マーケット
9/30 15:15
37,919.55
-1,910.01
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 18:22:52
9,128,032
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:中小型株にも上昇期待じわり、材料株・テーマ株に循環物色

2016/9/3 15:13 FISCO
*15:13JST 新興市場見通し:中小型株にも上昇期待じわり、材料株・テーマ株に循環物色 先週の新興市場は、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに上昇した。8月ADP雇用統計など堅調な米経済指標を受けて、円安・株高期待が高まるなか、出遅れ感のあった中小型株にも物色が向かった。マザーズ売買代金は8月29日に約3年4ヶ月ぶりの低水準となり、その後やや持ち直したものの活況には遠い状況が続いている。なお、週間の騰落率は、日経平均が+3.5%であったのに対して、マザーズ指数は+1.9%、日経ジャスダック平均は+0.6%だった。マザーズ指数は5日続伸した。 個別では、マザーズ時価総額上位のそーせいグループ<4565>が週間で1.3%安となる一方、ミクシィ<2121>は同2.6%高、サイバーダイン<7779>は同8.9%高と堅調だった。サイバーダインは週後半にかけてリバウンドを見せた。VR(仮想現実)関連のカヤック<3904>、「ZMPフォーラム」で講演を行ったAWS-HD<3937>も買われた。また、8月受注額が評価されたインスペック<6656>、位置情報ゲームのモバイルファクトリー<3912>が週間上昇率上位となった。一方、TOKYO BASE<3415>やBEENOS<3328>が売られた。ジャスダックではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同5.4%安、エン・ジャパン<4849>が同7.5%安と軟調だったが、セプテーニ・HD<4293>は同4.1%高となった。極楽湯<2340>が活況となる一方、シライ電子工業<6658>は信用規制実施もあり利益確定売りに押された。また、新ゲームが期待材料のアエリア<3758>、新規化合物の創出が材料視されたカルナバイオサイエンス<4572>は急伸した。反面、モジュレ<3043>やアイレックス<6944>が下落率上位に並んだ。IPOでは、8月31日にデファクトスタンダード<3545>、9月2日にベイカレント・コンサルティング<6532>がともにマザーズへ新規上場した。デファクトスタンダードは公開価格を4割程度上回る堅調な初値形成となったが、ベイカレント・コンサルティングは公開規模が非常に大きく、公開価格を下回るスタートとなった。 今週の新興市場では、前週末に発表された米8月雇用統計を受けて円相場が下落し、週明けは日経平均の17000円台回復が見込まれるなか、中小型株にもリバウンド期待がじわりと広がりそうだ。主力株の一角で値動きの悪さを嫌気する向きもあるが、リリースや各種イベントを手掛かりとした材料株・テーマ株物色は活発となってきており、循環物色の流れが中小型株相場を押し上げるだろう。 今週は9月8日にアスカネット<2438>、鎌倉新書<6184>、9日にフルスピード<2159>、モルフォ<3653>、アイリッジ<3917>、イトクロ<6049>、インスペックなどが決算発表を予定している。イトクロは従前に業績観測が報じられている。また、前回本稿で述べたとおり、9月中旬の「東京ゲームショウ2016」に向けてゲーム株やVR関連株への関心が高まっているが、9月7日まで開催中の家電見本市「IFA 2016」や7日(現地時間)に行われる米アップルのイベントなどにも注目しておきたい。 IPO関連では、串カツ田中<3547>とノムラシステムコーポレーション<3940>のブックビルディング(BB)期間が9月5日までとなっているほか、今週新たにバリューデザイン<3960>など4社が開始される予定となっている。先週2日までBB期間だったデジタルアイデンティティ<6533>とカナミックネットワーク<3939>は高い人気を得ていたようだ。 《FA》
関連銘柄 30件
2121 東証プライム
2,760
9/30 15:00
-41(-1.46%)
時価総額 215,918百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2159 東証スタンダード
549
8/31 15:00
±0(0%)
時価総額 8,548百万円
フリービット傘下のネット広告会社。DX、動画、AIへの展開に注力。インターネットマーケティング事業は収益堅調。特損減少。22.4期通期は最終増益。フリービットによるTOBは成立、同社株式は上場廃止予定。 記:2022/07/30
2340 東証スタンダード
408
