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IPOラッシュの中では資金の逃げ足の速さも注意する必要【クロージング】

2019/12/16 16:24 FISCO
*16:24JST IPOラッシュの中では資金の逃げ足の速さも注意する必要【クロージング】 16日の日経平均は反落。70.75円安の23952.35円(出来高概算11億3000万株)で取引を終えた。米中通商交渉で中国が会見を開き、第1段階目の合意に達したことが安心感につながったが、一方で両国とも投資家に安心感を与えるような詳細を明らかにしておらず、合意文書の内容はまだ精査が続いているとし、農産物購入については後日詳細を発表すると中国の当局者は語っている。そのため、トランプ大統領が述べた、中国が年間500億ドル(約5兆4700億円)規模の米国産農産物を購入することになるといった行方を見極めたいとする模様眺めムードも強まった。メジャーSQ通過により主要な海外勢の商いは細り、後場半ばに24036.30円まで上昇する局面もみられたが、結局は反落で寄り付き水準で終えている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えているが、値上がり数と拮抗している。セクターでは、水産農林、不動産、その他製品、サービス、小売がしっかり。半面、ゴム製品、海運、金属製品、医薬品、ガラス土石、機械、陸運が冴えなかった。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、ファナック<6954>、第一三共<4568>が冴えない。一方で、ソフトバンクG<9984>、ファミリーマート<8028>、資生堂<4911>、セコム<9735>、エムスリー<2413>がしっかりだった。 日経平均は24000円を挟んでの狭いレンジ取引が続いていたが、昨年高値の抵抗として意識されている水準でもあり、一気に上値追いとなる流れにはなりづらいところ。しかし、先週末の大幅な上昇に対する利益確定の流れが優勢となりやすい中では、全体の底堅さが意識された格好であろう。 また、サンバイオ<4592>がストップ安比例配分だったが、同じマザーズ銘柄であるスマレジ<4431>が決算評価から15%近い上昇をみせており、サンバイオのネガティブショックの波及はみられておらず、個人のセンチメントは良好であることが窺える。ただし、ベース<4481>、JMDC<4483>、ランサーズ<4484>の3社が上場しており、いずれもコンセンサスを上回る初値を形成したが、いずれも急伸した後は資金の逃げ足も速く、初値価格を下回っている。特にベースは後場半ばから急速に値を下げる格好からストップ安を付けており、センチメントは良好ながらもIPOラッシュの中では資金の逃げ足の速さも注意する必要がありそうだ。 《CN》
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時価総額 1,181,342百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
6,193
10/10 15:00
+64(%)
時価総額 12,535,394百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4431 東証グロース
2,876
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+1(%)
時価総額 56,465百万円
POSシステム会社。クラウドサービス「スマレジ」を提供。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3万4288店と増加続く。平均解約率は低水準維持。24.4期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
4481 東証プライム
3,045
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-120(%)
時価総額 55,255百万円
独立系システム開発会社。受託開発や保守・運用のほか、SAP導入・保守支援、e-KYC/オンライン本人確認サービス等も。日本、中国の拠点を融合した体制が強み。配当性向50%目安。大手SIerとの取引は順調。 記:2024/05/08
4483 東証プライム
4,643
10/10 15:00
-44(%)
時価総額 282,768百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。国内最大規模の遠隔読影プラットフォーム、調剤薬局支援事業等も。オムロン傘下。健康情報プラットフォーム「Pep Up」の発行ID数は拡大続く。 記:2024/06/03
4484 東証グロース
214
10/10 15:00
-1(%)
時価総額 3,373百万円
クラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営。プロ人材・コンサル人材のマッチングサイトも。丸井グループと資本業務提携。人材の流動化は追い風。人材マッチング事業伸びる。合理化も進め黒字定着を図る。 記:2024/06/09
4568 東証プライム
4,991
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時価総額 9,717,647百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4592 東証グロース
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時価総額 77,619百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4911 東証プライム
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時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
19,580
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+30(%)
時価総額 5,739,172百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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時価総額 4,109,866百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
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10/10 15:00
-18(%)
時価総額 2,510,775百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
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51,360
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時価総額 16,343,831百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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時価総額 15,577,227百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17