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前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避姿勢の中で好業績銘柄などへの押し目を拾う動き

2019/5/23 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避姿勢の中で好業績銘柄などへの押し目を拾う動き 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:リスク回避姿勢の中で好業績銘柄などへの押し目を拾う動き ■前場の注目材料:イオン、今期の中国事業の営業利益9倍との観測 ■東洋紡、帝人から買収、ポリエステルフィルム事業、100億円、海外で拡大 ■リスク回避姿勢の中で好業績銘柄などへの押し目を拾う動き 23日の日本株市場は、引き続き米中関係の悪化を警戒した不安定な相場展開が続きそうである。22日の米国市場では、NYダウが100ドル安、ナスダックは34pt安と軟調。トランプ政権が、ビデオ監視機器メーカーなど複数の中国企業に対して米国製部品などの調達禁止を検討しており、米中関係の悪化懸念から売りが先行した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の21230円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。 米中関係が泥沼化する中、国内についても携帯キャリア3社がファーウェイ製品の発売延期の動きをみせているほか、パナソニック<6752>は米国がファーウェイと米企業の取引を原則禁止する方針を打ち出したことを受け、ファーウェイや関連会社との取引を中止したことを明らかにするなど、国内でも影響が出てきている。さらに、中国による報復措置でアップル製品へのボイコットが起きる可能性を指摘する声も聞かれる中、ハイテク株への影響が警戒される。 その他、23-26日にかけて欧州連合 (EU) の加盟国で欧州議会選挙が実施される。メイ首相の退陣圧力は強まっており、合意なきEU離脱が現実味を増している状況であり、リスク回避姿勢の流れが強まりそうである。 一方で、米中貿易摩擦は6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは大きな進展をみせてくることは考えづらい状況といった見方がコンセンサスである。報道などから進展期待が高まる局面もあろうが、短期的なアルゴリズムによる先物主導の展開が中心となるため、短期的に振らされたとしても、比較的冷静な対応が期待される。 G20通過後のアク抜け等への思惑も次第に高まってくると考えられ、内需主導で外部環境に振らされ難い好業績銘柄などへの押し目を拾う動きが出てくるだろう。また、リスク回避姿勢の中では、低位材料株などでの短期的な値幅取り狙いの売買も活発化することになりそうだ。 ■イオン、今期の中国事業の営業利益9倍との観測 イオン<8267>の2020年2月期の中国事業の営業利益が前期比9倍の130億円程度になりそうだとの観測が報じられている。総合スーパーや商業施設「イオンモール」などを手掛けており、小売りや不動産の損益が改善すると伝えている。また、海外子会社の会計基準の変更も利益を押し上げる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21283.37、+10.92) ・VIX指数は低下(14.75、-0.20) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・追加金融緩和への期待 ・消費増税の延期観測 ・株安局面での自社株買い ・椿本チ<6371>異常時、自動で停止、IoT搭載小型ギアモーター投入 ・東洋紡<3101>帝人から買収、ポリエステルフィルム事業、100億円、海外で拡大 ・住友電<5802>欧焼結部品2社買収、販路を活用 ・日信号<6741>利益率10%に、21年度、駅の保安ロボで新事業 ・武田<4502>米ファンドと新会社、消化器疾患薬を開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
3101 東証プライム
1,005
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+6(%)
時価総額 89,494百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
4502 東証プライム
4,268
10/7 15:00
+28(%)
時価総額 6,753,150百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
5802 東証プライム
2,424
10/7 15:00
+96.5(%)
時価総額 1,924,513百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6371 東証プライム
1,928
10/7 15:00
+17(%)
時価総額 214,478百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6741 東証プライム
976
10/7 15:00
-2(%)
時価総額 66,700百万円
鉄道信号や道路交通安全システム等の交通運輸インフラ事業、ホームドアや自動改札機等のICTソリューション事業が柱。1928年設立。29.3期売上高1500億円目標。次世代鉄道信号保安システムの拡大図る。 記:2024/08/10
1,317.5
10/7 15:00
+18.5(%)
時価総額 3,233,220百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
8267 東証プライム
3,940
10/7 15:00
-42(%)
時価総額 3,435,385百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06