9/30 15:00
+2(0.49%)
時価総額 12,594百万円
スーパー銭湯「極楽湯」、複合温浴施設「RAKU SPA」の運営等を行う極楽湯を中核とする持株会社。地下地質調査等を行うエオネックスなども傘下に持つ。アニメコンテンツ、Vtuberとのコラボイベントを実施。 記:2024/08/27
2438 東証グロース
529
9/30 15:00
-23(-4.17%)
時価総額 9,238百万円
ウェディング向け写真集等のフォトブック事業、葬儀社向け遺影写真加工等のフューネラル事業が柱。遺影写真作成で国内トップ。空中ディスプレイ事業も手掛ける。葬儀業界向けDXサービスは既存契約先の活用が順調。 記:2024/06/09
3043 JQグロース
179
10/31 15:00
±0(0%)
時価総額 263百万円
PC導入から廃棄、サーバー保守等のIT総合サービスを行う。新サービスの本格稼動が収益貢献の割合を高める。17.3期に売上高28億円、営業利益2億7000万円を目指す。過年度の決算に疑義。上場廃止へ。 記:2016/11/07
3328 東証プライム
2,644
9/30 15:00
+41(1.58%)
時価総額 35,260百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
3415 東証プライム
242
9/30 15:00
-12(-4.72%)
時価総額 11,736百万円
国内ブランドに特化のセレクトショップを展開。海外は中国を開拓。25.1期は既存実店舗の増収を想定。中国の不採算店閉鎖やECの値引き抑制による利益率改善も見込む。中計では28.1期に営業益30億円を目指す。 記:2024/04/16
385
1/8 15:00
-10(-2.53%)
時価総額 3,519百万円
インターネット専業でリユース事業を手掛ける。ブランディア中心に仕入れ、自社オークションサイトやヤフオク等で販売。19.9期3Qはその他事業が増益。高価格帯のブランド品、貴金属の卸販売等の増加が寄与。 記:2019/10/24
3547 東証スタンダード
1,519
9/30 15:00
-7(-0.46%)
時価総額 14,277百万円
串カツ専門店を直営・FCで全国展開。冷凍串カツをインターネットでも販売。新業態の「鳥玉」「焼肉くるとん」を育成へ。認知度上昇や価格改定効果で堅調。拠点集約化等でコスト抑制。人件費増や施設費などこなす。 記:2024/08/05
3653 東証グロース
1,638
9/30 15:00
-57(-3.36%)
時価総額 8,868百万円
画像処理及びAI技術を用いたソフトウェア開発会社。スマホ、半導体、車載、産業IoT向けソフトウェア事業を手掛ける。デンソーなどが主要取引先。DX領域では近代書籍対応のAI-OCRソフトの営業活動に注力。 記:2024/05/10
3758 東証スタンダード
255
9/30 15:00
-10(-3.77%)
時価総額 6,030百万円
スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
3904 東証グロース
509
9/30 15:00
-12(-2.3%)
時価総額 8,039百万円
ハイパーカジュアルゲームを通じて得る広告収入が柱。ネット広告の制作受託やeスポーツ大会の企画・運営も。M&Aに意欲。簡易ゲームはユーザー獲得鈍化し広告収入低調。縦読み型電子コミック等で自社IP創出を進める。 記:2024/08/06
3912 東証スタンダード
837
9/30 15:00
-2(-0.24%)
時価総額 7,470百万円
位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」を主力サービスとするモバイルゲーム事業を展開。着信メロディサービスのコンテンツ事業も手掛ける。総還元性向60%目標。駅メモ!ではユーザーエンゲージメントの向上などに注力。 記:2024/08/29
3917 東証グロース
447
9/30 15:00
-5(-1.11%)
時価総額 3,142百万円
スマホアプリの開発・運営支援を通じて実店舗の集客・販促を支援。デジタル地域通貨プラットフォームも。主力のオンラインマーケはアプリ開発支援システム『APPBOX』が好調。ディップに第三者割当増資。 記:2024/08/07
3937 東証プライム
1,432
9/30 15:00
-27(-1.85%)
時価総額 16,978百万円
組込みソフトウェア・アプリケーション開発等を行うテクノロジーコンサルティング事業、医療ITソリューションの提供を行うメディカル事業が柱。AI先進分野では新規受注が順調に拡大。コンサル営業の強化図る。 記:2024/08/23
3939 東証プライム
534
9/30 15:00
-15(-2.73%)
時価総額 25,702百万円
