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前場に注目すべき3つのポイント~米CPI通過後のアク抜け狙いの動きも意識~

2023/11/14 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~米CPI通過後のアク抜け狙いの動きも意識~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■米CPI通過後のアク抜け狙いの動きも意識 ■TOPPANHD、2Q営業利益 11.4%減 253億円、通期純利益を上方修正 ■前場の注目材料:SMC、月内に産ロボ向けパーツ投入、ワークに合わせ変形 ■米CPI通過後のアク抜け狙いの動きも意識 14日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが54ドル高、ナスダックは30ポイント安だった。格付け会社ムーディーズが財政赤字の高止まりなどを理由に国債格付け見通しを引き下げたことが嫌気された。その後発表された10月NY連銀のインフレ期待指数が9月から低下したことから米長期金利が低下し、買われる場面も見られた。ただし、翌日に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから、積極的な売買は手控えられた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比210円高の32780円。円相場は1ドル151円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均は寄り付き直後に付けた32913.31円を高値に軟化し、後場半ばには32500円を下回る場面も見られた。ただし、節目の33000円接近で戻り待ちの売りも意識されやすいところであり、想定内の動きであろう。米CPIの結果待ちのなかで積極的には手掛けづらいものの、日経225先物はナイトセッションで一時32820円まで買われる場面も見られており、前日の調整に対する自律反発狙いの買いが入りやすいだろう。 日経平均はボリンジャーバンドの+1σと+2σに沿った格好でのリバウンドを継続しており、+2σは33020円まで切り上がってきた。33000円回復でも過熱感は強まらないため、CPI通過後のアク抜け狙いの動きも意識されてきそうである。33000円を捉えてくるようだと、9月高値の33634.31円がターゲットとして次第に意識されてくるため、目先的な達成感からの売り仕掛け的な売買は避けておきたいところだ。 また、決算はピークを通過したが、このところはTOBの発表が目立ってきている。再編機運も高まりやすく、親子上場の企業などへの思惑的な動きに向かわせやすいだろう。また、昨日のグロース250指数は小幅に下落したものの、25日線が支持線として意識されている。カバー<5253>などの強い値動きが指数を支えているなか、中小型株についても物色範囲が広がりをみせてくる可能性がありそうだ。 そのほか、決算に絡んだところでは、TOPPAN<7911>、メルカリ<4385>、ラクス<3923>、シチズン<7762>、Appier<4180>、プラスアルファ<4071>、堀場製<6856>、GMO-FG<4051>、マイクロニクス<6871>、ダイコク電<6430>、FFRI<3692>、DMP<3652>、トリドリ<9337>などの動向が注目されよう。 ■TOPPANHD、2Q営業利益 11.4%減 253億円、通期純利益を上方修正 TOPPANHD<7911>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比0.2%減の8002.75億円、営業利益を同11.4%減の253.61億円だった。あわせて24年3月期通期の純利益を430億円から680億円に上方修正した。投資有価証券の売却に伴う特別利益の計上が寄与するとして、一転増益となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32585.11、+17.00) ・NYダウは上昇(34337.87、+54.77) ・シカゴ日経先物は上昇(32780、大阪比+210) ・米原油先物は上昇(78.26、+1.09) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・SMC<6273>月内に産ロボ向けパーツ投入、ワークに合わせ変形 ・味の素<2802>遺伝子治療薬の米社を828億円で買収 ・日ペHD<4612>建築材・塗料のカザフ社買収、中央アジアで事業拡大 ・日立<6501>1400億円で高速鉄道30編成納入、イタリア社と契約 ・エスケーエレク<6677>成長投資3年間310億円、滋賀に新工場 ・三菱電機<6503>蘭ネクスペリアとSiCパワー半導体開発 ・日立<6501>送配電システムズから次期中央給電指令所受注 ・丸紅<8002>小型衛星関連の伊社に出資、東南アで独占販売権 ・住友商事<8053>ケニア金融新興を支援、英ボーダフォン系と連携 ・トヨタ自<7203>水素エンジン開発、ネクストステージへ、豪で走行実証開始 ・桜井製作所<7255>温度変化抑制シート、3Dプリンターの造形物の反り防ぐ ・アンリツ<6754>自動車向け5G測定システム提供、欧社などと協業 ・三菱重<7011>日本ガイシに小型CO2回収装置納入 ・テイカ<4027>岡山に機能性微粒子製品の新工場 ・三井化学<4183>アンモニア事業強化し脱炭素加速 ・鹿島<1812>月面施工技術の妥当性確認、水掘削・運搬を想定 ・大林組<1802>米の水インフラ建設を買収 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 30件
1802 東証プライム
1,733.5
5/2 12:34
+10.5(0.61%)
時価総額 1,250,738百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
1812 東証プライム
2,999.5
5/2 12:34
+6(0.2%)
時価総額 1,585,704百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
2802 東証プライム
5,900
5/2 12:34
-6(-0.1%)
時価総額 3,168,276百万円
調味料国内最大手。うまみ調味料やコンソメでシェア8割超。スープや合わせ調味料でも3割強のシェア。冷凍食品や医薬品も手掛け、半導体パッケージ用層間絶縁材料「ABF」を育成。3Q累計売上高は過去最高を更新。 記:2024/03/27
2,965
5/2 12:32
+70(2.42%)
時価総額 9,346百万円
ハードウェアIPやソフトウエアIPの開発やライセンス供与に加え、LSI半導体製品の開発、販売等を行う。画像処理半導体「RS1」の量産出荷継続。製品事業は売上好調。増収効果等で24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/23
3692 東証グロース
2,012
5/2 12:33
+16(0.8%)
時価総額 16,478百万円
サイバーセキュリティサービス会社。標的型攻撃やマルウエア等の外部脅威をからシステムを守るサービスやソフトウエアを提供する。今期3Q累計は3割の増収、利益は大幅改善した。セキュリティ・サービスが増加した。 記:2024/02/14
3923 東証プライム
