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日経平均は反発、円安推移で自動車関連が上げ幅を拡大

2024/1/29 12:13 FISCO
*12:13JST 日経平均は反発、円安推移で自動車関連が上げ幅を拡大  日経平均は反発。先週末比328.07円高(+0.92%)の36079.14円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えている。  26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は60.30ドル高(+0.16%)の38109.43ドル、ナスダックは55.13ポイント安(-0.36%)の15455.36、S&P500は3.19ポイント安(-0.07%)の4890.97ポイントで取引を終了した。寄り付きは下落。23年12月PCEコア指数がインフレの鈍化を示し、投資家心理を支えた一方、利益確定の売りや長期金利の上昇などが重石となった。前日引け後に発表した決算が失望されたインテルが大幅安となり、半導体株を中心にハイテク株の一部が連れ安。ナスダック指数は7日ぶりに下落した。  米国株が高安まちまちだったことから、日経平均は先週末終値水準で取引を開始。為替が1ドル148円台と、先週末の大引け時点よりもやや円安ドル高に推移していることから、自動車など輸出関連銘柄がじりじりと上げ幅を拡大し、日経平均は36000円台を回復した。前場の売買代金は2兆円に届かなかったが、プライム市場の8割超が上昇する全面高の地合いとなった。  日経平均採用銘柄では、取得上限300万株の自己株取得枠を設定した日東電工<6988>が大幅高となったほか、ホンダ<7267>、トヨタ自<7203>、日産自<7201>も買われた。また、24年3月期業績予想を上方修正したファナック<6954>も上昇。そのほか、原油価格上昇を受けて、INPEX<1605>、出光興産<5019>、ENEOSホールディングス<5020>も買われた。  一方、第3四半期調整後営業利益が40.8%増と上期の58.2%増から増益率が鈍化した日立建機<6305>が売り優勢となったほか、第3四半期累計の営業利益が30.8%減となった信越化<4063>もさえない。日経平均採用以外では、第3四半期営業利益が57.7%増と上期の9.2倍から増益率が鈍化したJCRファーマ<4552>が大幅安となった。  全セクターが上昇するなか、鉱業、石油・石炭製品、輸送用機器、証券・商品先物、その他製品の上昇が目立った。  後場の注目は高安まちまちの中国株の動向となろう。28日、中国証券監督管理委員会は、未保有の株式を借りて売却することで利益を得る「空売り」を制限するため、譲渡制限株式の貸し出しを29日から全面禁止した。中国当局は、株価テコ入れ策を立て続けに打ち出しているが、ランチタイムの上海総合指数は先週末比マイナス圏で推移している。為替の円安推移に、中国株の上昇が加われば、日経平均およびTOPIXは後場一段高という展開も期待できよう。 《AK》
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1605 東証プライム
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時価総額 3,269,067百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
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5/17 13:04
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時価総額 11,818,854百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4552 東証プライム
622
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+6(0.97%)
時価総額 80,665百万円
バイオ医薬品メーカー。独自のバイオ技術や細胞治療、再生医療技術により医薬品を開発。主力製品は成長ホルモン製剤「グロウジェクト」。血液脳関門通過技術J-BrainCargoに注力。3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/29
5019 東証プライム
999.3
5/17 13:04
+12.3(1.25%)
時価総額 1,488,281百万円
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5020 東証プライム
748
5/17 13:04
+2.6(0.35%)
時価総額 2,416,252百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6305 東証プライム
4,420
5/17 13:04
-11(-0.25%)
時価総額 950,808百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6954 東証プライム
4,595
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-15(-0.33%)
時価総額 4,638,868百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6988 東証プライム
12,315
5/17 13:04
-15(-0.12%)
時価総額 1,844,270百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
551.6
5/17 13:04
-3.4(-0.61%)
時価総額 2,328,146百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,407
5/17 13:04
+55(1.64%)
時価総額 55,585,161百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
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+13(0.76%)
時価総額 9,355,122百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25