医療介護連携支援システム等の医療・介護クラウドプラットフォーム事業が主力。24時間フィットネスジム「URBAN FIT24」の運営等も。クラウドサービスの有料ユーザーID数は16万名超と順調に増加。 記:2024/08/05
111
9/30 15:00
-2(-1.77%)
時価総額 5,151百万円
独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24
4293 東証スタンダード
467
9/30 15:00
-3(-0.64%)
時価総額 98,574百万円
デジタルマーケティング支援事業を手掛けるセプテーニ等を傘下に持つ持株会社。電通グループ傘下。就職・採用プラットフォーム事業「ViViViT」等も。デジタルマーケティング事業は電通グループとの協業等を推進。 記:2024/08/05
4565 東証プライム
1,232
9/30 15:00
-65(-5.01%)
時価総額 100,929百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4572 東証グロース
375
9/30 15:00
-17(-4.34%)
時価総額 6,129百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
4849 東証プライム
2,432
9/30 15:00
-54(-2.17%)
時価総額 120,909百万円
大手求人情報サイト運営会社。「エン転職」や「エンミドルの転職」、「エンバイト」等を運営する。人材紹介や採用支援等のサイトも手掛ける。今期3Q累計は堅調な国内が海外をカバーも、人件費や広告宣伝費が増加した。 記:2024/04/16
6049 東証グロース
229
9/30 15:00
-6(-2.55%)
時価総額 5,194百万円
国内最大級の学習塾予備校情報ポータルサイト「塾ナビ」、学校情報ポータルサイト「みんなの学校情報」など教育領域特化型メディアの運営を行う。習い事情報検索・予約サイト「コドモブースター」は掲載数の拡大図る。 記:2024/08/27
6184 東証プライム
534
9/30 15:00
-2(-0.37%)
時価総額 20,814百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等の順調な成長が寄与。提携自治体も拡大。 記:2024/05/21
3,535
9/30 15:00
-35(-0.98%)
時価総額 340,474百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6532 東証プライム
5,304
9/30 15:00
-96(-1.78%)
時価総額 824,300百万円
大手経営コンサルティング会社。全体戦略や事業戦略の立案など経営課題を解決するサービスを提供。24年9月に持株会社に移行、M&A推進。採用活動を積極化。コンサルタントの増加等によりコスト増も案件拡大で堅調。 記:2024/05/23
6533 東証プライム
857
9/30 15:00
-22(-2.5%)
時価総額 8,396百万円
デジタルトランスフォーメーション事業、運用型広告中心のデジタルマーケティング事業が柱。Sharing Innovations等を傘下に収める。スキルナビのSaaS事業も。DX事業はサービス領域の拡充図る。 記:2024/08/10
6656 東証スタンダード
795
9/30 15:00
-24(-2.93%)
時価総額 3,163百万円
半導体製造装置メーカー。電子回路基板の外観検査装置や製造装置を製造、販売。フラットベッド型検査装置を主力に、ロールtoロール型検査装置、インライン検査装置など。半導体基板検査装置案件やEV向けが伸びる。 記:2024/05/24
6658 東証スタンダード
571
9/30 15:00
-15(-2.56%)
時価総額 7,980百万円
プリント配線板メーカー。両面・多層プリント配線板、銅ピン挿入基板などの高機能基板等を手掛ける。プリント配線板の検査機で世界トップシェア。27.3期売上高330億円目標。高品質、高付加価値分野への注力図る。 記:2024/06/29
6944 JQスタンダード
2,087
3/19 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 6,140百万円
TCSHD傘下のシステム開発会社。通信系クラウド案件に強み。業務アプリや組込みソフトの開発も。21.3期3Q累計は通信・公共関連が堅調も自動車関連の減少が痛手に。中計では23.3期に営業益4億円を目指す。 記:2021/02/15
7779 東証グロース
190
9/30 15:00
-7(-3.55%)
時価総額 26,115百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02