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後場に注目すべき3つのポイント~金融イベント前に模様眺めムード強い

2023/10/31 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~金融イベント前に模様眺めムード強い 31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅続落、金融イベント前に模様眺めムード強い ・ドル・円は小じっかり、日銀政策にらみ ・値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は小幅続落、金融イベント前に模様眺めムード強い 日経平均は小幅続落。47.52円安の30649.44円(出来高概算8億2023万株)で前場の取引を終えている。 30日の米国株式市場のダウ平均は511.37ドル高(+1.58%)、S&P500は49.45ポイント高(+1.20%)、ナスダック総合指数は146.47ポイント高(+1.16%)とそれぞれ上昇した。イスラエルによるガザ地上戦作戦が慎重に進められているとの判断から脅威が緩和し、買戻しが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が、今週開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送り観測を受けて、終日堅調な相場展開だった。一方、東京市場は日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードが強く、日経平均は前日比2円安の30694.96円とほぼ横ばいでスタート。目立った動きがなく前場を終えた。 個別では、日銀の長期金利上限柔軟化の報道を受け三菱UFJ<8306>が反発したほか、あおぞら銀行<8304>、りそなHD<8308>、群馬銀行<8334>など銀行株が上昇。そのほか、アンリツ<6754>、明電舎<6508>、日本新薬<4516>、ストライク<6196>、さくらインターネット<3778>などが値上がり率上位に並んだ。東証スタンダードでは、アトラG<6029>、東証グロースではアクアライン<6173>が上昇した。 一方、マクニカHD<3132>、ポーラ・オルビスHD<4927>、パナソニックHD<6752>、山洋電気<6516>、トランコム<9058>などが下落したほか、東証スタンダードではオルトプラス<3672>、田中化学研究所<4080>、エイケン工業<7265>、マキヤ<9890>、植松商会<9914>、東証グロースではアマナ<2402>、アジャイル<6573>などが下落した。 セクターでは、銀行業、保険業、小売業を筆頭に上昇。一方、輸送用機器、電気・ガス業、機械を筆頭に下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は55%、対して値下がり銘柄は42%となっている。 昨晩、日本経済新聞社が本日の金融政策決定会合で1%を超える金利上昇を容認する案が有力と報道し、ドル・円は一時1ドル=148円台まで円高方向に振れた。本日の国内債券市場は長期金利が一時0.955%と高水準を更新し、政策修正へ構える格好となっている。金融政策に大幅な変更はないとみられているが、イールドカーブコントロール再修正に関する議論についてどのような内容になるか関心が高まっている。本日の大引け後に植田総裁の記者会見が行われるため、後場もこの会見を見極めたいとして積極的な売買は控えられそうだ。本日も決算関連で好悪材料入り混じっており、一方向に相場が傾くことは想定しづらい。 ただ、「ハロウィンに株を買え」と投資格言もあるが、昨日は押し目待ち狙いの買いや重要イベント前の先回り的な買いも見られ、日本株の底打ち期待は根強いよう。一方で、寄り付き前に発表された経済指標では、失業率、有効求人倍率など9月の雇用関連指標ではほぼ市場予想通りであったが、9月鉱工業生産(速報値)は予想を大幅に下回る前月比+0.2%上昇だった。市場コンセンサスでは2.5%程度の上昇を見込んでおり、金利上昇により設備投資を控える企業姿勢もかいま見える。また、中国政府版の製造業購買担当者景気指数(PMI)が2か月ぶりに好・不況の分かれ目となる50を下回っており、これを受けてハンセン指数は下落している。植田総裁の発言内容次第ではどちらにも転びやすい局面ではありそうだ。 ■ドル・円は小じっかり、日銀政策にらみ 31日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、149円02銭から149円55銭まで値を上げた。前日海外市場で低下した米10年債利回りがやや持ち直し、ドル買いに振れた。一方、日銀の政策決定を前に調整によるドル買い・円売りも観測された。