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前場に注目すべき3つのポイント~短期筋の売買に振らされやすい需給状況~

2023/12/26 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期筋の売買に振らされやすい需給状況~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■短期筋の売買に振らされやすい需給状況 ■しまむら、3Q営業利益 2.5%増 456億円 ■前場の注目材料:いすゞ、タイに設備投資1300億円、ピックアップ電動化など ■短期筋の売買に振らされやすい需給状況 26日の日本株市場は、手掛かり材料に欠けるなか、こう着感が強まりそうだ。25日の米国市場はクリスマスの祝日で休場だった。日経225先物はナイトセッションで33170円~33210円での推移となり、商いは閑散だった。積極的な売買は手控えられやすく、祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。 昨日の東証プライムの売買高は8カ月ぶりの10億株割れとなった。海外勢のフローが限られるなか、日経平均は朝高後、狭いレンジでの推移が続いていた。ただし、薄商いのなか、海運株の急落が目立った。要因としては、デンマークの海運大手APモラー・マースクが、紅海経由の航行に向けて準備を進めていると報じられたこと。コンテナ船の運賃上昇への思惑が後退するなか、売りが強まったようである。商いが膨らみづらい需給状況のなか、報道等に大きく振らされやすいため、短期筋の売買には注意しておきたいところだろう。 ただし、川崎汽船<9107>は8.6%の下落となったが、足もとでは6営業日続伸で1800円超上昇していた。ボリンジャーバンドの+3σ水準で過熱感も警戒されていたこともあり、+1σに接近したことで過熱感は和らぎ、押し目待ち狙いの買いが入るようだと、センチメント改善につながりそうだ。 昨日の日経平均は買い一巡後はこう着感の強い相場展開だったが、25日線を上回っての推移だったこともあり、同線が支持線として意識されやすいだろう。同線が位置する33158円辺りに接近する局面においては、押し目狙いの買いが入りやすいだろう。12月は25日線を中心にボリンジャーバンドの-1σと+1σとのレンジを継続している。バンドが収れんするなかで煮詰まり感も意識されやすく、+1σ水準を試す展開に期待したいところである。 そのほか、手掛かり材料に欠けるなか、昨夕に決算を発表したインテリックス<8940>、中国塗料<4617>、エスイー<3423>、ピーシーエー<9629>などには短期的な値幅取り狙いの動きがありそうだ。 ■しまむら、3Q営業利益 2.5%増 456億円 しまむら<8227>が発表した2024年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比3.4%増の4796.60億円、営業利益は同2.5%増の456.49億円だった。商品力の強化では、日本企画のPBやJB、台湾企画のPBの拡大により他社との差別化を図り、キャラクターやスポーツ、ビジネスやアウトドアなどの品揃え拡大が客数増加に効果的だった。あわせて2024年2月20日を基準日として、1株を2株に分割すると発表した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33254.03、+84.98) ・米国のインフレ沈静化観測 ・いすゞ<7202>タイに設備投資1300億円、ピックアップ電動化など ・レスターHD<3156>半導体共同物流で複数社と協議、2024問題対応 ・日本郵船<9101>スターリンク導入外航船を拡大、来年度3倍の100隻超に ・SBIHD<8473>大阪デジタルエクスチェンジ、国内初のデジタル証券市場開業 ・トヨタ自<7203>ダイハツ、インドネシア・マレーシア工場で出荷再開 ・トクヤマ<4043>燃料電池をDC向け再利用、ホンダ・三菱商事と実証 ・ヤマハ発<7272>自転車電池サブスク、独に子会社設立 ・豊田合成<7282>北米向け大型塗装品増強、メキシコ子会社拡張 ・島津製作所<7701>化合物構造解析向け装置発売、「炭素間二重結合」位置特定 ・セイコーエプソン<6724>秋田エプソン、プリントヘッドの生産能力3倍、新棟に6軸ロボなど導入 ・NEC<6701>広島大と、コロナ情報収集を効率化、電子カルテ連携実証 ・コーセル<6905>医用機器向けAC―DC電源に100ワットモデル追加、高信頼性を確保 ・タキロンシーアイ<4215>眼鏡フレーム材増強、アセテート押し出し製品1.5倍 ・出光興産<5019>燃料油にJクレジット、企業の脱炭素支援 ・東京ガス<9531>米で系統用蓄電池参入、テキサス企業を買収 ・清水建設<1803>解体を脱炭素化・時短、超高層ビル向け新工法 ・リンテック<7966>パッケージングなど研究、3次元実装で新組織 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月有効求人倍率(予想:1.30倍、10月:1.30倍) ・08:30 11月失業率(予想:2.5%、10月:2.5%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
1803 東証プライム
977.5
4/30 15:00
+26(2.73%)
時価総額 770,773百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
3156 東証プライム
2,997
4/30 15:00
+75(2.57%)
時価総額 90,129百万円
半導体・電子部品商社のUKCHDとバイテックHDが経営統合して誕生。新車生産台数の回復により、デバイス事業では車載向けが堅調。環境エネルギー事業は黒字転換。新電力事業の売上が好調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/23
3423 東証スタンダード
330
4/30 15:00
-6(-1.79%)
時価総額 10,315百万円
建設資材メーカー。鉄鋼製品やケーブル製品、コンクリート製品の建設用資材に加え、仮設建材や内装建材等の建築用資材を製造、販売する。今期3Q累計は建設用資機材や建築用資材が好調だった。価格改定も寄与した。 記:2024/02/10
