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前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい~

2023/7/12 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい ■ローソン、1Q税前利益 73.4%増 240億円、24/2予想 純利益 290億円 ■前場の注目材料:NTTデータG、グループのインク傘下、インドでDC・IT拡大加速 ■米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい 12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが317ドル高、ナスダックは75ポイント高だった。中国政府が追加の景気対策を検討しているとの報道を受け、買い優勢の展開となった。また、消費者物価指数(CPI)の結果待ちではあるものの、インフレ改善を想定し金利が一段と低下したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比55円高の32295円、円相場は1ドル140円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで32040円まで売られる場面が見られたものの、引き続き32000円を割り込まず、同水準での底堅さは意識されていた。積極的な売買は手控えられるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。ただし、米国市場は上昇したものの、セールスフォースやスリーエムなどが個別の材料で買われてNYダウを押し上げており、全体としては模様眺めムードが強かった。 米CPIを前に、持ち高調整の流れが中心になりそうである。日経平均は7月3日に付けた33762円を戻り高値に調整を継続しているが、32000円接近での底堅さが見られるなか、買い戻しの動きは入りやすいだろう。昨日はナスダックの再配分に伴うリバランスへの警戒から売り仕掛け的な動きもあったと考えられ、引き続き警戒要因ではあるものの、CPIの発表を前に、いったんは買い戻しに向かわせそうだ。 物色では米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすく、足もとでは小売企業の決算発表が続くなか、昨夕に決算を発表したローソン<2651>などは注目されそうである。その他は、需給の軽い直近IPO銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心になろう。為替市場では1ドル140円台と円高傾向を見せているなか、輸出関連などの利食いに対して、ハイテク株の買い戻す動きも意識されやすい。 ■ローソン、1Q税前利益 73.4%増 240億円、24/2予想 純利益 290億円 ローソン<2651>が発表した2024年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比11.9%増の2641億円、税前利益が同73.4%増の240.41億円だった。国内コンビニエンスストア事業において、人流の増加に伴いカウンターファストフード、ソフトドリンク及び米飯の売上が伸長したほか、店内調理サービス「まちかど厨房」や化粧品などの売上が伸長した。カウンターファストフードは「からあげクン」の新フレーバーの売上が好調に推移。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32203.57、+13.84) ・NYダウは上昇(34261.42、+317.02) ・ナスダック総合指数は上昇(13760.70、+75.22) ・シカゴ日経先物は上昇(32295、大阪比+55) ・SOX指数は上昇(3653.53、+1.93) ・VIX指数は低下(14.84、-0.23) ・米原油先物は上昇(74.83、+1.84) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTTデータG<9613>グループのインク傘下、インドでDC・IT拡大加速 ・三菱電機<6503>広島大と、アルミ・ステンレス接合、積層技術で高強度 ・三井住友<8316>米でデジタル金融参入、個人ローン提供 ・三菱重<7011>JAXAと「H2A」47号機を来月26日打ち上げ ・リョービ<5851>「ギガキャスト」新工場、50億円投じ25年3月稼働 ・日産自<7201>スペイン・アビラ工場、部品生産100万個達成 ・三洋化成工業<4471>研究者目線で工程改善、収益力向上へ ・清水建設<1803>竹中工務店などと施工管理データ連携、基盤開発、業界標準に ・ホッカンHD<5902>粉乳缶とエアゾール缶、群馬工場に生産移管 ・住友ベークライト<4203>スキンパック機材を一括提案、食品トレー代替 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+4.4%、5月:+5.1%) ・08:50 5月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+1.0%、4月:+5.5%) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 11件
1803 東証プライム
984.9
10/9 15:00
+13.6(%)
時価総額 776,608百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
4203 東証プライム
4,165
10/9 15:00
+31(%)
時価総額 390,502百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4471 東証プライム
4,250
10/9 15:00
+25(%)
時価総額 100,024百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
5851 東証プライム
1,922
10/9 15:00
+3(%)
時価総額 62,746百万円
独立系のダイカストメーカー。自動車業界が主顧客。建築用品や印刷機器も。海外売上が過半。新興国も拡大。自動車生産の回復等でダイカスト事業は堅調。原材料高が重し。配当性向は30%程度目安。 記:2024/06/13
1,796
10/9 15:00
-10(%)
時価総額 24,190百万円
北海製罐、日本キャンパック、オーエスマシナリーを傘下に収める持株会社。1921年創業。メタル缶や飲料用ペットボトル等の容器事業、充填事業が柱。配当性向は35%以上目安。海外事業の拡大などに取り組む。 記:2024/08/19
6503 東証プライム
2,391
10/9 15:00
-6.5(%)
時価総額 5,133,960百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
7011 東証プライム
2,200
10/9 15:00
+20(%)
時価総額 7,422,026百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7201 東証プライム
395.1
10/9 15:00
-4.7(%)
時価総額 1,667,604百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
3,081
10/9 15:00
-12(%)
時価総額 12,091,483百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9613 東証プライム
2,564
10/9 15:00
+13.5(%)
時価総額 3,596,010百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10