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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過後の年末高を意識した押し目狙い~

2023/12/13 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過後の年末高を意識した押し目狙い~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■FOMC通過後の年末高を意識した押し目狙い ■くら寿司、23/10営業損益 黒字転換 24.56億円、24/10予想 2.3%減 24億円 ■前場の注目材料:牧野フライス、山梨に工作機械の新工場、210億円投じ国内2割増 ■FOMC通過後の年末高を意識した押し目狙い 13日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、下値の堅さが意識されそうである。12日の米国市場はNYダウが173ドル高、ナスダックは100ポイント高だった。11月の米消費者物価指数(CPI)は、ほぼ予想に一致したことから買い優勢の展開となった。長期金利の低下を受けてハイテクも上昇し、相場を一段と押し上げた。また、イエレン米財務長官のインフレや経済に関する楽観的な見解も支援材料となり、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、日中大阪比155円高の32865円。円相場は1ドル145円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場では米CPIは前月から上昇したが、予想通りの内容だったことから、買い安心感につながったようだ。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろう。昨日の日経平均も買い一巡後に軟化しており、本日も寄り付き後の動向を見極めることになりそうだ。 ただし、NYダウが連日で年初来高値を更新するなか、売り方においてはポジションをニュートラルに近づけておきたいところだろう。そのため下値の堅さは意識されやすく、また、FOMC通過後の年末高を意識した押し目狙いの買いも入りやすいと考えられる。米国市場では半導体株の一角が強い値動きだったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下支えになるだろう。 昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる格好から上げ幅を縮めていたが、下値の堅さが意識されるなか、再び同線突破を意識したトレンド形成が期待されてくる。同線を明確に上放れてくるようだと、先物主導によるインデックスに絡んだ買いが日経平均を押し上げてくる展開が期待されそうだ。また、依然としてさえない動きが目立っている中小型株においても、押し目狙いの動きに向かわせよう。 ■くら寿司、23/10営業損益 黒字転換 24.56億円、24/10予想 2.3%減 24億円 くら寿司<2695>が発表した2023年10月期業績は、売上高が前期比15.5%増の2114.05億円、営業損益は24.56億円の黒字(前期は11.13億円の赤字)だった。人流が回復してきたことに加え、コストアップに対応するため、商品ごとにきめ細かく適正な価格を設定したことが奏功し、収益面の改善に貢献した。米国子会社Kura Sushi USA,Inc.(KSU)においては、米国経済が堅調に推移したほか、期初より出店を継続してきたことが奏功した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32843.70、+51.90) ・NYダウは上昇(36577.94、+173.01) ・ナスダック総合指数は上昇(14533.40、+100.91) ・1ドル=145.40-50円 ・シカゴ日経先物は上昇(32865、+155) ・SOX指数は上昇(3930.18、+27.80) ・VIX指数は下落(12.07、-0.56) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・牧野フライス<6135>山梨に工作機械の新工場、210億円投じ国内2割増 ・富士通<6702>新光電気工業をJICに売却へ、8000億円規模 ・インフロニアHD<5076>日本風力開発を2000億円で買収 ・川崎重工<7012>防衛事業売上高7000億円、31年3月期長期ビジョン ・三井化学<4183>25年度目標に石化事業コア営業益300億円、付加価値品で巻き返し ・日産自<7201>自社株買い1200億円、ルノー信託分は23%に減少 ・伊藤忠<8001>電力過疎地で地産地消、豪社と資本業務提携 ・パナソニックHD<6752>パナエナジー、米シラと売買契約、車載LiB向け次世代材料調達 ・共和レザー<3553>BYD攻略部署を設置、EV内装品の取引拡大 ・ヤマハ発<7272>タンザニアで商品配送の子会社稼働、2輪ドライバーの雇用創出 ・堀場製作所<6856>京都に新工場、半導体装置用MFC増産 ・JCU<4975>熊本に半導体向け表面処理薬品の拠点新設 ・富士フイルムHD<4901>韓国で半導体材料、現地向け開発 ・関西ペイント<4613>アフリカ再挑戦、建築塗料BツーC拡大 ・日本ガイシ<5333>リコーとの合弁会社、VPPシステム実証、新電力16社と連携 ・中部電力<9502>太陽光発電3社買収、再生エネ目標達成の弾みに ・東洋紡<3101>グループ会社、活性炭素繊維を増産、VOC回収装置を拡販 ・旭化成<3407>カナダ新興に出資、水素製造技術の知見蓄積へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+10、9月:+9) ・08:50 12月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+27、9月:+27) ・08:50 12月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+12.7%、9月:+13.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 20件
