マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,124.65
+61.29
暗号資産
FISCO BTC Index
9/24 10:27:42
9,063,806
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、スズキ、アルーなど

2024/2/8 11:53 FISCO
*11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、スズキ、アルーなど 日本製鉄<5401>:3640円(+75円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計事業利益は6924億円で前年同期比9.1%減となり、通期予想は従来の7400億円から8000億円、前期比12.7%減に上方修正している。原料炭価格の下振れなどでスプレッドが想定以上に拡大のもよう。業界環境が厳しい中での上方修正をポジティブに捉える動きが先行。また、高配当利回り銘柄と位置付けられる中、年間配当金も150円から160円に引き上げられている。 テルモ<4543>:5410円(+337円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は390億円で前年同期比4.0%増となり、市場予想を若干上回る着地に。通期予想は従来の1325億円から1400億円、前期比19.3%増に上方修正している。心臓血管やメディカルケアソリューションズが好調、価格政策見直しなども奏効した。市場予想並み水準への上方修正を受けて、買い安心感が優勢となる展開に。 TOWA<6315>:7360円(-370円) 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は16.9億円で前年同期比2.2%増となり、市場予想の25億円を下振れている。スマホ、PC、民生向けなどで顧客投資の後ろ倒しがみられたもよう。一方、受注はガイダンス通りで、足元では出荷も順調に推移し、業績計画は達成可能としているようだ。ただ、株価が高値圏にある中、決算発表を契機とした利食い売りが進む展開になっているもよう。 ソフトバンクG<9984>:7259円(+641円) 大幅反発。傘下企業である英半導体設計大手アームが前日に10-12月期決算を発表、売上高は8億2400万ドルで前年同期比14%増となり、コンセンサスの7億6200万ドルを上振れ。1-3月期の売上見通しも市場予想を上回っている。スマホ市場の回復を受けて半導体開発に必要な回路設計図の収入が増加のもよう。アームは時間外取引で一時30%超の急騰となっており、含み益拡大に伴う同社の企業価値向上が意識される展開になっている。 スズキ<7269>:6704円(-531円) 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1172億円で前年同期比14.2%増となり、コンセンサス水準での着地となる。為替や売上構成変化などが増益要因となる。通期計画は4300億円で前期比22.7%増を据え置き、為替前提は円安方向に修正も、四輪販売台数計画などはやや引き下げられている。来期前半にかけてはインドの需要鈍化が想定される中、サプライズの少ない決算を受けて、目先の出尽くし感が優勢となる形に。 データHR<3628>:898円(+10円) 大幅に反発。従来未定としていた24年6月期の営業損益予想を損益トントンの0.00億円(前期実績4.98億円の赤字)と発表している。純損益予想は0.20億円の黒字(同6.64億円の赤字)とした。データヘルス計画作成支援業務の受注増に加え、新規事業のデータ利活用サービスの立ち上がりで損益が改善する見通し。第2四半期累計(23年7-12月)の営業損益は4.45億円の赤字(前年同期実績4.61億円の赤字)で着地した。 メンタルヘルスT<9218>:886円(+25円) 大幅に3日ぶり反発。23年12月期の経常利益予想(単体ベース)を従来の0.40億円から1.66億円(前期実績0.42億円)に上方修正している。子会社へのマーケティング支援に係る親子間取引でデジタルマーケティング事業の売上高が増加したことに加え、マーケティング業務の内製化で外部委託費を削減したことが寄与する見通し。連結ベースの業績予想(営業利益5.00億円、経常利益4.72億円)は据え置いた。 アルー<7043>:970円(+63円) 大幅に3日ぶり反発。23年12月期の営業利益予想を従来の0.63億円から0.85億円(前期実績2.30億円)に上方修正している。人員採用計画の一部未実行が発生したほか、業務委託費などの削減に努めた結果、販管費や一般管理費が想定よりも減少したため。アルー株は1月30日に直近高値(1140円)を付けてからは利益確定売りに押される展開が続いており、業績修正を機に押し目買いも入っているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
3628 東証グロース
490
9/20 14:49
+9(%)
時価総額 6,229百万円
データヘルス計画書作成支援サービスやジェネリック医薬品通知サービス、保健事業支援サービス等を手掛ける。広島県広島市に本社。DeNA傘下。市町村国保向けデータヘルス計画作成支援業務は受注、提供が順調。 記:2024/06/18
4543 東証プライム
2,682.5
9/20 15:00
-4(%)
時価総額 3,998,795百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
5401 東証プライム
3,186
9/20 15:00
+56(%)
時価総額 3,027,723百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6315 東証プライム
6,040
9/20 15:00
+210(%)
時価総額 151,199百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
7043 東証グロース
760
9/20 14:31
±0(%)
時価総額 1,941百万円
階級別研修や海外派遣型研修、ビジネス英会話サービス「ALUGO」などの法人向け教育が主力。クラウド型eラーニングシステム「etudes」の提供等も。グローバル人材能力要件定義サービスの提供を開始。 記:2024/05/02
7269 東証プライム
1,591.5
9/20 15:00
+13.5(%)
時価総額 3,126,639百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
778
9/20 15:00
-6(%)
時価総額 7,650百万円
社員メンタルヘルスを支援する企業向けクラウドを展開。産業医との連携に強み。医師向け転職支援も。看護補助者の人材派遣子会社が貢献。企業のメンタルヘルスへの需要が高まっており業績は堅調推移の見通し。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17