マーケット
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
42,156.97
-173.18
暗号資産
FISCO BTC Index
10/2 23:21:38
8,971,440
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株に資金が向かいやすい~

2024/3/27 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株に資金が向かいやすい~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■バリュー株に資金が向かいやすい ■北陸電力、24/3上方修正 営業利益 1000億円←750億円 ■前場の注目材料:三菱HCキャピタル<8593>主要リース8社で、リース品の共同回収で実証 ■バリュー株に資金が向かいやすい 27日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。26日の米国市場は、NYダウが31ドル安、ナスダックは68ポイント安だった。2月の米耐久財受注額が予想を上回ったことから、ソフトランディングへの期待が高まり、買い先行で始まった。しかし、終盤にかけては月末・四半期末を控えた持ち高調整の売りが優勢となり、下落に転じた。エヌビディアなど半導体株の一角が軟調だったことも、センチメントを冷ます格好になったようだ。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比80円高の40270円、円相場は1ドル151円50銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時40190円まで売られた後は、リバウンドの流れとなり、一時40490円まで買われた。ただし、終盤にかけて米国市場が弱含みとなった影響もあり、上げ幅を縮めていた。東京市場も米国同様、期末要因による需給が中心になるなか、配当志向の物色に向かわせる半面、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへは利益を確定される動きになりそうだ。 また、円相場は1ドル=151円半ばと円安に振れて推移していることから、輸出関連株などへも資金が向かいやすいと考えられる。なお、本日は3月決算期末の権利付き最終日となるため、バリュー株に資金が向かいやすい一方で、高配当銘柄で買われていた銘柄へは、いったん利益を確定させ、配当落ち後に再度参入するといった動きも意識されやすいだろう。また、配当再投資に伴う先物への買い需要への期待が下支えとなるなか、下値の堅さが意識されそうだ。 さらに、明日の権利落ちで実質新年度相場入りとなることから、新NISA効果など新規資金流入への期待も高まりやすいところである。そのため、配当志向の物色が中心とはいえ、新年度入りを想定したハイテク株への押し目待ち狙いの買い意欲も強そうである。なお、明日の配当落ち分は、約260円ほどと予想されている。日経平均株は配当落ち分を考慮し、40300円辺りでの底堅さが見られれば、権利落ち後も4万円が支持線として意識されることになる。 ■北陸電力、24/3上方修正 営業利益 1000億円←750億円 北陸電力<9505>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を750億円から1000憶円に上方修正した。水力発受電量の増加に伴う利益面での好転を反映した。純利益に関しては能登半島地震による設備復旧費用などが未確定のため未定としている。売上高は2%減の8050億円とする従来予想を据え置いた。 ■前場の注目材料 ・1ドル=151.50-60円 ・シカゴ日経先物は上昇(40270、大阪比+80) ・米長期金利は低下 ・3月期末前の高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・三菱HCキャピタル<8593>主要リース8社で、リース品の共同回収で実証 ・三菱電機<6503>7年9000億円投資、グリーン関連研究加速 ・ニチコン<6996>滋賀に生産拠点、京セラ系から取得、エネ・環境関連拡大 ・住友商事<8053>米機材レンタル買収、政府支援で建設需要増 ・兼松<8020>新中計、DX関連に400億円投資、ICTに軸足 ・ENEOSHD<5020>JX石油開発、マレーシアでのガス田群権益取得、操業協定締結 ・さくらインターネット<3778>双日と、画像処理半導体で提携、生成AI向け ・サンデン<6444>CO2半減コンプレッサー生産、北米大型車向け供給 ・THK<6481>ユニバーサルロボが、ならいハンドを認証、「UR+」製品に ・三機工業<1961>建設向けシステム開発、高度な技術計算自動化 ・TDK<6762>静電容量2倍超の電動車向けMLCC追加 ・NEC<6701>電子カルテに生成AI、医療文書の作成支援 ・池上通信機<6771>放送システム機器の新棟建設 ・富士フイルムHD<4901>BI、複合機部品の生産性2倍、全員参加型DXでライン構築 ・ヒロセ電機<6806>盛岡に新拠点、コネクター生産技術開発 ・東京ガス<9531>住商と、英製メガワット級PEM型水電解装置を導入 ・JFEHD<5411>JFEスチールと日立、冷間圧延の問題解決サービス、歩留まり改善 ・AGC<5201>太陽光パネルのカバーガラス再生、フロート板製造に成功 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00 田村日銀審議委員あいさつ(午後会見予定) <海外> ・09:30 豪・2月消費者物価指数(前年比予想:+3.5%、1月:+3.4%) ・10:30 中・1-2月工業企業利益(12月:前年比-2.3%) 《ST》
