を越えてきた。為替介入は想定されているところであり、売り込まれる局面では押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。 もっとも、25日の米国ではアルファベットとマイクロソフトの決算発表が控えている。大型テック株の決算に大きく振らされやすい需給状況であるため、短期的な売買にとどまりそうである。決算を手掛かりとした個別対応に向かわせるなか、昨夕発表の決算では、大真空<6962>、シーユーシー<9158>、フューチャー<4722>、FDK<6955>、桜ゴム<5189>、なとり<2922>、高純度化<4973>、ビープラッツ<4381>、トランスG<2342>、航空電子<6807>などが注目される。 ■パナソニック、24/3下方修正 営業利益 3600億円←4000億円 パナソニック<6752>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は為替が想定よりも円安で推移したことなどにより、8兆4000億円から8兆5000億円に上方修正した。一方で、営業利益を4000億円から3600億円に下方修正している。エナジーの車載電池事業において過去の製造不具合品対応に関する引当計上があったこと、また、その他の損益として、オートモーティブの一部の事業に関連するのれん減損損失(約100億円)を計上したことや、持分法損益の悪化及び構造改革費用の増加があったため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38460.08、+907.92) ・ナスダック総合指数は上昇(15712.75、+16.11) ・1ドル=155.30-40円 ・SOX指数は上昇(4526.20、+47.40) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・島津製作所<7701>中東・アフリカで「石化向け分析装置」拡販、UAE拠点を拡張 ・ニデック<6594>大型M&A照準、永守氏「1兆円規模も可能」 ・マクセル<6810>AIで退職リスク予測、失調など適切に対処 ・日本航空<9201>EBIT3000億円へ、鳥取社長「若い人が挑戦できる会社に」 ・日立<6501>日立エナジー、変圧器増産で2300億円投資、北欧に新工場 ・旭化成<3407>カナダにリチウム電池用セパレーター新工場 ・IHI<7013>IHI原動機、燃料消費率データ改ざん、舶用・陸用エンジン ・三井物産<8031>米でサイバー対策参入、現地社に出資、日系照準 ・デンカ<4061>三菱商事と太陽電池炭素材料で提携、品質向上・量産推進 ・三菱電機<6503>FA関連攻勢、ショールーム刷新、曲線リニア搬送機器投入 ・日本信号<6741>双日からインドネシア鉄道事業の第2期も受注 ・日揮HD<1963>英ファンドに出資、脱炭素技術の提案強化 ・ナブテスコ<6268>米に技術革新拠点 ・パナソニックHD <6752>サイクルテックがリコール、電動自転車用バッテリーパック14万個回収 ・NEC<6701>宇宙新興に出資、英ファンド通じ協業推進 ・住友化学<4005>医療機器向け開拓、スーパーエンプラ提案 ・大阪ガス<9532>韓国SKと脱炭素で共同検討、eメタン利活用など ・日本ゼオン<4205>川崎工場に共創イノベ拠点、リチウム電池材料を拡充 ・住友ゴム<5110>東レと、車いす用可搬スロープで開発契約、軽量・高耐久の次世代型 ・住友化学<4005>韓国に半導体薬品工場、材料研究開発拠点も新設 ・三菱ケミカルG<4188>成長へ具体策、石化、脱炭素で付加価値創出 ・戸田建設<1860>シェルターとOEM生産契約、木質耐火部材で ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 31件
1860 東証プライム
1,045.5
5/2 15:00
+13.5(1.31%)
時価総額 337,338百万円
ゼネコン準大手。大学や官公庁、病院の建築に強み。ミュージアムタワー京橋などで施工実績。再エネ事業などを重点管理事業に位置付け。建築部門は受注増。海外グループ会社は好調。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/04/13
1963 東証プライム
1,371.5
5/2 15:00
+22.5(1.67%)
時価総額 355,781百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
2342 東証グロース
233
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 3,961百万円
遺伝子改変マウスの作製技術をベースに創薬支援を行う。M&A支援子会社を通じた投資なども行う。創薬支援事業は苦戦だが、大型案件の寄与などで投資・コンサルティング事業は伸長。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
2922 東証プライム
2,090
5/2 15:00
-20(-0.95%)
時価総額 31,417百万円
おつまみ大手。チーズ鱈、茎わかめ、ねり梅、ビーフジャーキー、サラミ、燻製チーズなど、おつまみ・珍味を展開。節約志向を捉えた期間限定品やおやつ需要を狙った新製品開発を推進。主力製品好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/08
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(-0.41%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4005 東証プライム
335.8
5/2 15:00
-9.8(-2.84%)
時価総額 556,038百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4061 東証プライム
2,317.5
5/2 15:00
-18.5(-0.79%)
時価総額 205,229百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
4188 東証プライム
900.6
5/2 15:00
-18.7(-2.03%)
時価総額 1,356,563百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4205 東証プライム
1,515
5/2 15:00
-24(-1.56%)
時価総額 347,714百万円