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円02銭から149円55銭、ユーロ・円は158円20銭から158円60銭、ユーロ・ドルは1.0595ドルから1.0617ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・アクアライン<6173>、アンリツ<6754>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・9月失業率:2.6%(予想:2.6%、8月:2.7%) ・日・9月有効求人倍率:1.29倍(予想:1.29倍、8月:1.29倍) ・日・9月鉱工業生産:前月比+0.2%(予想:+2.5%、8月:-0.7%) ・中・10月製造業PMI:49.5(予想:50.2、9月:50.2) ・中・10月非製造業PMI:50.6(予想:52.0、9月:51.7) 【要人発言】 ・日銀(報道) 「連続指し値オペの運用などを改めることを検討」 「31日開催の金融政策決定会合で長短金利操作の再修正を議論へ」 「現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、1%を超える金利上昇を容認する案が有力」 <国内> ・15:30 植田日銀総裁会見 <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC、11月1日まで) 《CS》
関連銘柄 25件
2402 東証グロース
44
1/26 15:00
-4(%)
時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
1,755.5
12/23 15:30
+31(%)
時価総額 320,505百万円
半導体や電子部品、ネットワーク関連商品などを扱う専門商社「マクニカ」を中核とする持株会社。アナログ、その他標準ICなど集積回路の売上比率が高い。集積回路及び電子デバイスその他事業ではシェア拡大見込む。 記:2024/09/03
3672 東証スタンダード
73
12/23 15:30
-5(%)
時価総額 1,433百万円
ソーシャルゲームの企画・開発、運営を行う。運営タイトルは「ヒプノシスマイク」など。ゲーム支援事業なども手掛ける。他社タイトル等の開発受託、運営受託の拡大進める。ゲーム人材派遣は低調。継続前提に疑義注記。 記:2024/11/11
3778 東証プライム
4,285
12/23 15:30
+30(%)
時価総額 179,503百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。さくらのクラウド、さくらの専用サーバなどを展開。GPUクラウドサービス売上、クラウドサービス売上は順調に成長。 記:2024/11/09
4080 東証スタンダード
460
12/23 15:30
-15(%)
時価総額 14,965百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。福井県福井市に本社。生産能力は年間約5万トン。既存顧客への拡販などに取り組む。 記:2024/10/21
4516 東証プライム
3,849
12/23 15:30
-334(%)
時価総額 270,396百万円
中堅製薬メーカー。1919年創立。泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患、婦人科が注力領域。サプリメントなど機能食品事業も。中計では29.3期営業利益300億円目標。成長ドライバーの育成などに取り組む。 記:2024/11/27
1,450.5
12/23 15:30
-13(%)
時価総額 332,362百万円
1929年創業の化粧品メーカー「ポーラ」、スキンケア中心の「オルビス」などを傘下に収める持株会社。ジュリーク、スリーなどのブランドも展開。ポーラブランドではエイジングケア、美白中心に高機能商品を投入。 記:2024/09/02
6029 東証スタンダード
140
12/23 15:30
-4(%)
時価総額 1,440百万円
鍼灸接骨院「ほねつぎ」をチェーン展開。機材・消耗品販売、療養費請求代行サービス、モバイル集客予約システム等も手掛ける。ほねつぎチェーンの加盟院の増加に注力。プーマランニングハウスに水素ガス発生装置を提供。 記:2024/10/22
6173 東証グロース
291
12/23 15:30
-3(%)
時価総額 1,085百万円
水道職人コンサル等の水まわりサービス支援事業、自社製ミネラルウォーターの販売等を行うミネラルウォーター事業が柱。広告メディア事業も手掛ける。水まわりサービス支援事業では加盟店支援体制の強化を図る。 記:2024/10/26
6196 東証プライム
3,600
12/23 15:30
-5(%)
時価総額 69,674百万円
独立系M&A仲介会社。小型・中型案件に特化。M&Aプラットフォーム「SMART」やM&A情報発信サイト「M&A Online」の運営等も。金融機関との提携等でM&A支援体制を強化。積極的な人材採用進める。 記:2024/07/02
6508 東証プライム
4,340
