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前場に注目すべき3つのポイント~中小型株には年末高を意識した個人主体の資金流入が強まる可能性~

2023/12/1 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株には年末高を意識した個人主体の資金流入が強まる可能性~ 12月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■中小型株には年末高を意識した個人主体の資金流入が強まる可能性 ■菱洋エレク、24/3上方修正 営業利益 46億円←43億円 ■前場の注目材料:ニデック、グループのマシンツール、門形MCに2種追加、高重量・長尺対応 ■中小型株には年末高を意識した個人主体の資金流入が強まる可能性 1日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる展開が見込まれる。11月30日の米国市場はNYダウが520ドル高、ナスダックは32ポイント安だった。インフレ指標が想定通り鈍化の兆候を示し、利上げ終了観測が好感された。NYダウは8月以来の年初来高値を更新。一方、長期金利が上昇に転じたためハイテクは売られ、ナスダックは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比40円高の33540円。円相場は1ドル148円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。NYダウの年初来高値更新を受けて、幅広い銘柄に買いが入りやすいだろう。ただし、米国では半導体株の一角が売られているため、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が相場の重荷となる可能性がありそうだ。また、日経平均は直近でボリンジャーバンドの+1σを下回っており、+1σが位置する33540円辺りでの上値の重さが意識されるようだと、週末要因もあって利益確定の売りも入りやすいだろう。 ただし、名実ともに12月相場入りとなり、年末高への期待が改めて強まりやすく、下値の堅さは意識されやすい。来週にはメジャーSQを控えていることから、底堅さがみられてくるようだと、ヘッジに絡んだ商いが入り、指数を押し上げてくる可能性がありそうだ。そのため、ハイテク株の動向を睨みながらの展開になりそうだが、レーザーテック<6920>などの強い値動きが続くようだと、センチメントを明るくさせそうだ。 また、日経平均がこう着感を強めてくるようだと、相対的に出遅れている中小型株には年末高を意識した個人主体の資金流入が強まる可能性がある。昨日は月末のドレッシング買いから日経平均の強さが目立つ一方で、グロース250指数は反落となったが、75日線が支持線として機能していた。生成AIやEVなど来年のテーマを意識した材料株物色も膨れてきそうである。 ■菱洋エレク、24/3上方修正 営業利益 46億円←43億円 菱洋エレク<8068>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1280億円から1500億円、営業利益を43億円から46億円に上方修正した。2023年12月19日開催予定の臨時株主総会において、リョーサン<8140>との株式移転計画などが承認されることを条件として、決算期の変更を予定している。決算期変更の経過期間となる2023年2月1日から2024年3月31日までの14ヶ月間となるため、業績予想の修正を行った。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33486.89、+165.67) ・NYダウは上昇(35950.89、+520.47) ・1ドル=148.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(33540、大阪比+40) ・VIX指数は低下(12.92、-0.06) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・ニデック<6594>グループのマシンツール、門形MCに2種追加、高重量・長尺対応 ・NEC<6701>航空宇宙・防衛事業に200億円投資、新棟建設で生産増強 ・ファナック<6954>協働ロボの食品工場向け専用機開発、「多品種少量」も対応 ・富士通<6702>個別教育コンテンツ生成、豪大に拠点、AI基盤活用 ・AeroEdge<7409>三菱HCキャピタルと協業、DX・SDGs推進 ・岩谷産業<8088>マレーシアで冷媒ガス参入、2社を買収 ・東海理化<6995>デジタルキー軸に攻勢、新事業で顧客開拓 ・トヨタ自<7203>トヨフジ海運、外航船舶にバイオ燃料、試験運航開始、CO2を20%減 ・高千穂交易<2676>社員の所在・混雑状況を把握するクラウド発売、生産性を向上 ・スカパーJ<9412>日本無線など5社で、内航コンテナ船を遠隔管理、大阪ー沖縄で実証 ・東レ<3402>高撥水の新素材、25年度展開、有機フッ素不使用 ・東京ガス<9531>ソリューション新ブランド、第3の柱として育成 ・日本製鉄<5401>住商と、ブルネイの油井管供給契約を延長 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.29倍、9月:1.29倍) ・08:30 10月失業率(予想:2.6%、9月:2.6%) ・08:50 7-9月期法人企業統計調査・全産業設備投資(前年比予想:+3.4%、4-6月 <海外> ・10:45 中・11月財新製造業PMI(予想:49.6、10月:49.5) 《ST》
関連銘柄 17件
2676 東証プライム
3,645
5/2 10:17
-35(-0.95%)
時価総額 37,077百万円
エレクトロニクス商社。商品管理システムや監視カメラ、入退室管理システム等に加え、半導体デバイスや電子部品等を提供する。今期3Q累計はエレクトロニクスの順調な納入や新規代理店契約が寄与。サブスク収入も増加。 記:2024/02/10
3402 東証プライム
715.6
5/2 10:24
-4.6(-0.64%)
時価総額 1,167,488百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
5401 東証プライム
3,472
5/2 10:24
-4(-0.12%)
時価総額 3,299,515百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6594 東証プライム
7,273
5/2 10:24
-146(-1.97%)
時価総額 4,336,774百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
11,150
5/2 10:24
-45(-0.4%)
時価総額 3,042,278百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,448
5/2 10:24
+18(0.74%)
時価総額 5,070,072百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6920 東証プライム
40,560
5/2 10:24
+810(2.04%)
時価総額 3,824,240百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6954 東証プライム
4,667
5/2 10:24
+8(0.17%)
時価総額 4,711,556百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6995 東証プライム
2,176
5/2 10:21
+6(0.28%)
時価総額 205,053百万円
大手自動車部品メーカー。インターフェイス製品が主力。スイッチやキーロック、シートベルト等を製造、販売。北米は価格転嫁等で堅調。円安効果等でアジアも堅調。24.3期3Qは収益伸長。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
7203 東証プライム
3,591
5/2 10:24
-14(-0.39%)
時価総額 58,587,118百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7409 東証グロース
3,130
5/2 9:59
-15(-0.48%)
時価総額 11,587百万円
チタンアルミ製の低圧タービンブレードの航空機エンジン部品が主力。主要販売先は仏SAFRAN社。チタンアルミブレード販売数量は小幅増。新規開発受託案件の一部売上計上も寄与し、24.6期2Qは売上堅調。 記:2024/04/16
8035 東証プライム
34,940
5/2 10:24
±0(0%)
時価総額 16,478,857百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8068 東証プライム
3,965
3/27 15:00
-20(-0.5%)
時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10
8088 東証プライム
8,933
5/2 10:22
+20(0.22%)
時価総額 523,134百万円
ガス販売会社。LPガスやLNG、都市ガスの供給に加え、水素や酸素等の産業ガス、溶接機器やロボットも手掛ける。水素事業を育成。今期3Q累計は産業ガスや機械等の工業分野向けが堅調だった。過去最高益を更新した。 記:2024/02/08
8140 東証プライム
4,920
3/27 15:00
-250(-4.84%)
時価総額 123,000百万円
半導体・電子部品の専門商社。ルネサス製品を中心に半導体や電子部品、システム機器などを扱う。デバイス事業は伸び悩む。ソリューション事業は情報通信分野の大口案件の終息等が響く。24.3期3Qは業績足踏み。 記:2024/02/24
903
5/2 10:24
-16(-1.74%)
時価総額 268,556百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23
9531 東証プライム
3,577
5/2 10:24
-14(-0.39%)
時価総額 1,555,548百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07