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日経平均は反落、銀行株が下支えとなり底堅い展開に

2024/1/31 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は反落、銀行株が下支えとなり底堅い展開に  日経平均は反落。前日比188.90円安(-0.52%)の35876.96円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えている。  30日の米国株式市場は高安まちまち。ダウ平均は133.86ドル高(+0.35%)の38467.31ドル、ナスダックは118.15ポイント安(-0.76%)の15509.90、S&P500は2.96ポイント安(-0.06%)の4924.97で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要ハイテク企業決算を控えた警戒感を受けて、寄付き後は下落。ただ、12月JOLT求人件数や1月消費者信頼感指数の良好な結果を受けて、景気の底堅さを期待しダウは上昇に転じた。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大、連日で過去最高値を更新。一方、早期利下げ観測の後退や携帯端末アップルの下落が重しとなりハイテクは下落したことから、まちまちで終了した。  米国株は高安まちまちだったものの、決算発表後のマイクロソフトが時間外でやや売られたことから、東京市場は半導体などハイテク関連がさえないスタート。日経平均は35700円で取引を開始したが、売り一巡後は、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>が下げ幅を縮小。また、朝方に発表された1月の日本銀行の金融政策決定会合での「主な意見」公表を受けて、4月マイナス金利の解除の可能性が高まったとの見方が一段と高まったことから銀行株が上昇。TOPIXが前日比プラス圏で推移するなど底堅い動きとなった。  日経平均採用銘柄では、24年3月期業績予想の下方修正と期末配当予想の減額が嫌気されてアルプスアルパイン<6770>が急落。また、太陽誘電<6976>、横河電機<6841>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>も下落した。日経平均採用以外では、24年12月期業績が連続減益見通しとなったことでVコマース<2491>が大幅反落となったほか、アンリツ<6754>も通信計測の受注減少を要因とした通期業績下方修正が嫌気されて売られた。  一方、決算を受けてコマツ<6301>、キヤノン<7751>が買われたほか、コマツの上昇が刺激材料となり先週末決算発表した日立建機<6305>も買われた。また、10年債利回りが今年最高水準の0.745%まで上昇したことから、りそなHD<8308>、三菱UFJ<8306>のほか、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>、千葉銀行<8331>など地銀株も上昇した。日経平均採用以外では、24年3月期第3四半期最終損益が黒字転換したことで、第一工業製薬<4461>が一時ストップ高となった。  セクターでは、海運業、医薬品、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連、情報・通信業などが下落した一方、銀行業、電気・ガス業、その他金融業、不動産業、建設業などが上昇した。  後場の東京市場は、取引時間中に発表される決算発表銘柄への個別物色中心の地合いとなりそうだ。香港ハンセン指数、上海総合指数が前日比1%超下落していることは気がかりだが、銀行株上昇が影響してTOPIXが底堅いことから安心感はある。半導体株の切り返しが欲しいところだが、FOMCを前に積極的な売買が手控えられている状況下、日経平均が下げ幅を拡大しなければ御の字と考えた方が良さそうだ。 《AK》
関連銘柄 17件
2491 東証プライム
1,076
5/16 15:00
-11(-1.01%)
時価総額 37,091百万円
広告会社。ECサイトのアフィリエイト広告やモール向けの連動連動型広告を提供する。アフィリエイト広告に強みを持つ。23年12月期は成果報酬型広告やオンラインストア向けツールが足踏みとなった。販管費も増加。 記:2024/02/01
4461 東証プライム
3,810
5/16 15:00
+75(2.01%)
時価総額 40,706百万円
工業用薬剤のトップメーカー。界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル、UV 硬化樹脂技術など化学技術をベースにしたファインケミカルを展開。ウレタン用原料も事業領域。有価証券売却益計上し、3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/29
6301 東証プライム
4,623
5/16 15:00
-45(-0.96%)
時価総額 4,498,854百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6305 東証プライム
4,431
5/16 15:00
-82(-1.82%)
時価総額 953,175百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6754 東証プライム
1,202.5
5/16 15:00
-9.5(-0.78%)
時価総額 163,379百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6770 東証プライム
1,468.5
5/16 15:00
-12.5(-0.84%)
時価総額 322,014百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6841 東証プライム
3,995
5/16 15:00
+76(1.94%)
時価総額 1,073,157百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
5,517
5/16 15:00
+159(2.97%)
時価総額 4,226,954百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
73,160
5/16 15:00
+2,610(3.7%)
時価総額 17,793,097百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,610
5/16 15:00
+106(2.35%)
時価総額 4,654,012百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6976 東証プライム
3,197
5/16 15:00
-17(-0.53%)
時価総額 416,307百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7751 東証プライム
4,341
5/16 15:00
-55(-1.25%)
時価総額 5,789,865百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
36,820
5/16 15:00
+1,590(4.51%)
時価総額 17,365,527百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,522.5
5/16 15:00
-68(-4.28%)
時価総額 20,221,837百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8308 東証プライム
1,004
5/16 15:00
-14(-1.38%)
時価総額 2,410,584百万円
大手金融持株会社。りそな銀行や埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核に、銀行業務やカード、信用保証等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益等が堅調も、経常費用が増加した。 記:2024/02/01
8331 東証プライム
1,318
5/16 15:00
-1.5(-0.11%)
時価総額 1,074,857百万円
千葉県が地盤の大手地方銀行。県内で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務に加え、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。経常費用の増加を吸収した。 記:2024/02/07
4,165
5/16 15:00
-116(-2.71%)
時価総額 796,090百万円
金融グループ会社。傘下に福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行を持つ。銀行業務を中心に、証券や保証、リース等の金融サービスを提供する。ネット銀行も展開。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。 記:2024/03/01