関連銘柄 19件
1961 東証プライム
2,410
10/2 15:00
-30(%)
時価総額 140,168百万円
三井系列の設備工事会社。ビルや工場の空調・給排水設備工事に強み。プラント設備工事も。24.3期3Q累計は豊富な受注残をこなして好調。受注も堅調で23年末受注残は22年度比9%増の2260億円となおも豊富。 記:2024/04/12
3778 東証プライム
4,375
10/2 15:00
-135(%)
時価総額 164,592百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
3,670
10/2 15:00
-53(%)
時価総額 4,565,029百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5020 東証プライム
802
10/2 15:00
+13.7(%)
時価総額 2,590,687百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5201 東証プライム
4,684
10/2 15:00
-1(%)
時価総額 1,065,334百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5411 東証プライム
1,941
10/2 15:00
+7(%)
時価総額 1,192,624百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6444 東証スタンダード
149
10/2 15:00
+1(%)
時価総額 16,642百万円
自動車機器メーカー。カーエアコン用コンプレッサに強み。中国ハイセンス系傘下。高耐久仕様コンプレッサーの生産を開始。自動車生産台数の改善等により、23.12期通期は増収。24.12期は小幅増収見通し。 記:2024/04/14
6481 東証プライム
2,511
10/2 15:00
-52(%)
時価総額 326,071百万円
機械要素部品メーカー。直動案内部品「LMガイド」、ボールスプライン、ボールねじ等を手掛ける。LMガイドは世界トップシェア。免震装置等も。配当性向は30%基本。グローバル展開等で製品市場の拡大を図る。 記:2024/08/10
6503 東証プライム
2,362
10/2 15:00
+2.5(%)
時価総額 5,071,691百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
13,950
10/2 15:00
-350(%)
時価総額 3,806,258百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6762 東証プライム
1,847.5
10/2 15:00
-100(%)
時価総額 3,591,281百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6771 東証スタンダード
679
10/2 15:00
-2(%)
時価総額 4,947百万円
ビデオカメラやモニター・伝送機器などが主力の業務用放送機器メーカー。放送用機器はエミー賞を複数回受賞するなど世界的。北米地域では医療用カメラの販売が伸長。24.3期3Qは黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
6806 東証プライム
18,125
10/2 15:00
-255(%)
時価総額 674,739百万円
コネクタ専業メーカー。1937年創業。FPC用コネクタなどの多極コネクタが主力。高周波同軸コネクタなどの同軸コネクタも手掛ける。海外販売比率は7割超。中期経営計画では28.3期売上高2300億円目標。 記:2024/08/29
6996 東証プライム
975
10/2 15:00
-3(%)
時価総額 76,050百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
8020 東証プライム
2,420
10/2 15:00
-20(%)
時価総額 204,490百万円
総合商社。電子・デバイスや食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空事業を展開。官公庁向け航空機ビジネス等に強み。電子・デバイス部門は堅調。モバイル事業などが貢献。24.3期3Qは増収、2桁営業増益。 記:2024/04/13
8053 東証プライム
3,315
10/2 15:00
-3(%)
時価総額 4,148,961百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8593 東証プライム
1,018.5
10/2 15:00
-4(%)
時価総額 1,494,050百万円
三菱UFJ系列のリース大手。強固な顧客基盤に強み。21年に日立キャピタルと合併。リース料収入の増加などにより、航空部門は増益。カスタマーソリューション部門は連結除外等で横ばい。M&Aで海外展開加速へ。 記:2024/08/20
9505 東証プライム
929
10/2 15:00
+4.8(%)
時価総額 195,400百万円
北陸地盤の電力会社。富山県、石川県、福井県の北陸3県、岐阜県の一部に電力を供給。富山県富山市に本社。水力発電比率は国内トップ。バイオマス混焼比率の拡大など火力電源の脱炭素化図る。新事業領域の開拓に注力。 記:2024/08/06
9531 東証プライム
3,326
10/2 15:00
-26(%)
時価総額 1,446,394百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09