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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株物色の継続に注目

2019/9/19 12:47 FISCO
*12:47JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株物色の継続に注目 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、中小型株物色の継続に注目 ・ドル・円は弱含み、輸出の売りが優勢に ・値上がり寄与トップは中外製薬<4519>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は反発、中小型株物色の継続に注目 日経平均は反発。222.82円高の22183.53円(出来高概算6億1424万株)で前場の取引を終えた。前日の米国株式市場では、注目されていた米連邦公開市場員会(FOMC)で大方の予想通り、FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き下げることが決定。利下げへの意見が分かれたが、市場の反応は限定的であり、NYダウは上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の21910円、為替市場で1ドル=108円40銭台まで円安が進行するなか、本日の日経平均は100円以上の上げでスタート。米金融イベントの通過に伴うアク抜け感も重なり、寄り付き直後の日経平均の上げ幅は一時300円に迫った。その後は、4月24日につけた日経平均のザラ場高値22362.92円を前に利益確定の動きもみられ、前引けにかけて上げは一服。中国・上海総合指数をはじめとしたアジア株式市場の上値が重いなか、日銀政策委員会・金融政策決定会合の決定内容発表や大引け後の黒田日銀総裁会見を前に、様子見姿勢の強まりも意識された。 セクターでは、東証全33業種が上昇するなか、電気・ガスが2%高になったほか、証券商品先物、繊維製品、サービス業、建設業が上昇した。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、リクルートホールディングス<6098>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、コロプラ<3668>、アドバンテスト<6857>、富士通<6702>、アンリツ<6754>が上昇。一方で、ソニー<6758>、ZOZO<3092>、ソフトバンク<9434>、JT<2914>は軟調。 日銀政策委員会・金融政策決定会合では、金融緩和政策の現状維持が決定した。長期金利誘導目標「0%程度」、短期政策金利「-0.1%」に据え置いた内容は想定線であり、ランチタイムの225先物も堅調推移を継続している。本日15時半から控える黒田日銀総裁の会見では、米国・欧州の中銀による金融緩和決定を受け、長期金利の変動幅拡大やフォワードガイダンスの強化への見解に注目が集まっているようだ。 前引け時点での東証規模別株価指数では、中小型株優位の展開となった。日経平均の上値が重くなるなかで、物色としても足元で売られていたグロース株や各種テーマ株に対する押し目買いの動きも目立ってきている。特に「5G」テーマに関しては、NTTドコモ<9437>が明日から開催されるラグビーワールドカップ日本大会の試合会場などでの試験サービス開始を明らかにしたタイミングでもあり、関心が向かいやすくなっているようだ。同大会は、約1ヵ月半というスポーツイベントとしてはかなりの長期間(東京五輪は約半月、サッカーW杯は約1ヶ月)で開催され、経済規模も4300億円を超えるといわれている。先んじて関心の向かっているハブ<3030>やゴールドウイン<8111>に対する短期資金の動向にも注目が集まろう。 ■ドル・円は弱含み、輸出の売りが優勢に 19日午前の東京市場でドル・円は弱含み。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の上値の重さが嫌気され、輸出企業を中心とした売りで108円付近に値を下げた。 連邦準備制度理事会(FRB)は18日、FOMCでの討議を踏まえ、政策金利を市場の予想通り25bp引き下げた。市場では声明などが想定ほどハト派でなかったとしてドル買いに振れたが、108円半ばで失速したことから上値の重さが嫌気されている。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを持続しており、目先の日本株高継続への思惑から円売り方向に振れやすい。また、値ごろ感に伴う押し目買いも見込まれる。ただ、引き続きドルの上値の重さが意識され、一段の上昇は見込みにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円00銭から108円47銭、ユーロ・円は119円12銭から119円68銭、ユーロ・ドルは1.1023ドルから1.1037ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ストリーム<30701>、日本グランデ<2976>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは中外製薬<4519>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・NZ・4-6月期GDP速報値:前年比+2.1%(予想:+2.0%、1-3月期:+2.5%) ・豪・8月失業率:5.3%(予想:5.2%、7月:5.2%) ・豪・8月雇用者数増減:+3.47万人(予想:+1.5万人、7月:+3.64万人←+4.11万人) <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・月例経済報告 ・13:30 7月全産業活動指数(前月比予想:+0.2%、6月:-0.8%) ・15:30 黒田日銀総裁会見 <海外> ・16:30 スイス中銀が政策金利発表(-0.75%に据え置き予想) 《HH》
関連銘柄 18件
2914 東証プライム
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11/22 15:30
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世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
737
11/22 14:30
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3030 東証スタンダード
741
11/22 15:30
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英国風パブ「HUB」を大都市圏に出店。スポーツイベントによる集客に強み。MIXIの持分法適用会社。店舗数は100店舗超。アプリメンバースタンプラリー企画は好評。メンバーズシステム活用で新規獲得図る。 記:2024/06/03
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
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国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3668 東証プライム
471
11/22 15:30
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4519 東証プライム
6,270
11/22 15:30
-113(-1.77%)
時価総額 10,527,694百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
9,824
11/22 15:30
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6702 東証プライム
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時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6754 東証プライム
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-3.5(-0.12%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
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-37(-0.45%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8111 東証プライム
8,546
11/22 15:30
+41(0.48%)
時価総額 405,491百万円
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1,825
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+19(1.05%)
時価総額 24,239,641百万円
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9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(0.41%)
時価総額 9,235,494百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
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8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
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