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リクルートHD、阿波製紙、安永など

2017/9/6 16:39 FISCO
<6098> リクルートHD 2345 +169大幅反発。日経平均への新規採用が発表されている。定期入れ替えは9月29日の引けで実施される。みずほ証券の試算では、1500億円超の買い需要が発生、売買インパクトは19日分と想定されているようだ。今後の需給インパクトを先取りする動きに。同社は、有力候補の一社ではあったものの、強く期待感が反映される状況ではなかった。同様に新規採用となった日本郵政<6178>も買い先行スタートに。 <4751> サイバー 3395 -215大幅続落。前日に日経平均の定期入れ替えが発表されたが、有力候補とされていた同社は新規採用にならず、失望売りが先行する形となった。同社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券などが採用の有力候補と位置づけ、野村證券、大和証券からも次位候補とされていた。除外となった明電舎<6508>、北越紀州<3865>などと同様に売り圧力が強まる格好へ。 <6804> ホシデン 1727 -39続落。CB100億円の発行を発表している。成長分野と位置付ける自動車関連、アミューズメント関連、医療・美容・健康機器関連などにおいて、競争力強化を目的とした設備投資資金に充当するもよう。転換価額は2454円で前日終値に対するアップ率は38.96%となる。潜在的な希薄化率は6.85%。最近目立っているリキャップCBのような短期的なプラス要因もなく、潜在的な希薄化をストレートにマイナス視。 <3896> 阿波製紙 799 +100連日のストップ高。北朝鮮情勢の緊迫感が高まる中、本日も関連銘柄に物色が集中する展開になっている。北朝鮮が電磁気でコンピューターや電子機器などを無力化させるEMP(核電磁パルス)攻撃に言及したことで、EMP対策として電磁波シールドシートに関心が高まっている。なお、同社の他、技研興業<9764>などもEMP対策関連として連日の急騰となった。 <6301> コマツ 3020 +82.5反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」、目標株価も2700円から4000円に引き上げた。業績予想の上方修正に伴い、株価に割安感が出たとの見方。今期営業利益は1720億円から2205億円にまで修正、会社計画の1560億円を大きく上回ると予想。中国では、政府主導の「一帯一路」推進により休車率は大幅に低下し稼働時間も上昇、外資系メーカーに対する需要のピークは2018年での更新も視野としている。 <6502> 東芝 327 +15大幅続伸。「東芝メモリ」の売却交渉において、米ウエスタンデジタル(WD)が経営関与を弱める譲歩案を示したと報じられている。買収時に計画していた1500億円の資金拠出を見送り、独占禁止法の審査を通りやすくするようだ。上場維持のための売却期限が迫り、警戒感が強まる状況となっていたが、期限切れによる上場廃止といったリスクはやや和らぐ状況と捉えられているもよう。 <6914> オプテクスG 4345 +375大幅反発。国土交通省では、空港のターミナルビルを訪れる全ての人を対象に爆発物検査をする検討を始めたと一部で伝わっている。東京五輪開催に向けたテロ対策強化の一環のようだ。ビルの入り口にセンサーを置き、爆発物を自動検知する仕組みなどを検討。屋内外の防犯センサーを手掛ける同社にとっては、ビジネスチャンス拡大につながるとの期待もあるようだ。 <7271> 安永 2212 +252大幅反発。「リチウムイオン電池の寿命を12倍に」との同社の独自技術に対する特集記事が一部で掲載されており、リチウムイオン電池関連として期待感が再燃する形になった。同社が開発した集電体は、施した微細加工でわざと活物質にひびを入れ、はがれにくくするという逆転の発想で耐久力を向上させることに成功。これまでにない高速充電や高出力電池の開発に道を開くものになると期待されている。 <6908> イリソ電子 5620 +500大幅反発。みずほ証券は目標株価を5000円から6100円に引き上げている(「買い」継続)。株式市場で期待値は高まっているが、追加的な評価余地は残っていると考えているもよう。ADAS関連の着実な成長、原価低減等による収益性向上、世界的なEVシフトによる事業機会拡大の可能性などとしている。とりわけ、EVシフトによって電動パワートレイン関連が2020年以降の成長ドライバーになるとみているもよう。 <7956> ピジョン 4015 +145大幅反発。前日は好決算と業績予想の上方修正を発表したものの、大きく売られる展開となった。本日は前日の説明会を受けて、見直しの動きが優勢となった。米国において、18年1月期より保険が適用される新たな顧客ルートを獲得しているもよう。同ルート獲得により顧客接点は大幅に拡大する可能性が高いようだ。相対的にマージンも高く、同売上の比率上昇によって北米事業の利益率改善が見込めるとの見方に。 《DM》
