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日本電産、新光電気工業、ネットワンなど

2014/10/23 16:50 FISCO
<6594> 日本電産 6733 -284売り優勢。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は527億円で前年同期比33.9%増益、従来予想の500億円は上振れる着地となっている。通期予想は1050億円で前期比23.4%増益、従来計画を据え置いている。決算発表後は評価の高まりやすい銘柄であるが、実績値は市場コンセンサス並みの水準にとどまり、通期業績には上振れ期待もあったため、ややネガティブな見方が先行する格好に。本日開催される決算説明会を見極めたいといった動きにも。 <6967> 新光電気工業 609 -81下落率トップ。前日に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は21億円の従来予想から3億円に、通期では98億円から35億円に下方修正している。主力のフリップチップタイプパッケージが競争激化に伴う市場価格低下の影響を受けているようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、修正幅の大きさに加えて、円安効果が効いていないこと、期待の新製品が軒並み未達であることなど、僅かな期待値さえも消えた点がネガティブとし、目標株価を570円から520円に引き下げている。 <2372> アイロムHD 1463 +146買い優勢。京都大学iPS細胞研究所と難病治療薬の共同研究に乗り出すと報じられている。同社が特許を持つ遺伝子技術を活用して、京大iPS研究所が治療薬の研究に必要な細胞を作成していく。先には、子会社が大日住薬<4506>と特許実施許諾契約を締結と発表もしており、iPS関連としての位置づけが一段と高まる状況になっているようだ。 <6794> フォスター電機 1698 +152大幅高。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は25億円から38億円に、通期では50億円から68億円に、それぞれ上方修正している。車載向けスピーカの出荷が好調、主要ユーザー向けヘッドセットの販売が上振れなど背景。第1四半期が大幅減益決算であったことから、第2四半期の持ち直しは想定以上といった見方に。 <7518> ネットワン 643 +24買い先行。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業損益は14億円の黒字予想から2億円の赤字に、通期では52億円の黒字から38億円の黒字に減額修正している。民間企業や通信事業者からの受注が低調に推移していることが背景。ただ、第1四半期が13.6億円の赤字となっていたことから業績の下振れは想定線、市場コンセンサスは下方修正値よりも低水準であったことから、目先のアク抜け感にもつながる形へ。会社側では、民間企業の受注状況は回復傾向になっているとしている。 <2580> コカ・コーライーストジャパン 1901 +65買い優勢。バークレイズでは投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウェイト」に格上げ、目標株価は1940円としている。足元の下げがきつかったこともあって、押し目買いの動きにもつながっているようだ。夏場の最盛期における数量減少や単価下落の影響を織込むも、8月以降の株価下落で収益悪化に対する懸念は大方織り込んだとの判断のようだ。 <6814> 古野電気 866 +28買い優勢。東海東京では投資判断を「2」から「1」に格上げ、妥当株価は1100円の水準であると指摘している。業績下方修正がネガティブサプライズとなって、足元できつい下げに見舞われていたものの、東海東京では、。来期業績の回復シナリオに変更は無く、株価下落で投資妙味は増したと考えている。シェールガス輸送用のLNGタンカー需要や世界的な魚価の高騰を背景とした漁船の好調に加え、円安進行による採算改善効果も期待できると。 <6856> 堀場製 3790 +45シティでは投資判断を新規に「1」、目標株価を4400円としている。エンジン排ガス測定分野では世界シェア80%を占め、中長期的に自動車業界の環境規制強化の恩恵を受けるユニークなポジショニングにあるとの評価。自動車計測分野は全社の約3分の1を占めるが、今後も年率10%弱での成長が見込まれるため、足元の株価調整は中長期視点での投資好機になると判断。 <1801> 大成建設 589 +7しっかり。上半期営業利益が従来予想の80億円を約9割上回り、150億円強になったようだとの観測報道が伝わっている。建設各社には好業績期待が相対的に高いものの、第1四半期が大幅減益となっていたこともあり、想定以上の上方修正幅と捉えられる格好に。市場予想も130億円程度とみられる。一方、同様に業績観測が伝わっている清水建設だが、上振れ幅が乏しいこともあって、売りが優勢の展開になっている。 《FA》
関連銘柄 10件
1801 東証プライム
6,541
11/28 15:30
-71(-1.07%)
時価総額 1,198,089百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
2372 東証プライム
2,582
11/28 15:30
+4(0.16%)
時価総額 31,857百万円
治験実施施設を支援するSMO事業、製薬企業等の研究開発業務を支援するCRO事業が柱。先端医療事業、創薬事業、メディカルサポート事業等も手掛ける。SMO事業ではプライマリー領域の試験受託などを推進。 記:2024/10/13
2,614
3/28 15:00
-2(-0.08%)
時価総額 333,756百万円
国内最大のコカコーラボトラー。関東・東海・東北で事業を展開する。仙台コカコーラとの統合効果も出る。製造設備の耐用年数見直しで減価償却費も減少。飲料販売好調。コカ・コーラウエストとの経営統合で上場廃止へ。 記:2017/02/06
4506 東証プライム
583
11/28 15:30
-20(-3.32%)
時価総額 231,976百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
6594 東証プライム
2,818
11/28 15:30
+10.5(0.37%)
時価総額 3,360,659百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6794 東証プライム
1,448
11/28 15:30
+11(0.77%)
時価総額 36,200百万円
音響機器・部品メーカー。車載用スピーカ・スピーカシステムなどを手掛けるスピーカ事業が主力。モバイルオーディオ事業、小型音響部品事業等も展開。車載関連向け受注の拡大に注力。原価改善施策にも取り組む。 記:2024/10/14
6814 東証プライム
2,514
11/28 15:30
+3(0.12%)
時価総額 80,184百万円
船舶用電子機器の総合メーカー。魚群探知機、船舶用レーダー、統合航海システム等で高シェア。ETC車載器、GPS受信機、気象観測システム等も。欧州は商船向け機器の販売が順調。成長期待事業へのリソース投下推進。 記:2024/10/25
6856 東証プライム
8,658
11/28 15:30
+328(3.94%)
時価総額 365,653百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
6967 東証プライム
5,264
11/28 15:30
+44(0.84%)
時価総額 711,545百万円
半導体パッケージメーカー。フリップチップタイプパッケージが主力。長野県長野市に本社。海外売上比率が高い。セラミック静電チャック等も。プラスチックBGA基板は生産能力増強図る。光電融合デバイスの開発に注力。 記:2024/09/02
7518 東証プライム
4,490
11/28 15:30
±0(0%)
時価総額 360,587百万円
独立系ネットワークインテグレーター。ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守、運用まで展開。DX戦略コンサルティングサービスなどに注力。ストック型ビジネスを強化。 記:2024/07/28