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日経平均は5日ぶりに反落、ASMLショックで半導体株が急落

2024/10/16 12:09 FISCO
*12:09JST 日経平均は5日ぶりに反落、ASMLショックで半導体株が急落  日経平均は5日ぶりに反落。前日比817.09円安(-2.05%)の39093.46円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。  15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは187.10ポイント安の18315.59で取引を終了した。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が影響し相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループの下落もダウの重しとなり、終盤にかけて主要指数は下げ幅を拡大し終了。  蘭半導体製造装置ASMLホールディングの受注低迷や業績見通しの下方修正を受けて、エヌビディアが前日比4%超、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同5%超下落したことが影響して、東京市場は半導体株を中心に売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は39062.85円と39000円台割れ寸前まで売り込まれたが、為替が1ドル149円台水準で推移したことなどが支援材料となり、下げ渋る展開となった。  日経平均採用銘柄では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>が前日比10%ほどの大幅安となったほか、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の下げが目立った。また、朝方に発表された8月機械受注が前年比、前月比ともにマイナスとなるなど大幅に悪化したことから、安川電機<6506>、SMC<6273>、日本精工<6471>、オムロン<6645>、ファナック<6954>、ニデック<6594>など機械株も売られた。  一方、大成建設<1801>、大林組<1802>はともに国内証券会社が格付けを引き上げたことなどが材料視されて買い優勢となったほか、清水建設<1803>、鹿島建設<1812>など大手建設株も総じてしっかり。このほか、東京建物<8804>、住友不動産<8830>、東急不HD<3289>、三井不動産<8801>など不動産株も買われた。  業種別では、精密機器、電気機器、機械、化学、ガラス・土石製品などが下落した一方、不動産、保険、建設、電気・ガス、銀行などが上昇した。  日銀の安達誠司審議委員は、香川県の金融財政懇談会にて、物価情勢について、賃金と物価の好循環により「ここまでの道のりはオントラックである」と話した。財など価格改定の頻度が高い品目で構成した「伸縮的な消費者物価」と、サービスなど改定頻度が低い品目の「粘着的な消費者物価」が先行き上昇し、「物価が上振れする可能性が高まっている」とも語った。  一方、今後の物価動向については「注意を要する状況になる」との見解も示した。米国の利下げサイクル入りで円安是正の動きが強まると、輸入物価の下落要因となることから「結果として、財価格を中心とする伸縮的な消費者物価の低下圧力となる」とコメント。賃上げに関しては「あくまでも(企業の)業績拡大の範囲内で実施されている」を前提としたうえで、「来年以降の賃上げは企業の業績、ひいては経済状況に依存しているため来年以降の賃上げ動向には、相応の不確実性がある」と指摘した。  さほど踏み込んだ発言は観測されなかったことから、為替市場に対する影響は限定的となった。ランチタイムの上海総合指数、香港ハンセン指数も前日比小幅マイナス圏で推移しており目立った動きは見られず。後場の東京市場は39000円水準での静かな攻防となりそうだ。なお、14時30分から安達審議委員の記者会見が行われるが、午前中の講演内容を見る限り、想定線の発言に留まり手掛かり材料とはならないだろう。 《AK》
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時価総額 1,304,215百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
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1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
1803 東証プライム
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1804年創業の大手ゼネコン。麻布台ヒルズ(土木)などで施工実績。チャンギ国際空港第3ターミナルなど海外でも実績多数。日本道路などを傘下に持つ。建設事業は生産体制の再構築などで収益力向上を目指す。 記:2024/10/10
1812 東証プライム
2,636
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+22(0.84%)
時価総額 1,393,537百万円
1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
968.4
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時価総額 697,084百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
6146 東証プライム
45,320
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半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6273 東証プライム
66,680
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空気圧制御機器メーカー。方向制御機器や駆動機器、空気圧補助機器、温調機器等の製造・販売を行う。空気圧機器で世界トップシェア。豊富な品揃えなどが強み。千葉県柏市の新技術センターは25年9月に完成予定。 記:2024/10/04
6471 東証プライム
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時価総額 385,888百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
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ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
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時価総額 525,253百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
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+83(2.61%)
時価総額 3,896,123百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
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制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
2,221
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+60.5(2.8%)
時価総額 4,345,227百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
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23,340
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+980(4.38%)
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6954 東証プライム
4,117
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+103(2.57%)
時価総額 4,098,140百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
10,205
10/30 15:00
+239(2.4%)
時価総額 1,036,726百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
24,010
10/30 15:00
+25(0.1%)
時価総額 11,323,908百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8801 東証プライム
1,329
10/30 15:00
+2(0.15%)
時価総額 3,735,333百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8804 東証プライム
2,517
10/30 15:00
+10(0.4%)
時価総額 526,476百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。配当性向30%以上目安。保有オフィスビルは40棟超。稼働率は高水準。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,622
10/30 15:00
+34(0.74%)
時価総額 2,200,469百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07