関連銘柄 14件
3865 東証プライム
1,506
11/26 15:30
-72(-4.56%)
時価総額 283,208百万円
1907年設立の中堅製紙会社。紙・パルプ製品の製造・販売を行う。パッケージング・紙加工事業、バイオマスボイラー向け燃料チップの販売等も。紙容器案件の深掘りなどにより、事業ポートフォリオシフトの加速図る。 記:2024/10/06
3896 東証スタンダード
474
11/26 15:30
-6(-1.25%)
時価総額 4,822百万円
機能材メーカー。機械漉和紙メーカーとして1916年に創業。エンジン用濾材等の自動車関連資材、分離膜支持体用不織布等の水処理関連資材が柱。分離膜支持体用不織布の新工場を建設中。26.3期売上213億円目標。 記:2024/06/18
4751 東証プライム
1,038
11/26 15:30
+22.5(2.22%)
時価総額 525,585百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
10,180
11/26 15:30
-75(-0.73%)
時価総額 16,795,392百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6178 東証プライム
1,460.5
11/26 15:30
-10(-0.68%)
時価総額 5,502,974百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6301 東証プライム
4,182
11/26 15:30
+22(0.53%)
時価総額 4,072,478百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6508 東証プライム
3,985
11/26 15:30
-155(-3.74%)
時価総額 181,429百万円
中堅重電メーカー。1897年創業。変電・配電システムや発電システム、電鉄用システム、上下水道プラント用設備、半導体製造分野向け機器等を手掛ける。変電事業は北米などの需要増、収益性改善策の寄与で順調。 記:2024/06/15
6804 東証プライム
2,245
11/26 15:30
+40(1.81%)
時価総額 137,865百万円
総合電子部品メーカー。コネクタやスイッチ、ジャックなどの機構部品が主力。音響部品や表示部品等も。大阪府八尾市に本社。任天堂等が主要取引先。新工場建設でアミューズメント向け製品等の生産能力増強を図る。 記:2024/08/10
6908 東証プライム
2,700
11/26 15:30
-11(-0.41%)
時価総額 66,377百万円
大手コネクタメーカー。カーナビなど車載機器向けが主力。一般家電市場、インダストリアル機器向けなども。海外売上比率が高い。豊富な販売実績が強み。センサー分野などが注力分野。電動車向け拡販の加速図る。 記:2024/10/10
6914 東証プライム
1,757
11/26 15:30
+5(0.29%)
時価総額 66,302百万円
世界的センサーメーカー。屋外用防犯センサーや自動ドアセンサーで世界首位。FA用光電センサー関連機器、画像処理用LED照明装置、光ファイバー侵入検知システム等も。防犯センサーが国内、海外で堅調。製品開発強化。 記:2024/07/01
7271 東証スタンダード
499
11/26 15:30
-3(-0.6%)
時価総額 6,457百万円
エンジン部品の製造・販売を行う。1923年創業。三重県伊賀市に本社。コネクティングロッドで世界トップクラスのシェア。トヨタなどが主要取引先。環境機器事業は新型ディスポーザの投入、システム販売の回復見込む。 記:2024/06/25
7956 東証プライム
1,483
11/26 15:30
+8(0.54%)
時価総額 180,411百万円
ベビー用品メーカー。哺乳びんで世界トップシェア。介護用品や老化予防用品、認可保育園の運営等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。電動鼻吸い器など新商品は国内販売順調。新規市場への参入等を積極的に検討。 記:2024/07/28
9764 東証2部
336
12/28 15:00
+1(0.3%)
時価総額 5,591百万円
消波根固ブロックが主力製品。斜面・のり面安定工法など災害防除工事、放射線遮蔽ボード等も手掛ける。技術力と機動力が強み。建築関連事業は堅調。期初の受注残高増加などが寄与し、18.3期1Qは2桁増収。 記:2017/10/30