4043 東証プライム
3,260
4/30 15:00
+333.5(11.4%)
時価総額 235,007百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4215 東証プライム
654
4/30 15:00
+24(3.81%)
時価総額 63,800百万円
合成樹脂製品メーカー。建築資材や環境資材、高機能材、機能フィルムを製造、販売。伊藤忠商事傘下。シュリンクフィルムなどは伸び悩む。24.3期3Qは建築資材事業が増益。値上げ効果などで床材の販売が堅調。 記:2024/04/08
4617 東証プライム
2,070
4/30 15:00
+34(1.67%)
時価総額 128,340百万円
国内3位の塗料メーカー。船舶用塗料で国内シェア約6割、世界シェアは約2割。船の燃費につながる船底防汚塗料に定評。高付加価値製品の拡販に注力。販売好調な船舶用塗料が牽引し、24.3期3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/29
5019 東証プライム
1,074.5
4/30 15:00
+26.5(2.53%)
時価総額 1,600,279百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
6701 東証プライム
11,500
4/30 15:00
+555(5.07%)
時価総額 3,137,775百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6724 東証プライム
2,604
4/30 15:00
-133(-4.86%)
時価総額 1,040,650百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6905 東証プライム
1,477
4/30 15:00
+20(1.37%)
時価総額 52,747百万円
スイッチング電源標準品で国内トップクラス。ノイズフィルタも。18年に北欧の同業を買収。24.3期3Q累計は受注残解消に向けた増産対応を継続。人件費増や経費増をこなして大幅増収増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/09
7202 東証プライム
1,999.5
4/30 15:00
+50(2.56%)
時価総額 1,554,495百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7203 東証プライム
3,638
4/30 15:00
+128(3.65%)
時価総額 59,353,923百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7272 東証プライム
1,476
4/30 15:00
+69.5(4.94%)
時価総額 1,550,762百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
7282 東証プライム
3,054
4/30 15:00
+38(1.26%)
時価総額 397,237百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
7701 東証プライム
4,311
4/30 15:00
+88(2.08%)
時価総額 1,276,358百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7966 東証プライム
3,150
4/30 15:00
+65(2.11%)
時価総額 241,570百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31
8227 東証プライム
7,801
4/30 15:00
+22(0.28%)
時価総額 575,924百万円
衣料量販店「ファッションセターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」も展開。アプリ会員は500万人超。品揃え拡充や地域対応強化が奏功し3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26
8473 東証プライム
3,852
4/30 15:00
-4(-0.1%)
時価総額 1,048,726百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。バイオ薬の開発も。SBI証券は営業収益、営業利益ともに過去最高。暗号資産事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅な増収増益。 記:2024/04/08
8940 東証スタンダード
561
4/30 15:00
+3(0.54%)
時価総額 5,011百万円
不動産リノベーション会社で中古マンション再販大手。不動産の仕入や企画、運営、販売、管理業務まで行う。ソリューション事業分野は伸長。ホテル事業の稼働率上昇などが寄与。24.5期2Q累計は経常黒字転換。 記:2024/02/03
9101 東証プライム
4,466
4/30 15:00
+261(6.21%)
時価総額 2,278,397百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
2,211
4/30 15:00
+119.5(5.71%)
時価総額 1,580,264百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9531 東証プライム
3,539
4/30 15:00
-50(-1.39%)
時価総額 1,539,023百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9629 東証プライム
1,956
4/30 15:00
+79(4.21%)
時価総額 45,184百万円
独立系ソフト会社。会計・販売管理などの業務系パッケージソフトを展開。売り切り型からサブスク型への転換を推進。製品、クラウドサービスは売上好調。24.3期2Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16