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【注目銘柄ダイジェスト】:宮越HDが大幅反発、鳥貴族HDは大幅続落

2021/3/8 16:58 FISCO
*16:58JST 【注目銘柄ダイジェスト】:宮越HDが大幅反発、鳥貴族HDは大幅続落 <3031> ラクーンHD 1820 0 朝高後、後場にマイナス転換。先週末は8割超の営業増益決算発表を受けながらも、出尽くし感が先行する形で大きく下落。ただ、下値支持線を割り込まずに切り返したことで、前場は好業績を見直す動きが優勢となっていた。先週末には、東京スター銀行と顧客紹介における業務提携を行ったとも発表しており、押し目買いを誘う一因にもなっているたとみられるが、後場に値を消しマイナスに転じている。 <6620> 宮越HD 1109 +150 大幅反発。企業サイトのトップメッセージが更新されている。現在、経営の舳先を総合投資会社へと大きく転換しており、グローバル規模で継ぎ目なく大型の都市開発や企業投資を実行し、イノベーションの流れを生み出すことが存在意義としている。2026年に時価総額5000億円、2030年には1兆円というアジアでも指折りの優良な投資会社を目指すともしている。短期資金の関心の高まりへとつながっているようだ。 <2353> 日駐 145 -1 反落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は17.5億円で前年同期比12.2%減益となった。従来計画の16億円は上振れたものの、第1四半期は同26.1%増益であったため、11-1月期は大幅減益に転じた格好に。スキー場事業の不振などが響いたとみられる。一方、発行済み株式数の1.06%に当たる350万株、5億円を上限とする自社株買いの実施を発表、取得期間は3月9日から4月30日までとしており、下支えにはつながる形へ。 <3193> 鳥貴族HD 1624 -83 大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は12.2億円の赤字となり、前年同期比25.7億円の損益悪化となった。営業時間短縮要請による来店客数の減少などが響いた。未定としていた通期予想は19.4億円の赤字としている。通期の市場コンセンサスは若干の黒字となっていた。また、2月の月次動向も発表、既存店売上高は前年同月比67.3%減、前月の同71.9%減から減収率は縮小したが、依然として大幅な落ち込みが続く状況に。 <2929> ファーマF 2604 -291 大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は0.8億円の赤字となった。2月15日に収益予想の上方修正を発表しており、インパクトは限定的となっている。一方、通期予想は従来の20.9億円の黒字を据え置いている。上半期の大幅な上振れによって、上方修正への期待は高かったとみられ、ネガティブな反応につながっているようだ。高水準の広告投資なども想定しているようだ。 <3854> アイル 1758 +191 大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業利益は9.5億円で前年同期比22.2%減益、従来計画の7.9億円を上振れた。また、通期予想は従来の12億円から16億円、前期比5.9%減に上方修正。2度目の緊急事態宣言による業績への影響は想定よりも限定的だったもよう。年間配当金計画も従来の12円から15円に引き上げている。また、複数ネットショップ一元管理クラウドサービスのJR東日本グループやマルイとの連携も発表している。 <3172> ティーライフ 1314 +82 大幅反発。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は4.6億円で前年同期比78.2%増益、第1四半期の同75.5%増から増益率はやや拡大する形に。通期予想は従来の5.3億円から7億円、前期比41.1%増に上方修正。ECモールでの巣ごもり需要に対応した商品が引き続き好調に推移したほか、プロパティ事業においても、賃貸稼働率向上や他社出荷業務の受託量が拡大した。年間配当金も従来計画の30円から44円にまで引き上げている。 <5401> 日本製鉄 1758 +56.5 大幅続伸。先週末に中長期経営計画を発表している。鹿島地区の第3高炉を含む上工程と厚板工程を25年3月期下期に停止する予定など、追加の構造改革策などを示している。一方、自動車用超ハイテン鋼の生産増強など、高級品の構成比上昇を目指している。構造改革効果は、昨年2月に掲げた1000億円から500億円上積みへ。なお、ゴールドマン・サックス証券では「コンビクション・リスト」に新規採用としている。
関連銘柄 8件
2353 東証プライム
226
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 78,738百万円
駐車場の管理・運営等を行う駐車場事業が主力。スキー場や那須ハイランドパークの運営等も手掛ける。国内駐車場の運営物件数は1300物件超。駐車場事業ではバレーサービスなど高付加価値サービスの提供図る。 記:2024/10/22
2929 東証プライム
951
11/22 15:30
-18(%)
時価総額 27,654百万円
卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬の開発、製造等を行う。販売は通信販売と卸売。子会社にフューチャーラボ、明治薬品など。伊藤忠商事と資本業務提携。卵殻膜素材の開発・量産化などに取り組む。 記:2024/10/24
686
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 15,340百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
3172 東証スタンダード
1,215
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 5,178百万円
メタボメ茶などの健康茶、健康食品、化粧品等の通信販売を行う小売事業、生活雑貨や食品等の卸売事業が柱。静岡県島田市に本社。プロパティ事業も。EC領域で販促拡充。プロパティ事業は袋井センター等が安定稼働。 記:2024/08/02
3,300
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 38,353百万円
全品均一価格の焼鳥屋(居酒屋)チェーン「鳥貴族」を展開。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」等も。グループ店舗数は1100店舗超。配当性向20%以上目安。トリキアプリのDL数は86万DL超。 記:2024/10/08
3854 東証プライム
3,180
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 79,637百万円
基幹業務管理システム「アラジンオフィス」、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」等を手掛ける。Web商材の製品力強化などに取り組む。中計では27.7期売上高235億円目標。 記:2024/10/25
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6620 東証プライム
1,874
11/22 15:30
-55(%)
時価総額 74,988百万円
中国・深センで不動産の賃貸管理、開発事業を展開。深センでワールド・イノベーション・センタープロジェクトを進める。深セン市政府の委嘱を受けて企業誘致を行う。不動産賃貸管理事業の収益基盤強化などを図る。 記:2024/07/28