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【注目銘柄ダイジェスト】:鳥貴族HDがストップ高、霞ヶ関キャピタルがストップ安比例配分

2023/12/11 16:30 FISCO
*16:30JST 【注目銘柄ダイジェスト】:鳥貴族HDがストップ高、霞ヶ関キャピタルがストップ安比例配分 <2427> アウトソシング 1453.5 +300 ストップ高比例配分。MBOの実施を発表。米投資ファンドのベインキャピタルが来年1月下旬をめどに1株1755円でTOBを行う計画。TOB価格は先週末終値に対し5割強のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せする動きとなった。M&Aによる事業拡大で経営管理が難しくなっているため、非公開化で効率化を急ぐもよう。創業者の土井社長はTOBに応募した上で、非公開化後に5%を上限に再出資するもよう。 <9678> カナモト 2846 +264 急伸。先週末に23年10月期決算を発表、営業益は120億円で前期比9.6%減となり、12月1日に下方修正した水準で着地した。一方、24年10月期は141億円で同17.9%増と2ケタ増益を見込み、安心感につながった。また、発行済み株式数の2.50%に当たる90万株、20億円を上限とした自社株買いの実施も発表。取得期間は12月11日から24年8月30日まで。需給面の下支え材料としてポジティブ視。 <3498> 霞ヶ関キャピタル 7130 -1500 ストップ安比例配分。135万株の公募増資、20万株の株式売出、23万2500株を上限とするオーバーアロットメントによる売出を実施すると発表した。発行済み株式数は最大で19.3%の増加となる。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を警戒する動きが優勢となった。調達資金は主に、不動産コンサルティング事業における開発用地取得資金及び開発資金、並びに、海外事業に係るレジデンス物件取得資金に充当するもよう。 <3193> 鳥貴族HD 3335 +501 ストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は7.5億円となり、前年同期0.6億円から急拡大する形になっている。据え置きの上半期計画9.8億円、前年同期比2.7倍に対する進捗率は76.9%の水準に達している。想定以上の好進捗として業績上振れが意識される状況となっているもよう。客数増を中心とする既存店売上高の順調な拡大でコスト増を吸収する形に。 <3843> FB 1333 +210 急騰。先週末に上半期決算を発表、営業利益は30.7億円となり、通期予想は従来の50億円から55億円に上方修正している。MVNO向け支援事業の規模拡大に加え、企業・クリエイター5G DX支援事業におけるアフィリエイトサービスの顧客獲得、5G Homestyleのサービス提供戸数の順調推移などが背景。また、未定としていた年間配当金は前期比19円増の27円とすることも発表している。 <4382> HEROZ 1575 +300 ストップ高。先週末に上半期決算を発表、営業利益は2.5億円で前年同期比6.7倍となり、第1四半期0.7億円との比較でも8-10月期は大幅増益になった。据え置きの通期計画4億円は上振れ推移との見方が優勢に。AI/DX事業では、顧客獲得活動が功を奏しBtoBが大幅増収、BtoCも将棋ブームを追い風に成長。AI Security事業も、顧客数が継続的に増加して売上は堅調に推移しているようだ。 <2163> アルトナー 1978 +252 急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は11.7億円で前年同期比25.0%増となり、通期予想は従来の13.3億円から15.3億円に上方修正した。技術者単価の上昇や新卒技術者の前倒し配属の影響などが上振れ要因、今後も、来期に向けて引き続き技術者要請が高まっていくと想定しているようだ。また、年鑑配当金も従来計画の69.5円から75円に引き上げ、前期比では15円の増配となる。 <3903> gumi 395 -6 大幅続落。先週末に上期決算を発表、営業損益は19.7億円の赤字となり、前年同期比23.9億円の損益悪化。8-10月期も13.2億円の赤字で、第1四半期から赤字幅は拡大。モバイルオンラインゲーム事業では8月配信の「アスタタ」の収益が想定を下回ったほか、ブロックチェーン等事業は引き続き先行投資が続いた。なお、有力アニメIP案件は順調に開発が進捗、25年4月期以降の収益貢献を見込むもよう。 <3662> エイチーム 583 -52 大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は1.7億円の赤字となり、前年同期比3.8億円の損益悪化となっている。据え置きの通期計画6億円の黒字、前期比10.3%増に対して、想定以上に低調なスタートと捉えられている。送客制限の影響と自動車関連事業の広告宣伝費増加でライフスタイルサポート事業が減益となったほか、既存タイトルのダウントレンドによってエンターテインメント事業の損失幅も拡大。 <1433> ベステラ 1067 +67 大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1億円で前年同期0.07億円から急拡大、上半期は赤字転落で通期予想を大幅下方修正していたことから、想定以上の収益改善と捉えられている。工事受注量の増加によって大幅増収、第3四半期会計期間、累計期間ともに過去最高売上高となっているようだ。電力・製鉄・石油業界で大型工事の受注があり、受注残高も高水準のもよう。
関連銘柄 10件
1433 東証プライム
977
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 8,783百万円
プラント解体工事会社。工場やタンク等のプラント解体工事を手掛ける。特許工法を多数保有。人材サービス事業も展開。石油・石化、製鉄向け完成工事高比率が高い。中計では26.1期営業利益12億円以上目標。 記:2024/10/22
2163 東証プライム
1,906
11/25 15:30
-12(%)
時価総額 20,257百万円
設計開発系の技術者派遣が主力。業務請負・受託等も手掛ける。業種別では輸送用機器、電気機器向け売上比率が高い。ホンダやニコン、ボッシュなどが主要取引先。技術者派遣事業は技術者数が増加。稼働率は高水準。 記:2024/10/22
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
3,260
11/25 15:30
-40(%)
時価総額 37,888百万円
全品均一価格の焼鳥屋(居酒屋)チェーン「鳥貴族」を展開。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」等も。グループ店舗数は1100店舗超。配当性向20%以上目安。トリキアプリのDL数は86万DL超。 記:2024/10/08
3498 東証プライム
12,860
11/25 15:30
+250(%)
時価総額 126,800百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を手掛ける。ホテルは「fav」等のブランドを展開。29.8期当期純利益500億円目標。事業の多角化、事業規模の大型化図る。 記:2024/10/24
3662 東証プライム
649
11/25 15:30
+1(%)
時価総額 12,843百万円
引越し比較・予約サイト「引越し侍」、車査定・車買取サイト「ナビクル」等の運営を行うライフスタイルサポート事業が主力。ゲームアプリの運営、EC事業等も。M&Aでデジタルマーケティング領域を強化図る。 記:2024/08/23
3843 東証プライム
1,394
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 32,639百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
3903 東証プライム
381
11/25 15:30
-1(%)
時価総額 18,848百万円
モバイルオンラインゲーム制作会社。自社オリジナルや他社IPを活用したゲームの開発・運用で成長。OSHIトークン等のブロックチェーン等事業も。アスタータタリクスは24年9月末で運用終了。コスト最適化図る。 記:2024/10/25
4382 東証スタンダード
1,002
11/25 15:30
+1(%)
時価総額 15,056百万円
AI関連ソリューションの提供、SaaS導入支援、将棋ウォーズ等のAI/DX事業、AI Security事業を手掛ける。リカーリング売上比率は6割超。「HEROZ ASK」など新規プロダクトに先行投資。 記:2024/10/25
9678 東証プライム
2,796
11/25 15:30
+18(%)
時価総額 108,323百万円
建設機械レンタル大手。北海道札幌市に本社。地盤改良など土木向けに強み。鉄鋼関連事業、情報関連事業等も手掛ける。レンタルアイテム数は約62万点。レンタル単価の適正化、資産稼働率の向上などに取り組む。 記:2024/10/24