マーケット
5/2 13:45
38,246.25
-27.80
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 14:05:24
8,973,347
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引~

2024/1/22 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引 ■東製鉄、3Q営業利益 9.1%減 301億円 ■前場の注目材料:積水ハウス、米が主戦場に、自社技術で戸建攻略 ■指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引 22日の日本株市場は、ハイテク主導での買い優勢の展開が意識されそうだ。19日の米国市場は、NYダウが395ドル高、ナスダックは255ポイント高だった。人工知能(AI)向け需要への拡大期待から半導体関連やハイテク株への買いが入り相場の上昇をけん引した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円高の36300円、円相場は1ドル148円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで17日に付けた高値を突破したことから、買い戻しの流れが強まりやすいだろう。また、米国ではエヌビディアが連日で最高値を更新するなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する可能性が高く、17日に付けたバブル後の高値36239.22円を更新してくる可能性がありそうだ。買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目狙いのスタンスになろう。 投資主体別売買動向では個人は利益確定の売りを継続しており、高値更新となれば本格化する決算を前に持ち高調整の流れに向かいやすいと考えられる。一方で高パフォーマンスを続けている日本株への関心は高く、海外ファンドなどは運用成績を高めるうえで日本株の比率を引き上げそうだ。また、中国で上場する日本株ETFへの活発な取引が継続しており、引き続き中国マネーの流入観測が底堅さにつながりそうである。 物色の流れとしてはインデックスに絡んだ商いが中心のなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引するため、日経平均型になりそうだ。そのため、主力大型株が中心になりやすく、中小型株など個人主体の物色は値動きの強い銘柄の一角にとどまりそうである。また、決算発表が本格化するなか、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。 ■東製鉄、3Q営業利益 9.1%減 301億円 東製鉄<5423>の2024年3月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比1.6%増の2766.28億円、営業利益は同9.1%減の301.57億円だった。10-12月期は、国内における建築案件の工期遅れの影響などにより、製品出荷数量が計画を下回ったものの、出荷価格は想定どおりに推移し、エネルギーコストなど各種資材における購入単価の低減傾向が続いた。2024年3月期業績は、売上高が前期比1.6%増の3670億円、営業利益が同1.5%減の375億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(35963.27、+497.10) ・NYダウは上昇(37863.80、+395.19) ・ナスダック総合指数は上昇(15310.97、+255.32) ・シカゴ日経先物は上昇(36300、大阪比+300) ・SOX指数は上昇(4375.65、+169.14) ・VIX指数は低下(13.30、-0.83) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・積水ハウス<1928>米が主戦場に、自社技術で戸建攻略 ・丸紅<8002>社長・柿木真澄氏、資源・非資源問わず投資 ・伊藤忠<8001>自転車メンテの英社買収、移動多様化に対応 ・愛知製鋼<5482>技術開発を加速、「eアクスル」高性能化提案 ・住友ゴム<5110>サイバー対策でDTCYと協業 ・ヤマハ発<7272>小型表面実装機を発売、搭載能力13%向上 ・アンリツ<6754>郡山に大容量蓄電池導入、太陽光増設 ・住友重<6302>グループの住友建機、インドネシア製の林業機械、北米向け輸出倍増 ・TOTO<5332>富士通と公共トイレ見守り実証、ミリ波センサー活用でプライバシー配慮 ・菱洋エレクトロ<8068>訪問看護向けオンライン資格確認の導入支援 ・日本ゼオン<4205>シンガポール増強、S-SBR特殊品特化 ・レゾナックHD<4004>社内資料を対話で参照、生成AIシステム構築 ・大成建設<1801>社長・相川善郎氏、エンジ・環境分野を強く ・ENEOS<5020>Eco-Porkと、養豚の課題解決で連携 ・住友金属鉱山<5713>加ニッケル探鉱に出資、優先権獲得 ・トクヤマ<4043>稼働率から収益計算、工場運営を効率化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(23日まで) <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) 《ST》
関連銘柄 18件
1801 東証プライム
5,903
5/2 13:39
+37(0.63%)
時価総額 1,185,340百万円
大手ゼネコン。ビルや不動産開発、地下鉄、環境関連、ダム、トンネル等の建築工事、土木工事を行う。海外の大規模プロジェクトも手掛ける。今期3Q累計は土木と開発が増加も、国内建築工事の利益率低下が影響した。 記:2024/03/07
1928 東証プライム
3,666
5/2 13:39
+45(1.24%)
時価総額 2,510,048百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業等を手掛ける。海外は米豪を開拓。建築事業は採算性が改善。高水準の入居率維持で賃貸住宅管理事業は堅調。24.1期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
3,457
5/2 13:39
+9(0.26%)
時価総額 639,203百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4043 東証プライム
3,121
5/2 13:39
-39(-1.23%)
時価総額 224,987百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4205 東証プライム
1,510
5/2 13:39
-29(-1.88%)
時価総額 346,566百万円
合成ゴムメーカー。自動車タイヤ用特殊合成ゴムに強み。合成ラテックスや高機能材料も。EV向け電池材料や医療向け高機能樹脂を強化中。24.3期3Q累計は合成ゴムの市況軟化。電池材料や電子材料の需要も振るわず。 記:2024/02/06
5020 東証プライム
706.8
5/2 13:39
-1.3(-0.18%)
時価総額 2,283,164百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5110 東証プライム
1,883
5/2 13:39
-10(-0.53%)
時価総額 495,310百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5332 東証プライム
4,089
5/2 13:39
-33(-0.8%)
時価総額 723,675百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
5423 東証プライム
1,634
5/2 13:38
-24(-1.45%)
時価総額 253,375百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
5482 東証プライム
3,465
5/2 13:37
+65(1.91%)
時価総額 68,908百万円
特殊鋼大手。特殊鋼条鋼やステンレス鋼、鍛造品を軸に、HV用放熱部品、ネオジウム系ボンド磁石、高感度磁気センサーなどを展開。環境配慮型電気炉鋼材に注力。特殊鋼の値上がりや鍛造品好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
5713 東証プライム
5,235
5/2 13:39
+17(0.33%)
時価総額 1,522,411百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6302 東証プライム
4,338
5/2 13:39
-54(-1.23%)
時価総額 533,162百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6754 東証プライム
1,178.5
5/2 13:39
-25.5(-2.12%)
時価総額 160,118百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
7272 東証プライム
1,419.5
5/2 13:39
-25(-1.73%)
時価総額 1,491,401百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
8001 東証プライム
7,298
5/2 13:39
+167(2.34%)
時価総額 11,566,527百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,887
5/2 13:39
+39.5(1.39%)
時価総額 4,960,478百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,990
5/2 13:39
+50(0.14%)
時価総額 16,502,439百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8068 東証プライム
3,965
3/27 15:00
-20(-0.5%)
時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10