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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開のなか決算を手掛かりとした個別対応~

2024/1/31 9:09 FISCO
*09:09JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開のなか決算を手掛かりとした個別対応~ 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着感の強い相場展開のなか決算を手掛かりとした個別対応 ■キヤノンMJ、23/12営業利益 5.1%増 524億円、24/12予想 2.9%増 540億円 ■前場の注目材料:トヨタ自、グループのダイハツの軽10車種、国交省が出荷停止処分解除 ■こう着感の強い相場展開のなか決算を手掛かりとした個別対応 31日の日本株市場は、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。30日の米国市場は、NYダウが133ドル高、ナスダックは118ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要ハイテク企業決算を控えた警戒感から様子見ムードの強い展開となった。その後、昨年12月の米JOLT求人件数や1月の米消費者信頼感指数の良好な結果を受けて、景気の底堅さが期待されNYダウは上昇に転じた。一方、早期利下げ観測の後退やアップルの下落が嫌気されハイテクが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の35930円、円相場は1ドル147円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。取引終了後に決算を発表したマイクロソフトは、クラウドの売り上げが強く市場予想を上回る結果となったが、時間外取引では弱含みで推移している。大型テック株の決算が本格化するなか、決算を受けた株価反応を見極めたいとのムードにつながりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36030円まで買われ、プラスに転じる場面も見られたが、概ねマイナス圏での推移だった。積極的な売買は手控えられやすいなか、短期的には売り仕掛け的な動きが意識されそうである。 明日のFOMCでは、4会合連続で政策金利は据え置かれるとみられている。その後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見の内容を確認したいところであり、これを受けた米長期金利の動向なども注目される。早期利下げ観測が後退するようだと、波乱含みの展開も考えられるため、本日のところはこう着感の強い相場展開になりそうである。 物色としては米国の流れからハイテク株は手掛けづらく、一方で金融株へ資金が向かいやすいだろう。また、決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすく、昨日の引け後の決算では、ストライク<6196>、M&Aキャピ<6080>、モロゾフ<2217>、NEC<6701>、きちりHD<3082>、大瓦斯<9532>、協栄産<6973>、マクアケ<4479>、エージーピー<9377>、ダイショー<2816>、コニシ<4956>などが注目される。そのほか、中国政府が停止している日本人が中国に短期滞在する際のビザの免除について、中国外務省は29日、「再開を真剣に検討する」とした。そのうえで日本側も訪日する中国人に対して何らかの措置をとるよう求めており、インバウンド関連などへの物色もありそうだ。 ■キヤノンMJ、23/12営業利益 5.1%増 524億円、24/12予想 2.9%増 540億円 キヤノンMJ<8060>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比3.6%増の6094.73億円、営業利益は同5.1%増の524.95億円だった。利益については、売上増加に伴う売上総利益の増加により、営業利益は増加、経常利益は増加、純利益は増加となった。2024年12月期業績は、売上高が前期比3.4%増の6300億円、営業利益は同2.9%増の540億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(36065.86、+38.92) ・NYダウは上昇(38467.31、+133.86) ・1ドル=147.50-60円 ・VIX指数は低下(13.31、-0.29) ・米原油先物は上昇(77.82、+1.04) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・キリンHD<2503>グループ横断で人材育成、来年新制度、機能別に12分類 ・トヨタ自<7203>グループのダイハツの軽10車種、国交省が出荷停止処分解除 ・トヨタ自<7203>世界販売4年連続首位、昨年7.2%増1123万台 ・サンケン電気<6707>子会社の石川サンケン、2工場で一部再開 ・NTT<9432>IOWN研究開発、経産省が452億円支援 ・AGC<5201>北九州にフッ素系イオン交換膜の製造設備新設 ・マツダ<7261>北米に新型SUV「CX-70」、MHV・PHV投入 ・川崎重<7012>水素流通基盤を事業化、温室ガス一元管理 ・IDEC<6652>非常停止ボタン遠隔操作、AGV・協働ロボ向け ・スカパーJ<9412>レーザーで宇宙ゴミ除去、29年度に新サービス ・パナソニックHD<6752>空質・空調機器を一括管理、システム商品拡充 ・富士通<6702>蘭大に量子コンピューティング研究の産学連携拠点 ・東京電力HD<9501>米電力とのEV・系統制御共同プロ、米ハワイアン電力が参画 ・菱友システムズ<4685>清水建設と、ARでシールドマシンの現在位置確認 ・三井金<5706>全固体電池向け固体電解質の生産能力3倍に ・カネカ<4118>長谷工と、入眠・疲労低減を検証、実験住戸にOLED照明 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月鉱工業生産速報値(前月比予想:+2.5%、11月:-0.9%) ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月22・23日分) ・08:50 日銀金融政策決定会合議事録公表(2013年7-12月開催分) <海外> ・09:30 豪・10-12月期消費者物価指数(前年比予想:+4.3%、7-9月期:+5.4%) ・09:30 豪・12月消費者物価指数(前年比予想:+3.7%、11月:+4.3%) ・10:30 中・1月製造業PMI(予想:49.3、12月:49.0) ・10:30 中・1月非製造業PMI(予想:50.6、12月:50.4) 《FA》
関連銘柄 27件
2217 東証プライム
4,780
12/20 15:30
-10(%)
時価総額 33,881百万円
神戸発祥の老舗洋菓子店。1931年設立。チョコレートや焼菓子、洋生菓子等を全国の百貨店、量販店で販売。喫茶・レストラン事業も展開。洋生菓子はカスタードプリンなどが順調。26.1期営業利益率6.5%目標。 記:2024/11/08
2503 東証プライム
2,058.5
12/20 15:30
+1.5(%)
時価総額 1,881,469百万円
国内ビール2強の一角であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを傘下に収める持株会社。ビールは「一番搾りブランド」が主力。医薬事業、ヘルスサイエンス事業等も展開。ファンケルへのTOBは成立。 記:2024/10/05
2816 東証スタンダード
1,405
12/20 15:30
-2(%)
時価総額 13,866百万円
焼肉のたれ、味・塩こしょう等を手掛ける調合調味料メーカー。液体調味料が主力。鍋スープで国内シェアトップクラス。スープはるさめ、青汁なども。メニュー開発・提案の強化により、業務用調味料市場の開拓を図る。 記:2024/10/03
3082 東証スタンダード
899
12/20 15:30
-1(%)
時価総額 10,181百万円
「Casual Dining KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」、「VEGEGO」等の業態を展開する飲食事業が主力。プラットフォームシェアリング事業等も。業態開発力が強み。多様な業態開発を進める。 記:2024/10/11
4118 東証プライム
3,637
12/20 15:30
-12(%)
時価総額 240,042百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。ポリイミドフィルム、アクリル樹脂は出荷順調。事業ポートフォリオの変革推進。 記:2024/11/11
4479 東証グロース
472
12/20 15:30
-11(%)
時価総額 6,007百万円
応援購入型クラウドファンディングサイト「Makuake」を運営。製品プロデュース支援事業等も手掛ける。会員数は292万人超。25.9期は黒字転換計画。Makuake事業では安定運用の強化などを推進。 記:2024/11/26
4685 東証スタンダード
5,070
12/20 15:22
-150(%)
時価総額 32,377百万円
三菱重工系のシステム開発会社。生産管理システムなど各種システム開発、システム保守・運用・監視サービス、IT基盤構築などを手掛ける。ローコード開発、クラウド等の領域で受注拡大図る。25.3期は増収増益計画。 記:2024/07/02
4956 東証プライム
1,224
12/20 15:30
-9(%)
時価総額 86,188百万円
接着剤メーカー最大手。1870年創業。工業用接着剤等のボンド事業のほか、工業薬品や合成樹脂等の化成品事業、工事事業等も。合成接着剤「ボンド」で知名度。新製品の市場導入などで新規開拓強化に取り組む。 記:2024/10/12
5201 東証プライム
4,554
12/20 15:30
-6(%)
時価総額 990,199百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
5706 東証プライム
4,524
12/20 15:30
