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後場に注目すべき3つのポイント~半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く

2024/2/5 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く ・ドル・円は伸び悩み、仲値にかけて失速 ・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は京セラ<6971> ■日経平均は続伸、半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く 日経平均は続伸。先週末比200.19円高(+0.55%)の36358.21円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。 2日の米国株式市場では、ダウ平均は134.58ドル高(+0.35%)の38654.42ドル、ナスダックは267.31ポイント高(+1.74%)の15628.95、S&P500は52.42ポイント高(+1.07%)の4958.61で取引を終了した。一部主要ハイテク企業決算や1月雇用統計受け、寄り付き後はまちまち。雇用統計やミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り労働市場や消費の強さが再確認され成長期待にダウは上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの好決算を受けたアマゾンやメタの上昇でハイテクが特に買われ相場全体を支援。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。 米国株高や為替の円安推移などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は36400円台で取引を開始した後は、値がさ半導体株が弱いことなどが影響して徐々に上値の重い展開に。アジア株式市場で、上海総合指数が先週末比2%超の大幅安となっていることも影響して、買い一巡後の日経平均は36300円台でのもみ合いとなった。ただ、引き続き決算発表銘柄への物色は活発で、前場の売買代金は2.6兆円と大商いとなっている。 日経平均採用銘柄では、期末配当予想の増額と自己株取得および消却発表を受けて、三越伊勢丹<3099>が昨年来高値を更新。また、24年3月期第3四半期累計純利益が通期計画を超過したみずほ<8411>が買われたほか、キーエンス<6861>、パナHD<6752>も決算が材料視されて上昇。日経平均採用以外では、23年10-12月期営業利益の増益転換など好業績が材料視されてネットワン<7518>が大幅高となったほか、ジーテクト<5970>、エフ・シー・シー<7296>も決算をきっかけに急騰した。 一方、24年3月期損益見通しが過去最大の2450億円の赤字となった住友化学<4005>がきつい下げとなったほか、23年10-12月期営業利益が市場予想を下振れたことから村田製作所<6981>も売り優勢となった。このほか、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、丸紅<8002>がさえない。 セクターでは、不動産業、銀行業、輸送用機器、保険業、パルプ・紙などが上昇した一方、卸売業、海運業、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、空運業などが下落した。 後場の日経平均は、弱い中国株の動向次第では先週末比マイナスとなる場面もありそうだが、決算発表銘柄への旺盛な物色意欲は強いことから東証プライム市場の売買代金は5兆円近くまで膨らむ可能性がある。後場動きそうな決算銘柄は、12時台の大林組<1802>、日本郵船<9101>、13時台の王子HD<3861>、東ソー<4042>、伊藤忠<8001>、14時台のプリマハム<2281>、千代建<6366>、ホーチキ<6745>、住友商<8053>、SRSHD<8163>あたりを注目したい。 ■ドル・円は伸び悩み、仲値にかけて失速 5日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円35銭から148円82銭まで上昇後は失速した。前週末の強い米雇用統計を受け米10年債利回りは底堅く、ドルは売りづらい展開。ただ、仲値にかけて国内勢のドル売りに押され、148円前半に値を下げた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円35銭から148円82銭、ユーロ・円は159円91銭から160円27銭、ユーロ・ドルは1.0767ドルから1.0785ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・sMedio<3913>、ピアズ<7066>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は京セラ<6971> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・1月失業率:3.7%(予想:3.8%、12月:3.7%) ・米・1月非農業部門雇用者数:+35.3万人(予想:+18.5万人、12月:+33.3万人) ・米・1月平均時給:前年比+4.5%(予想:+4.1%、12月:+4.3%←+4.1%) 【要人発言】 ・ボウマンFRB理事 「まだ利下げが適切な段階に達していない」 「インフレは一段と鈍化を予想」 「インフレ進展が停滞したら引き続き利上げの意向」 「上向きのインフレリスクは存続、引き続き警戒」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・12月貿易収支(11月:+208億ユーロ) 《CS》
関連銘柄 26件
1802 東証プライム
1,720
4/26 15:00
+17.5(1.03%)
時価総額 1,240,997百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
2281 東証プライム
2,282
4/26 15:00
+23(1.02%)
時価総額 115,296百万円
食肉国内3位。ハム・ソーセージに強み。伊藤忠系列。24.3期3Q累計は人流回復を受けて業務用商品が伸長。消費者向けにウインナー「香燻」も堅調。値上げ効果も発現し、製造コスト増をこなす。通期増収増益を計画。 記:2024/02/14
2,239
4/26 15:00
+36.5(1.66%)
時価総額 888,417百万円
百貨店最大手。EC、カード・金融、不動産賃貸の強化にも取り組む。24.3期3Q累計は人流回復や訪日客増を追い風に都心店が売上を牽引。費用改革の効果も出て二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3861 東証プライム