12/23 15:30
-5(%)
時価総額 197,592百万円
中堅重電メーカー。1897年創業。変電・配電システムや発電システム、電鉄用システム、上下水道プラント用設備、半導体製造分野向け機器を手掛ける。電力インフラ事業は順調。変電事業はシンガポール市場で需要旺盛。 記:2024/11/26
6516 東証プライム
8,630
12/23 15:30
+160(%)
時価総額 111,948百万円
冷却ファン、無停電電源装置、サーボモータの生産・販売等を行う。1927年創業。電気機器販売事業、電気工事事業等も手掛ける。日本、フィリピンなどに生産拠点。高性能、高信頼製品の製造・販売などに注力。 記:2024/09/02
80
12/23 15:30
-2(%)
時価総額 1,959百万円
アンバサダーマーケティング事業、SNSアカウント運用サービス事業が主力。インフルエンサーマーケティングや健康美容機器の販売等も行う。顧客基盤の拡大、アンバサダープログラムのサービス拡充などに注力。 記:2024/10/25
1,619
12/23 15:30
+31(%)
時価総額 3,973,748百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6754 東証プライム
1,351
12/23 15:30
+40.5(%)
時価総額 183,562百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。ネットワーク高速化向け測定需要は順調。27.3期売上高1400億円目標。 記:2024/11/26
6857 東証プライム
9,000
12/23 15:30
+391(%)
時価総額 6,895,269百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7265 東証スタンダード
3,025
12/23 15:30
±0(%)
時価総額 3,751百万円
自動車等の内燃機関用フィルタエレメント、産業機械用・産業用特殊フィルタなどの製造・販売を行う。静岡県御前崎市に本社。厨房機器用バーナ等も手掛ける。大型車用フィルター、高性能オイルフィルターなどを拡販。 記:2024/08/19
8035 東証プライム
23,605
12/23 15:30
+305(%)
時価総額 11,132,897百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8304 東証プライム
2,422.5
12/23 15:30
-2(%)
時価総額 338,639百万円
旧日本債券信用銀行。レバレッジドファイナンスや不動産ファイナンス、エクイティ投資、環境ファイナンス等を手掛ける。大和証券グループ本社と資本業務提携。国内外向け貸出は増加。総資産は7兆6000億円超。 記:2024/07/01
1,800
12/23 15:30
+27(%)
時価総額 23,907,591百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8308 東証プライム
1,127.5
12/23 15:30
+21(%)
時価総額 2,707,105百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。埼玉りそな銀行、関西みらい銀行なども傘下に持つ。収益・コスト構造改革の加速図る。26.3期当期純利益1700億円目標。 記:2024/10/28
8334 東証プライム
1,076
12/23 15:30
+6(%)
時価総額 458,255百万円
群馬県地盤の地方銀行。1932年設立。預金、貸出金で県内シェアトップ。ぐんぎん証券、ぐんぎんリースなどを傘下に持つ。総資産は10兆円超。株主還元率40%目安。顧客接点拡充に向けたチャネル改革等に取り組む。 記:2024/11/10
9058 東証プライム
10,250
12/23 15:30
±0(%)
時価総額 105,821百万円
輸送マッチングサービス、物流センター構築運営サービスを柱とする総合物流企業。生産請負・人材派遣サービス等も手掛ける。物流情報サービス事業では取引の適正化図る。MBOの成立により、同社株は上場廃止へ。 記:2024/11/10
9890 東証スタンダード
996
12/23 15:30
+2(%)
時価総額 10,498百万円
静岡県地盤にディスカウントストア「エスポット」、食料品スーパー「ポテト」などを展開。1895年創業。FCで業務スーパー、ダイソーなども。値引・廃棄ロス率は改善。ネットモール、リアル店舗の販路拡大図る。 記:2024/11/11
9914 東証スタンダード
930
12/23 14:32
-1(%)
時価総額 2,176百万円
東北地盤の機械工具専門商社。宮城県仙台市に本社。金属工作機械、切削工具、作業工具、原動機、油・空圧機器、コンプレッサー、軸受等を取り扱う。加工品、メンテナンスビジネスに強み。仕入改革・経費節減図る。 記:2024/10/06