-11(%)
時価総額 259,596百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
2,707
12/20 15:30
+7(%)
時価総額 85,972百万円
M&A仲介会社。2016年に同業のレコフなどと経営統合。売手・買手の間に立ってM&A成立に向けたアドバイザリー業務を行う。大型案件で業界随一の実績。コンサルタント数は180名超。成約件数は過去最高水準。 記:2024/06/28
6196 東証プライム
3,605
12/20 15:30
-40(%)
時価総額 69,771百万円
独立系M&A仲介会社。小型・中型案件に特化。M&Aプラットフォーム「SMART」やM&A情報発信サイト「M&A Online」の運営等も。金融機関との提携等でM&A支援体制を強化。積極的な人材採用進める。 記:2024/07/02
6652 東証プライム
2,351
12/20 15:30
-14(%)
時価総額 78,110百万円
1945年創業の制御機器メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。スイッチング電源、プログラマブルコントローラ、防爆関連機器等も。オートメーション&センシング事業、中国・インドにおける拡販に注力。 記:2024/10/14
6701 東証プライム
13,470
12/20 15:30
+25(%)
時価総額 3,675,290百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,809.5
12/20 15:30
+29.5(%)
時価総額 5,818,778百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6707 東証プライム
5,887
12/20 15:30
-82(%)
時価総額 147,752百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。埼玉県新座市に本社。中計では28.3期営業利益率20%以上目標。 記:2024/11/10
1,588
12/20 15:30
+20.5(%)
時価総額 3,897,660百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6973 東証スタンダード
2,245
12/20 15:30
-1(%)
時価総額 7,171百万円
半導体、電子デバイスなどを扱うエレクトロニクス商社。三菱電機が筆頭株主。プリント配線板事業、産業機器システム事業、システム開発事業等も展開。新規事業開発力等が強み。プリント配線板事業では海外製品を拡販。 記:2024/09/02
7012 東証プライム
6,524
12/20 15:30
-46(%)
時価総額 1,095,523百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,771.5
12/20 15:30
+47.5(%)
時価総額 43,775,806百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
983.4
12/20 15:30
+2.2(%)
時価総額 621,316百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
5,102
12/20 15:30
-20(%)
時価総額 566,730百万円
デジタルカメラ、デジタル複合機などキヤノン製品の国内販売を行う。業務支援ソリューション、ITセキュリティソリューション等も手掛ける。ITソリューション事業を成長事業に位置付け。注力領域の拡大を進める。 記:2024/08/12
9377 東証スタンダード
1,007
12/20 15:30
+42(%)
時価総額 13,605百万円
駐機中の飛行機に電力や冷暖房気を供給する動力供給事業、ベルトコンベヤ等の保守・管理を行うエンジニアリング事業が柱。JALグループ。動力供給事業では設備稼働が向上。自動手荷物預け機の設置工事などは順調。 記:2024/11/10
902
12/20 15:30
+7(%)
時価総額 268,508百万円
スカパーJSATを中核とする持株会社。衛星通信事業や宇宙関連事業、放送・配信事業、FTTH事業を手掛ける。静止衛星を保有・運用する世界有数の衛星通信事業者。衛星画像販売サービスの強化等で収益拡大図る。 記:2024/07/05
9432 東証プライム
155.6
12/20 15:30
+0.4(%)
時価総額 14,089,629百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
444.5
12/20 15:30
+0.2(%)
時価総額 714,320百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9532 東証プライム
3,217
12/20 15:30
+21(%)
時価総額 1,318,687百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13