638.3
4/26 15:00
+3.3(0.52%)
時価総額 647,480百万円
製紙メーカー最大手の一角。段ボールや包装材 家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材、特殊紙やフィルム等の機能材、新聞紙、情報用紙を提供する。今期3Q累計の国内は価格改定が寄与も、海外のパルプ市況が影響した。 記:2024/02/10
3913 東証グロース
631
4/26 14:59
±0(0%)
時価総額 1,482百万円
ソフトウエア開発会社。パソコンやデジタル家電向け組込みソフトウエアや建設DXサービス等を手掛ける。ロイヤリティ収入は足踏みだが、受託開発収入は増加。営業外収益は増加。23.12期通期は経常黒字転換。 記:2024/02/23
4005 東証プライム
354.3
4/26 15:00
+2.1(0.6%)
時価総額 586,671百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4042 東証プライム
2,175
4/26 15:00
+25(1.16%)
時価総額 707,051百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
5970 東証プライム
2,045
4/26 15:00
-49(-2.34%)
時価総額 89,839百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。車体プレス部品やトランスミッション部品に強み。日本は収益伸長。海外子会社からのロイヤリティ収入の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/04
6366 東証スタンダード
434
4/26 15:00
+2(0.46%)
時価総額 112,981百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG、石油、医薬、環境関連のプラント建設や社会インフラ設計などを展開。LNGプラントで競争力を発揮。トヨタと大規模水電解システムを開発。遂行中案件進捗し3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6745 東証プライム
2,325
4/26 15:00
+61(2.69%)
時価総額 66,988百万円
日本初の火災報知機メーカー。住宅用火災警報器や法人向け防災システムを手掛ける。国内シェアは3割超。情報通信設備等も。防災事業は受注堅調。火災報知設備、消火設備ともに受注増。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/03/31
1,338
4/26 15:00
+13(0.98%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(0.88%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
69,610
4/26 15:00
+5,030(7.79%)
時価総額 16,929,709百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6981 東証プライム
2,867
4/26 15:00
+45(1.59%)
時価総額 5,812,679百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7066 東証グロース
977
4/26 15:00
+4(0.41%)
時価総額 9,404百万円
携帯販売店向けコンサルや販促支援を展開。オンライン接客システムやビデオコールセンターシステム等を手掛ける。オンライン接客事業領域は堅調。AIボーディング事業は新規開拓進む。24.9期1Qは大幅増益。 記:2024/04/16
7296 東証プライム
2,169
4/26 15:00
-30(-1.36%)
時価総額 114,185百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。二輪用・四輪用クラッチに強み。海外はインド向け構成比が高く、近年は米系完成車メーカー向け四輪クラッチの拡販にも注力。クラッチの販売増や円安の影響もあり、3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/04
7518 東証プライム
2,641.5
4/26 15:00
+20(0.76%)
時価総額 219,950百万円
情報インフラ会社ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守・運用までを展開。先端製品を活用したネットワーク基盤に強み。 一部案件の繰り上がりもあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26
16,220
4/26 15:00
-10(-0.06%)
時価総額 1,647,790百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(-0.16%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(1.33%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(1.35%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8163 東証プライム
1,136
4/26 15:00
+7(0.62%)
時価総額 47,110百万円
和食ファミレス「さと」を中心に複数の飲食業態を展開。高速SA内店舗の運営も。外食需要の改善などにより、和食さと業態は2桁増収。にぎり長次郎業態も増収。24.3期3Qは黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/08
2,998
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 7,612,672百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
9101 東証プライム
4,205
4/26 15:00
+96(2.34%)
時価総額 2,145,244百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(2.35%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10