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前場に注目すべき3つのポイント~薄商いながらも強いトレンドは継続~

2023/9/5 8:57 FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~薄商いながらも強いトレンドは継続~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■薄商いながらも強いトレンドは継続 ■東陽テクニカ、23/9下方修正 営業利益15億円←26億円 ■前場の注目材料:クボタ、石化反応管を増産、大阪・枚方に44億円投資 ■薄商いながらも強いトレンドは継続 5日の日本株市場は、海外勢のフローが限られるなかで、こう着感の強い相場展開が見込まれる。4日の米国市場はレイバー・デーの祝日で休場だった。欧州市場は小動きだったこともあり、朝方はやや利食い優勢の流れになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時33090円まで買われ、節目の33000円を回復する場面も見られており、いったんは達成感が意識されてくる可能性もあるだろう。なお、シカゴ日経225先物清算値(時間外)は、日中大阪比75円安の32905円。円相場は1ドル146円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになろう。昨日はバリュー株物色が強まり、TOPIXは連日でバブル崩壊後の戻り高値を更新した。レイバー・デー明け後の米国市場の動向を見極めたいところであり、引き続きバリュー株に向かいやすいところであろう。日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+1σを上回ってきた。6月高値を起点とした調整トレンドの上限水準まで回復してきたことから、利益確定の動きも入りやすいところである。 ただし、週末の米国市場は米雇用統計の結果を受けた波乱展開とはならなかったことから、金融引き締め長期化への警戒感が和らいでいるため、押し目買い意欲は強そうである。利食い一巡後の底堅さがみられ、節目の33000円近辺での推移を継続するようだと、ヘッジ対応の買い戻しの流れが強まる可能性もありそうだ。先物市場では週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、昨日の手口を見ても限月交代に伴うロールオーバーが中心だった。積極的な上値追いの動きは期待しづらいものの、足もとで水準を切り上げていることから、ヘッジの動きは強まりやすいだろう。 そのため、基本的にはこう着感が強まり、利食い優勢の流れがコンセンサスとなろうが、下値の堅さは意識されそうだ。昨日同様、バリュー株物色が継続するようだと、薄商いながらも強いトレンドは継続。また、ハイテクなどは手掛けづらいところではあるが、TOPIXがバブル崩壊後の戻り高値を更新するなか、相対的に日経平均の出遅れ感が意識されやすく、売りを仕掛けてくる流れには向かいづらいだろう。 物色としては引き続きバリュー株への資金流入が意識されやすく、押し目狙いのスタンス。一方で、インデックス主導になることから、中小型株には資金が向かいづらそうだ。そのほか、昨夕に日経平均定期入れ替えが発表され、新規に組み入れられるメルカリ<4385>、レーザーテック<6920>、ニトリホールディングス<9843>には、パッシブファンドの資金流入を狙った動きが見られそうだ。ただし、予想されていた銘柄でもあるため、インパクトは限られよう。一方で、徐外は日本板硝子<5202>、三井E&S<7003>、松井証券<8628>だった。 ■東陽テクニカ、23/9下方修正 営業利益15億円←26億円 東陽テクニカ<8151>は2023年9月期業績予想の修正を発表。売上高は295億円から280億円、営業利益を26億円から15億円に下方修正した。大型案件について、製品は出荷完了したものの、納入先となる顧客の建屋竣工が遅れており、検収時期がずれることとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32939.18、+228.56) ・1ドル=146.40-50円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・クボタ<6326>石化反応管を増産、大阪・枚方に44億円投資 ・フェローテックHD<6890>CVD―SiC部材増産、日中で生産能力増強 ・住友化学<4005>害虫防除に参入、インド社買収、昆虫フェロモン活用 ・伊藤忠<8001>木質系包材のフィンランド社に出資、販路を拡大 ・富士通<6702>タイのSAPコンサル会社を買収、アジアでビジネス拡大 ・住友商事<8053>地下探査サービス新興に出資、CCUS・地熱発電拡大 ・三菱重<7011>JAXAと、「H2A」47号機を7日打ち上げ ・スター精密<7718>スイス型自動旋盤を12月発売、年1500台販売狙う ・JFE<5411>収益力向上、通期見通しの実力益トン1万円視野 ・大阪ガス<9532>ベルギー社と連携、eメタン供給網構築検討 ・清水建設<1803>台湾沖に自航SEP船、洋上発電の風車建設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月家計支出(前年比予想:-2.5%、6月:-4.2%) <海外> ・10:30 豪・4-6月期経常収支(予想:+80億豪ドル、1-3月期:+123億豪ドル) ・10:45 中・8月財新サービス業PMI(予想:53.5、7月:54.1) 《ST》
関連銘柄 18件
1803 東証プライム
977.5
4/30 15:00
+26(2.73%)
時価総額 770,773百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
4005 東証プライム
337.3
4/30 15:00
-17(-4.8%)
時価総額 558,522百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4385 東証プライム
1,842.5
4/30 15:00
+63(3.54%)
時価総額 296,405百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
5202 東証プライム
527
4/30 15:00
+8(1.54%)
時価総額 48,031百万円
大手ガラスメーカー。建築用、自動車用板ガラスを展開。小型ディスプレイ用超薄板ガラス、プリンター向けレンズ、太陽光パネル用ガラス、バッテリーセパレータなど高機能ガラスに定評。業容好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
5411 東証プライム
2,361
4/30 15:00
+24.5(1.05%)
時価総額 1,450,688百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6326 東証プライム
2,545.5
4/30 15:00
+84(3.41%)
時価総額 3,055,229百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6702 東証プライム
2,435.5
4/30 15:00
+10(0.41%)
時価総額 5,044,184百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
3,020
4/30 15:00
+70(2.37%)
時価総額 141,762百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6920 東証プライム
34,600
4/30 15:00
+520(1.53%)
時価総額 3,262,296百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7003 東証プライム
1,714
4/30 15:00
+22(1.3%)
時価総額 176,712百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,417.5
4/30 15:00
+72(5.35%)
時価総額 4,782,146百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7718 東証プライム
1,875
4/30 15:00
+37(2.01%)
時価総額 79,622百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。24.12期は海外の回復遅れを想定。総還元性向5割以上目安。今夏にインドに販社を設立へ。25年11月稼働を目指して静岡県に新工場を建設へ。 記:2024/03/11
8001 東証プライム
7,136
4/30 15:00
+238(3.45%)
時価総額 11,309,775百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
4,155
4/30 15:00
+246(6.29%)
時価総額 5,200,282百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8151 東証プライム
1,522
4/30 15:00
+12(0.79%)
時価総額 39,701百万円
計測機器商社。情報通信や機械制御、エネルギー、EMC、海洋、ソフトウエア開発、医療の領域で、測定ソリューションを提供する。今期1Qは米国の大型案件の寄与により、機械制御/振動騒音事業が大幅に伸長した。 記:2024/03/31
8628 東証プライム
808
4/30 15:00
-5(-0.62%)
時価総額 209,486百万円
ネット証券の草分け。FX取引も。信用取引に強み。配当性向は60%以上目安。 銀行サービス「MATSUI Bank」を開始。米国株の取扱銘柄は3600銘柄超。受入手数料は増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/01/27
9532 東証プライム
3,500
4/30 15:00
+78(2.28%)
時価総額 1,458,380百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9843 東証プライム
21,245
4/30 15:00
-575(-2.64%)
時価総額 2,431,342百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09