1,629
5/2 12:34
-8.5(-0.52%)
時価総額 295,201百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
4027 東証プライム
1,546
5/2 12:30
+26(1.71%)
時価総額 39,754百万円
酸化チタン最大手の化学工業製品メーカー。界面活性剤、機能性微粒子製品、圧電材料等も手掛ける。硫酸関連技術に定評。国内化粧品向け微粒子酸化チタンは販売が回復。24.3期3Q累計は機能性材料事業が増収。 記:2024/03/04
7,500
5/2 12:34
+280(3.88%)
時価総額 61,950百万円
GMOグループのキャッシュレス決済サービス会社。端末販売から処理、決済代行までを手掛ける。イニシャル売上は好調。次世代決済端末「stera」が売上貢献。売上総利益率は改善。24.9期1Qは大幅増収増益。 記:2024/02/25
2,033
5/2 12:34
+4(0.2%)
時価総額 81,704百万円
ビッグデータ可視化プラットフォームを開発・運営。タレントパレットなどを手掛ける。HRソリューション部門は好調。タレントパレット事業は顧客数が大幅増。解約率は低位安定。24.9期1Qは2桁増収増益。 記:2024/03/31
1,347
5/2 12:34
+44(3.38%)
時価総額 136,613百万円
マーケティング支援会社。AI搭載マーケティング支援ツールを手掛ける。AIによる顧客行動予測等が強み。米国及びEMEAは売上伸長。北東アジアは既存顧客の拡大などで売上好調。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4183 東証プライム
4,441
5/2 12:33
-29(-0.65%)
時価総額 909,357百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4385 東証プライム
1,802.5
5/2 12:34
-4(-0.22%)
時価総額 289,970百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
1,047
5/2 12:34
+1(0.1%)
時価総額 2,481,926百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
5253 東証グロース
1,660
5/2 12:34
-10(-0.6%)
時価総額 101,466百万円
Vチューバープロダクション。知名度やファンコミュニティに強み。24.3期上期はグッズ販売やライセンスビジネスが拡大。販管費増を楽々こなす。通期計画を上方修正。昨年4月開設の米国拠点は来年前半に営業開始へ。 記:2024/03/11
6273 東証プライム
82,670
5/2 12:33
-240(-0.29%)
時価総額 5,569,395百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6430 東証プライム
3,535
5/2 12:34
+25(0.71%)
時価総額 52,261百万円
遊技機のシステム会社。パチンコ遊技機メーカー向け制御システムとパチンコホール向け製品、サービスが柱。情報システム事業は伸長。情報公開端末「REVOLA」等の販売台数が増加。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/15
6501 東証プライム
14,355
5/2 12:34
-135(-0.93%)
時価総額 13,903,851百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6503 東証プライム
2,846
5/2 12:34
-4(-0.14%)
時価総額 6,110,937百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6677 東証スタンダード
3,285
5/2 12:31
+65(2.02%)
時価総額 37,344百万円
フォトマスク大手。大型液晶パネル向けで世界首位級。有機EL用フォトマスクで高シェア。ウェアラブル医療機器等も。大型フォトマスク事業は液晶パネル用中心に足踏み。販管費は増加。24.9期1Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/16
6754 東証プライム
1,179
5/2 12:34
-25(-2.08%)
時価総額 160,186百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6856 東証プライム
15,320
5/2 12:34
+70(0.46%)
時価総額 651,606百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
6871 東証プライム
7,370
5/2 12:34
+660(9.84%)
時価総額 294,984百万円
半導体ウェーハの検査工程で使用するプローブカードメーカー。DRAMなどメモリ用途でトップシェア。LCD検査機器等も。23.12期通期はプローブカード事業の受注残高が増加。24.12期は大幅増収増益計画。 記:2024/04/07
7011 東証プライム
1,406
5/2 12:34
+13.5(0.97%)
時価総額 4,743,349百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,611
5/2 12:34
+6(0.17%)
時価総額 58,913,418百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7255 東証スタンダード
513
5/2 0:00
±0(0%)
時価総額 2,052百万円
独立系の自動車・二輪車部品メーカー。エンジン部品の精密加工に強み。自動車生産ライン用工作機械も。自動車部品製造事業は堅調。汎用機部品等の売上増が寄与。増収効果などにより、24.3期2Qは損益改善。 記:2024/01/27
7762 東証プライム
1,019
5/2 12:33
-5(-0.49%)
時価総額 250,674百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
7911 東証プライム
3,693
5/2 12:34
-9(-0.24%)
時価総額 1,291,464百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8002 東証プライム
2,919
5/2 12:34
+71.5(2.51%)
時価総額 5,015,461百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
4,288
5/2 12:34
+168(4.08%)
時価総額 5,366,741百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9337 東証グロース
2,355
5/2 12:30
-76(-3.13%)
時価総額 7,291百万円
インフルエンサー向け案件探しアプリ「toridori base」を運営。インフルエンサー専門の成果報酬型広告システムも手掛け、マイクロインフルエンサー活用サービスを開始。業容好調で23.12期は黒字転換。 記:2024/03/25