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日経平均は3日ぶり反発、景気敏感株に買い先行も後場伸び悩み

2019/7/30 15:59 FISCO
*15:59JST 日経平均は3日ぶり反発、景気敏感株に買い先行も後場伸び悩み 日経平均は3日ぶり反発。29日の米国株式市場はNYダウが28ドル高と小幅続伸する一方、ナスダック総合指数は反落するなど高安まちまちだった。ただ、朝方は円相場が弱含んでおり、景気敏感株の一角で決算がポジティブ視されたこともあり、本日の日経平均は65円高からスタート。前場は一時21792.98円(前日比176.18円高)まで上昇するなど堅調に推移した。ただ、日銀が金融政策の現状維持を決めたことが伝わると、円相場の強含みとともに後場の日経平均は伸び悩む展開となった。 大引けの日経平均は前日比92.51円高の21709.31円となった。東証1部の売買高は11億4041万株、売買代金は2兆0850億円だった。引けにかけて株価指数に絡んだリバランス需要が発生した。業種別では、電気・ガス業、電気機器、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、その他金融業、情報・通信業、パルプ・紙が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の71%、対して値下がり銘柄は25%となった。 個別では、前日に決算発表したファナック<6954>と日立<6501>が3%前後上昇し、SCREEN<7735>は寄り付きを安値に切り返し3%超高となった。ファナックやSCREENは通期業績予想を下方修正したが、市場の想定より堅調と評価されたようだ。キーエンス<6861>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>といった他の景気敏感株にも買いが入った。その他売買代金上位では任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>が小じっかりで、ルネサス<6723>は前述のリバランス需要もあって5%高。また、業績上方修正のソルクシーズ<4284>はストップ高水準まで買われた。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>は引けの売り需要が意識されて3%超安。オリックス<8591>は第1四半期業績の伸び悩みを受けて5%超安となり、ソニー<6758>は決算発表を控え小安く引けた。また、コア<2359>などが東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 15件
2359 東証プライム
1,807
11/28 15:30
+20(1.12%)
時価総額 26,807百万円
独立系ICT企業。IoT(AI)やメディアソリューション等を手掛ける産業技術ソリューション事業が柱。情報サービス、電気機器向け売上比率が高い。高付加価値ソリューションの創出、採用強化による人材確保図る。 記:2024/08/02
4284 東証スタンダード
311
11/28 15:30
+4(1.3%)
時価総額 8,341百万円
クレジット、証券など金融向けに強みを持つソフトウェア開発会社。ソリューション事業、コンサルティング事業も手掛ける。SBIHDが筆頭株主。富士通などが主要取引先。航空宇宙・防衛分野の取り組みを強化。 記:2024/08/13
6501 東証プライム
3,789
11/28 15:30
+54(1.45%)
時価総額 17,567,960百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
1,975
11/28 15:30
+14(0.71%)
時価総額 3,694,465百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
3,058
11/28 15:30
+40(1.33%)
時価総額 19,091,394百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
8,210
11/28 15:30
-296(-3.48%)
時価総額 6,290,018百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6861 東証プライム
65,320
11/28 15:30
+1,320(2.06%)
時価総額 15,886,347百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
3,935
11/28 15:30
-38(-0.96%)
時価総額 3,916,974百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,607
11/28 15:30
+36(1.4%)
時価総額 41,177,531百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9,535
11/28 15:30
+561(6.25%)
時価総額 968,661百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
8,785
11/28 15:30
+258(3.03%)
時価総額 11,408,992百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
23,740
11/28 15:30
+1,500(6.74%)
時価総額 11,196,567百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8591 東証プライム
3,335
11/28 15:30
+65(1.99%)
時価総額 4,051,895百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,100
11/28 15:30
-90(-0.18%)
時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,048
11/28 15:30
+67(0.75%)
時価総額 13,300,515百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17