2695 東証プライム
4,845
5/2 15:00
-60(-1.22%)
時価総額 200,583百万円
回転寿司最大手。添加物を使用しない回転寿司店「無添くら寿司」を国内外で展開。655店舗展開。国内外で6店舗を新規出店。国内売上、営業利益は過去最高。キャンペーンなどが奏功。24.10期1Qは黒字転換。 記:2024/04/07
3101 東証プライム
1,116
5/2 15:00
-5(-0.45%)
時価総額 99,379百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(-0.41%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3553 東証スタンダード
774
5/2 15:00
-4(-0.51%)
時価総額 18,963百万円
トヨタ系列の車両用内装表皮材メーカー。売上の約5割がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は住宅・住設用製品が足踏み。だがトヨタの生産回復を受けて自動車内装材の受注が想定以上。原価改善も効いて収益急改善。 記:2024/04/16
4183 東証プライム
4,441
5/2 15:00
-29(-0.65%)
時価総額 909,357百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4613 東証プライム
2,071.5
5/2 15:00
+10.5(0.51%)
時価総額 435,887百万円
大手総合塗料メーカー。自動用や建築用、工業用の業務用塗料の製造、販売を主力に、家庭用治療や電子材料、バイオ関連製品も手掛ける。自動車用に強みを持つ。今期3Q累計は自動車を中心に伸長した。売価改善も浸透。 記:2024/04/15
3,413
5/2 15:00
+44(1.31%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
4975 東証プライム
3,690
5/2 15:00
-55(-1.47%)
時価総額 101,648百万円
プリント基板用や電子部品・半導体用、自動車部品用のめっき薬品・装置を製造・販売。表面処理技術に強み。24.3期3Q累計は自動車分野向けが堅調。だが電子分野向けの需要が冴えず。ワイン用葡萄農園子会社は譲渡。 記:2024/04/12
1,379
5/2 15:00
-9(-0.65%)
時価総額 379,011百万円
前田建設工業、前田道路、前田製作所が経営統合して発足。インフレ運営を強化中。24.3期3Q累計は設計変更の獲得などで土木が好調。舗装の受注残消化も進む。通期最高業績を計画。今年1月末に日本風力開発を買収。 記:2024/03/13
5333 東証プライム
2,130
5/2 15:00
-6(-0.28%)
時価総額 675,913百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
6135 東証プライム
6,440
5/2 15:00
+220(3.54%)
時価総額 160,317百万円
工作機械大手。複合加工機、数値制御フライス盤を手掛け、金型・精密部品向けのマシニングセンタや放電加工機に強み。大型化マシニングセンタの新製品「DA500」を投入。インド向け好調もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/02
6702 東証プライム
2,463
5/2 15:00
+33(1.36%)
時価総額 5,101,139百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
1,387.5
5/2 15:00
+12(0.87%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6856 東証プライム
15,285
5/2 15:00
+35(0.23%)
時価総額 650,117百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
7012 東証プライム
4,855
5/2 15:00
+33(0.68%)
時価総額 815,261百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
580
5/2 15:00
+0.7(0.12%)
時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7272 東証プライム
1,427
5/2 15:00
-17.5(-1.21%)
時価総額 1,499,280百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
8001 東証プライム
7,331
5/2 15:00
+200(2.8%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9502 東証プライム
2,010
5/2 15:00
+6.5(0.32%)
時価総額 1,523,580百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07