合成ゴムメーカー。自動車タイヤ用特殊合成ゴムに強み。合成ラテックスや高機能材料も。EV向け電池材料や医療向け高機能樹脂を強化中。24.3期3Q累計は合成ゴムの市況軟化。電池材料や電子材料の需要も振るわず。 記:2024/02/06
4381 東証グロース
890
5/2 15:00
+3(0.34%)
時価総額 2,132百万円
サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」の開発、提供を行う。NTTコミュニケーションズ等が採用。販売パートナー経由の販売に注力。契約社数は221社と増加。24.3期3Qはストック収入が増加。 記:2024/02/25
4722 東証プライム
1,583
5/2 15:00
+19(1.21%)
時価総額 150,904百万円
ITコンサル会社。企画・立案から実装までを一貫で行う。プログラミング教室なども。24.12期はDX需要を追い風にITコンサルの伸長を想定。3月買収予定の経営支援会社も2Qから上乗せ。最高業績・増配を計画。 記:2024/02/07
4973 東証プライム
3,295
5/2 15:00
+40(1.23%)
時価総額 20,815百万円
各種貴金属めっき薬品を手掛ける専門メーカー。リードフレーム用、プリント基板・半導体搭載基板用が主力。24.3期3Qは業績足踏み。プリント基板・半導体搭載基板用めっき薬品はメモリ向けの生産調整が重し。 記:2024/02/02
5110 東証プライム
1,887.5
5/2 15:00
-5.5(-0.29%)
時価総額 496,494百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5189 東証スタンダード
2,341
5/2 15:00
-34(-1.43%)
時価総額 4,738百万円
消防ホースや消防用吸管などのゴム製品を製造・販売。航空宇宙機器も。消防ホース・消火栓ホースは販売横ばい。資機材は販売増。持ち越し案件や安全対策資機材等の大口案件が寄与。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/02/11
6268 東証プライム
2,826.5
5/2 15:00
-15(-0.53%)
時価総額 342,187百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。土地建物交換差益やハーモニック売却で、23.12期は純増益。 記:2024/02/13
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(-0.49%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6594 東証プライム
7,254
5/2 15:00
-165(-2.22%)
時価総額 4,325,444百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
11,170
5/2 15:00
-25(-0.22%)
時価総額 3,047,735百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6741 東証プライム
1,010
5/2 15:00
-10(-0.98%)
時価総額 69,023百万円
信号機最大手。鉄道信号や交通情報システム等の交通運輸インフラに加え、駅務機器やホームドア等のICTソリューションも提供する。鉄道や道路の信号機に強みを持つ。今期3Q累計はICTソリューションがけん引した。 記:2024/03/10
1,387.5
5/2 15:00
+12(0.87%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6807 東証プライム
2,470
5/2 15:00
-32(-1.28%)
時価総額 227,988百万円
大手コネクタメーカー。スマホや自動車向けコネクタに強み。車載用静電タッチパネル、航空機用ジャイロセンサ、油田掘削用センサも事業領域。内製能力の高さが強み。工場稼働低下の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/30
6810 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+9(0.58%)
時価総額 83,107百万円
リチウムイオン電池やレンズ成形品、家電、粘着テープなどを展開。LEDヘッドランプレンズ等で高シェア。ライフソリューション部門は黒字転換。海外生産拠点の生産性向上などが寄与。24.3期2Qは大幅増益。 記:2024/01/16
6955 東証スタンダード
782
5/2 15:00
-14(-1.76%)
時価総額 27,007百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
6962 東証プライム
828
5/2 15:00
-10(-1.19%)
時価総額 29,971百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
7013 東証プライム
3,793
5/2 15:00
+42(1.12%)
時価総額 586,701百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7701 東証プライム
4,317
5/2 15:00
+24(0.56%)
時価総額 1,278,134百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(1.63%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9158 東証グロース
1,553
5/2 15:00
-16(-1.02%)
時価総額 45,084百万円
医療機関向け経営支援サービス、在宅ホスピス及び訪問看護・介護事業所の運営等を手掛ける。24.3期3Qは医療機関支援部門が増益。新型コロナワクチン接種支援サービスは伸び悩むが、既存サービスが収益牽引。 記:2024/03/30
9201 東証プライム
2,753
5/2 15:00
-45(-1.61%)
時価総額 1,203,457百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9532 東証プライム
3,481
5/2 15:00
+36(1.04%)
時価総額 1,450,463百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25